特に好意が無い相手から告白された時の振り方って難しいよね?
難しいね。
頭の中で思っていることをそのまま口に出してはいけないからね。
告白された時ってどう断れば良いんだろ。
今まで異性にモテてきた人、特定の異性から猛烈にアプローチされたことがある人は告白された経験があると思います。
告白してきた相手のことが好きであれば、そのまま簡単に「はい」と返事をするだけで良いですが、それほど仲良くなかったり、まだ顔すら覚えていない人だったり、友達として仲良くしてきた人だったりと恋人候補として見ることができない人にも告白されることがあります。
その際にはどのような振り方が最適なのでしょうか?
この記事では、「好きではない人から告白された時の上手な断り方」について僕の周りの意見も含めて書いていきます。
告白された時の断り方で相手に与える印象が異なる
告白されたことがある方は、好きな相手からの告白であれば、うれしいし、テンションが上がり既に答えが決まっています。
その場合は、何も考えずに「OKサイン」を出すだけなので、告白された時の振り方等考えなくても良いです。
しかし、異性から告白されるということはあなた自身が魅力的である証拠で、好きな相手だけではなく、不特定多数の異性から告白されることは珍しくありません。
無駄になるかもしれませんが、好きではない人から告白された際の断り方・振り方について考えておいた方がいざその場面になった時に対応を誤らなくて済みます。
好きな相手からの告白は徐々に仲良くなって、距離を縮めて行って、告白されるかもしれないと思いながら過ごしている中で告白されることが多いため、告白される準備ができています。
一方、自分が好きではない相手からの告白は突然なことが多く、振るにしても十分にとるべき言動を考える時間が無い内に、結論を出さなければならない状況に追い込まれます。
その際に、振るという結果は変わらないにしても、振り方次第で相手が好印象を持ったまま潔く離れて行くこともあれば、再度告白してきたり、相手を不快にした結果、思わぬトラブルに巻き込まれたりする恐れがあります。
どうせ振るなら、相手が気持ち良い状態できっぱり諦めてくれる方が良いですよね?
告白の上手な断り方をよく考えよう
告白してきた相手が仲が良い人であれ、特段接した回数が少ない人であれ、自分の心の中にある本当の気持ちをさらけ出してしまうと、相手を傷つけるばかりではなく、逆恨みされたり、悪いうわさを流されたりと何かとトラブルに発展することがあります。
この時に、ポイントを押さえた振り方ができれば、面倒なトラブルに巻き込まれることなく、相手を諦めさせることができます。
どんな振り方をするにしても、告白を断る原因を「相手の問題」にするのではなく、「自分の問題」にすることが上手く告白を振る時のポイントです。
「自分の問題」であることを強調すると、相手は救われますし、納得して諦めてくれる可能性が高まります。
もし、振る原因を「相手の問題」にしてしまうと、相手を傷つけるだけではなく、「その部分を改善すれば大丈夫」のように都合の良い解釈をされ、何度も告白を振る羽目になりかねません。
自分のためにも相手のためにも、告白を振る時ははっきりと断るようにしましょう。
告白された時の断り方で抑えるべきポイント
どんな相手にせよ、告白という勇気を振り絞って自分の心の内をさらけ出してきた行動に対し、いい加減な返事をしてしまうのは相手に失礼なため、お勧めできません。
振るという結果になった以上、相手の真剣さと向き合い、きちんと対応してあげないと相手が浮かばれません。
できるだけ相手が気持ちよく次の恋愛に挑戦できるよう、後押しすることができれば、あなたは一人の人間として立派だし、今後も良い人から好きになってもらえるほど内面に魅力を秘めていると言えます。
これから告白を振る時に押さえるべきポイントを見ていきます。
まずは「ありがとう」と感謝の気持ちを伝える
まずは、相手が勇気を出して本心を言ってくれたことと、こんな自分のことを好きになってくれたことに対する感謝の気持ちを伝えましょう。
告白は思い立った時にほいほいとするものではなく、相手があなたのことを思い、悩み、毎日不安な夜を過ごしながらもこのままではいけない、恋人になってもらいたいくらい好きという気持ちが積もり積もった結果、告白に至っているのです。
また、告白前に告白場所の選定や言葉選び等に時間をかける人が多く、人によっては寝る時間を惜しんですら、告白成功確率をできるだけ高めようと努力している人もいます。
いずれにしても、何かしら相手が努力していることには変わりないため、そんな相手にはきちんと感謝の気持ちを伝え、いったん肩の荷をほどいてあげましょう。
たとえ振られるとしても、感謝の言葉を伝えられただけで、今までの自分の努力を認められているような感覚になるよね。
「ありがとう」と言うことでこれから結論を出すという合図にもなるよね。
相手はいきなり結論を聞くよりは、回答を聞く準備ができてからの方が素直に受け入れられるよね。
「ごめんなさい」から始まる結論を先に言う
人によって意見が分かれるかもしれませんが、結論から言ってあげたほうが分かりやすいです。
人の心情的に、相手と少しでも仲が良かったら、相手を傷つけたくないため、結論の前にいろいろなクッションを置いてなるべく相手が傷つかないような選択肢を取ります。
そのため、結論が後になればなるほど、振っている事実には変わりはありませんが、振る前の言葉に影響されて、振られたとは感じづらくなってしまい、「結局どうなの?」「今はダメだけど今後可能性があるの?」とあなたの意志とは異なった解釈をされることがあります。
相手が勘違いしないように、勇気を出して、はっきりと結論から伝えましょう。
誤解されると後から面倒くさいことになることがあるから、それを防ぐためにもしっかり最初に結論を言ったほうが良いね。
私は以前これで失敗したからね。
絶対に結論は一番先に言うべきだね。
告白から返事まで時間を空けない
告白されたら、できるだけ時間を置かずに返事をするようにしましょう。
告白された側は断るという相手を傷つける行動をすることが分かっているため、罪悪感から回答を先延ばしにしてしまう気持ちは分かります。
しかし、告白した方は返事が来るまでの間、ずっと心が落ち着かず、何も手につかないくらい告白の返事が気になりふわふわした状態になっており、余りに期間が空いてしまうと、「告白したことを忘れられたのかな?」と思い、二度目の告白をしてくることもあります。
告白された側は相手のことを考えて、返事が決まったら速やかに伝えるようにしましょう。
告白から返事までの期間が空くほど、相手は「もしかしたら迷っているのかも」と思い、さらなるアプローチをしてきたりと相手に期待をさせてしまいます。
どうせ相手を傷つけることが分かっているのであれば、相手に期待させ、さらに傷つけることがないように、時間を空けずに返事をしましょう。
告白の返事が遅かったら、その期間中は期待と不安が織り交ざった感情に支配されるんだよ。
さすがに返事が長すぎると断られることを予測はするよね。
精一杯勇気を出してくれた相手には、精一杯の気持ちや態度で応えないといけないね。
その一つの方法が自分の気持ちが決まった段階で返事をすることだね。
今後の関係性について言及する
個人的に、告白されて振った時に今後の関係性にまで言及できる人は少ないと思っています。
振られた側は少なくともショックを受けていて、放心状態である可能性が高いため、今後のことを考えられないことが多いです。
特に振った相手が今後関わる可能性が無い場合は、今後の関係性に言及する必要はありませんが、仲が良い友人だったり、会社の同僚だったりと今後もお付き合いをしていきたい、していかなければならない関係性の場合は、今後の関係性について話し合った方が良いです。
ではないと、あなたも相手も気まずくなり、変に距離ができてしまい、周りに気遣われることもあります。
恋人にはなれないけど、今後も良い関係を構築していきたいのなら、「友達としてこれからも頼りにしているし、仲良くしたいな。」や「切磋琢磨し合える同僚として、一緒に過ごしたいな」など最終的には、相手に決定権を与えつつも、相手が立ち直りやすく、気まずくならないように明るく前向きな言葉をかけてあげましょう。
告白を振られるということは今後相手と今以上の関係性になることはないということになるよね。
だからこそ、振られた側は「もう終わりだ」と思ってしまうよね。
振った側は責任をもって、何とか今までの関係に戻れるように調整してあげなきゃね。
そこをうまく切り抜ければ、今までと変わらない関係性に戻れることもあるよ。
振った後のフォローを入れる
振られた側は相手のことが好きであるほど、大きなショックを受け、立ち直るまでに時間がかかります。
仮にも自分のことを思って、告白までしてくれた人なのだから、例え、相手に関心が全くなくても、嫌いであっても振った後には必ずフォローを入れるようにしましょう。
フォローの例は以下の通りです。
- ○○さんの△△なところ本当に素敵だし、絶対に次に好きになった人とはうまくいくよ
- 今まで○○さんのような人はいなかったから、本当に迷ったんだけど、魅力的だし私とか目じゃないくらいの良い異性とうまくいくよ
このようにただ振るだけではなく、相手をプラスの感情にすることで振られた側の辛さを軽減し、振った側も罪悪感が小さくなるとウィンウィンの効果が得られます。
振った側がせめてもの償いでやるべきことだよね。
うまくフォローすると慰めになるけど、下手なフォローは却って相手に惨めさを感じさせるから難しいね。
でも、フォローしないよりかは気持ちが伝わる分良いかもしれないね。
振る理由を正直に言わない
告白してきた相手を振る時の理由は人それぞれですが、多くの場合思っていることをそのまま口に出してしまうと、相手に深い傷を負わせることになります。
なぜ告白を振る時に慎重にならないといけないかというと、振り方次第で相手に逆恨みされたり、あること無いことを周りに言いふらされたりと、あなたに被害が及ぶ可能性があるからです。
自分の身を守るためにも、相手を傷つける言葉は避け、オブラートに包みながらも、相手が今後の可能性に期待しないようにしっかりと振りましょう。
振り方を間違えると、トラブルに巻き込まれる可能性があるから注意が必要なんだよね。
本当の気持ちを言ってしまうと、辛辣になることが多いから表現を柔らかくした方が良いよね。
NGな告白の断り方
告白してきた相手によって、断る際の相手に対する思いやりが気遣いが異なるのは当たり前ですが、全く興味関心が無い相手の場合でも、やってはいけない告白の振り方があります。
また、自分の言動によって今後の自分の可能性を狭めたり、相手に諦めなかったらまだいけるかもしれないと思わせたりする可能性があるため、NGな断り方をしないようにしましょう。
今から説明する項目に当てはまっている場合は、今後は改善して、完璧に告白を振れるようにしましょう。
恋人を作る気が無い
相手を傷つけないようにするために、「今は誰とも付き合う気はないし、恋人を作る気もない」と言ってしまえば、相手も自分に非があるわけでは無いと思い、納得して諦めてくれることが多いです。
しかし、告白を振る時は問題なくても、問題は振った後に出てきます。
恋人を作る気が無いと宣言してしまった以上、間近で好きな人ができたり、その当時好きだった人に告白されたとしても本当はすぐに「OK」と言いたいところですが、迷うことになると思います。
全く気にせずに付き合っても良いですが、振った相手に嘘つきだとレッテルを貼られ、嫌がらせを受けることもあります。
恋人を作る気が無いといった以上、振られた側もタイミングが悪かっただけだと思いますが、直ぐに恋人を作ってしまうと、自分の告白に対して誠実に回答してくれなかったことが鼻につき、考えられないような行動をとることもあります。
相手の真剣な告白には、その場凌ぎの言葉ではなく、自分の言葉に責任をもって返事をするようにしましょう。
振る時は楽だけど、振った後がきつくなるね。
告白を振るって難しいね。
相手を無駄に傷つける
仲が良い人や異性として好意がある人に告白されたけど、もっと好きな人がいる場合は、告白を振ることになりますが、情が混じるため、相手を傷つけないように、言葉を選びながら丁寧に紳士的な断り方をするはずです。
しかし、それほど仲良くもない、面識もそれほどない相手だった場合は、ついつい言葉がきつくなってしまうことがあります。
告白を振られたことで多少相手はショックを受けていますので、その上にさらに傷口に塩を塗るような行為は控えましょう。
人は今まで経験したことのない悲しみに暮れた時に、どういう行動をとるか本人にも分からないため、危険にさらされることがあります。
相手を傷つけてしまう振り方(言葉)例を以下に記載します。
- 外見が好みでは無い
- 生理的に無理
この言葉を振られた理由に言われた場合は本人は曖昧過ぎてどうしようもないし、今後どうすれば良いかも分かりません。
心の中ではこのように思っていても、実際に言葉に出さないようにしましょう。
追撃されると、頭が真っ白になるよね。
相手も自分と同じ人だから、自分がされたら嫌なことはしないようにしよう。
相手に期待させるような曖昧な断り方
告白を振る際に、相手を傷つけないように「もし○○さんがこれからも好きでいてくれるなら…」のようにどっちつかずの断り方をしてしまうと、相手によっては断りではなく、自分の努力次第でどうにかなるものだと思ってしまうことがあります。
本当に可能性があるならまだしも、その時点で可能性が0なら、相手のことを考えてしっかりと振ってあげることが大事です。
なぜなら、付き合える可能性が無いのに、相手の時間や努力をさせ弄ぶことにつながるからです。
また、曖昧な断り方をすると、何度も告白して押せばOKをもらえるのではないかと思われてしまい、その度に何度も振るという相手もあなたも無駄に傷つけ合うことになります。
希望を持たせたら、やっぱり諦めない人は何度も挑戦してくるよね。
でも、可能性が0だったら、曖昧にせずにはっきりと断るべきだよ。
理由を添えず、結論のみ
結論のみで理由を言われなかった場合は、相手は「なぜダメだったんだろう」と思い、気持ちの整理をつけられないまま悩むことになります。
人はなるべく自分が傷つかないようにするために、自分にとって都合の良い理由を探し、それだと決めつけてしまう性質があります。
そのため、振られた原因は「自分が○○だから」だと思い込み、それを努力で解決できれば、きっと告白をOKしてもらえるに違いないと思い、相手に成功するかもしれないという可能性を残してしまいます。
そうならないように、結論だけではなく、きちんと振る理由を明確にして伝えてあげましょう。
努力すれば何とかなると思いたいからこそ、勘違いしてしまうんだよね。
振った側は何とも思っていないのに、振られた側は必死に頑張っていたら、切ないよね。
茶化したり、笑いに変えて真摯に向き合わない
告白してきた相手がそれほど仲良くない場合は、きちんと断ることができたとしても、かなり仲が良い相手の場合は、気まずいため、なんとか笑いに持っていき、雰囲気を和ませたいと思ってしまいます。
しかし、告白した側はそんなことを求めておらず、真剣な告白には真剣に答えてもらいたいと思っています。
あなたが良いと思って、茶化したり、笑いに変えたりする行動は相手にとっては誠実に向き合ってくれない、自分が勇気を振り絞った行動を馬鹿にされていると感じてしまうことがあり、今後の関係性にも影響してくるかもしれません。
どんなに仲が良かったとしても、告白には誠実にまじめに答えるようにしましょう。
時には相手のテンションに合わせないといけないことがあるよね。
告白はその最たる例だね。
最低限真剣に考えている態度は見せないといけないね。
【状況別】告白の断り方
今まで告白を振る時に押さえるべきポイントやNGな断り方について説明してきました。
基本的には今まで紹介してきた断り方で良いですが、今後も会う可能性がある方と無い方では若干対応方法を変えないといけない場面が出てきます。
それぞれの場合について詳しく見ていきましょう。
今後も会う可能性がある方
今後も会う可能性がある方の告白を振る際は何とか円満に解決しておきたいですよね?
これらの人は今の関係が崩れることを了承済みで告白してきているのであって、振るという選択をする以上、それ以上の苦痛を与えることは望ましくありません。
例えば、○○さんに告白されたと周りに言いふらす行動などは絶対にやってはいけません。
告白してきた相手が異性として魅力的で、モテている場合は、自慢したくなる気持ちは分からないでもないですが、周りにその情報が広がってしまうと、告白した本人がそのコミュニティに居づらくなってしまいます。
また、あなたから直接聞いた情報は正しいのだろうけど、それが人伝いに伝わると、情報が歪曲されて思いもよらぬトラブルが起きてしまう可能性があります。
告白した本人はあなたに対して告白したのであって、あなた以外の人には告白した事実を知られたくないはずですなので、もし本人の耳に入ってしまうとあなたへの信頼が落ちますし、関係が悪化し、今後良好な関係でいられないことは目に見えています。
そのため、告白を振った後もお互いが良好な関係でいられるように、あなた側が配慮した行動をしなければならないのです。
これから告白を振る相手が親しい友達の場合と会社の同僚の場合について見ていきます。
親しい友達の場合
親しい友達はあなたと既に仲良くなっている状態であり、本当であれば親しいままで居たいという気持ちと今の関係のままでは無く、さらに上の特別な関係性になりたいという葛藤の末、告白という結論に至っているのです。
また、告白の結果次第であなたとの今までの関係性が壊れることも覚悟の上で、勇気を振り絞っているのです。
この場合は、相手の気持ちをじっくりと考え、今まで親しく接してきた友達に対してふさわしい回答をしてあげないと失礼ですし、今後の関係性に支障がでます。
また、あなた側も今まで仲良くしてきた友人を異性として見られないから振るという理由で関係を絶ちたくないと思っているはずです。
そのため、上で説明してきたように「ありがとう」と「ごめんなさい」、「振る理由」、「今後の関係性」について丁寧に伝え、今後の関係性については相手に判断を任せましょう。
振った側が今後の関係性について決めてしまうのは良くなく、やはり関係性が悪くなるかもしれないことを分かっていながら行動に移した相手に最後は決定権を譲るべきだと思いますし、振られた本人が決めないことには今後もぎすぎす感が残り気まずくなります。
親しい友達から告白された場合の振り方例は以下の通りです。
このように、きちんと断りを入れたうえで、今後の関係性について言及し、自分の思いを伝え最終的な判断は相手に任せるようにすることが大事です。
振るという選択をした以上は相手が自分から離れていく覚悟はしておかなければならないことですし、そうなっても仕方がないと思うしかありません。
会社の同僚の場合
基本的には親しい友達を振る際と似ていますが、異なるのは仕事に支障が出ないようにすることと、周りの人にバレないようにすることです。
大きな会社でもない限り、社内恋愛に関する噂はすぐに広まってしまいます。
噂が広まると、周りが気を遣うことで2人の関係性がより複雑になってしまい、仕事にも支障をきたすことがあります。
また、あなたと相手が仕事中に頻繁に関わらなければ良いですが、頻繁に関わる場合はきちんと告白を振る時点で決まり事まで含めておくべきです。
会社の同僚から告白された場合の振り方例は以下の通りです。
このように、仕事に支障が出ないように傷つけたプライドを修復すべく、相手を褒める言葉を入れると今後も変わらない関係で居られる可能性があります。
ここでもし、雑な振り方をしてしまったり、周りに告白されたことを言いふらしたりしてしまうと、相手がいづらくなり、退社してしまう可能性も出てきます。
そのような結果はあなたも望んでいないだろうし、それを防ぐための告白された側の努力も必要になり、考え方や気遣い能力が問われます。
今後会う可能性が無い方
今後会う可能性が無い方に告白されて振る際は、先ほどのように今後の関係性について考える必要が無いため、あなた側のイメージが下がるような振り方をしても良いです。
例えば、LINEをブロックしたり、着信拒否したりです。
わざわざ直接会って相手の落胆する表情と振る時の辛さを味わわなくても良いのです。
しかし、場合によっては、あなたの友人に悪影響が及ぶ可能性がありますので、振る相手がどんな人なのか、自分と関係がある人との関わり合いが無いかを確認したうえで、行動を変えるようにしましょう。
それでは、場面別にみていきます。
マッチングアプリや合コンで出会った場合
マッチングアプリや合コンで知り合った場合は相手に告白されるまでに複数回のデートをすることが普通です。
完全に初対面から始まるため、相手のことを知って仲良くなって、好きになるまでには相手の情報が少ない分時間がかかってしまいます。
そのため、世間では3回目のデート時に告白することが暗黙の了解になりつつあります。
しかし、初対面や2回目のデート時に告白されることもあるため、自分の気持ちが整理されていないまま結論を求められることがあります。
相手に惹かれつつもまだ好きになれていないが、今後告白を受け入れる可能性がある場合の振り方は以下の通りです。
自分とは合わないと思ったり、好みのタイプでは無く、今後告白を受け入れる可能性が0の場合の振り方は以下の通りです。
告白されるとは思っていなかったが、頭を回転させてうまく断った例です。
特に複数回会っていると相手は、少なくとも自分に好意があると思ってしまいますし、そう思わせても仕方がありません。
本来であれば、好きになれないと思った時点で会うことをやめるべきですが、相手の誘いを断れないまま会ってしまうこともあると思います。
そう言った場合に活用できる振り方です。
人に紹介された場合
この場合は、紹介してきた側とあなたが友人だったり、友人の友人のような関係性だったりする可能性が高いため、相手を傷つける振り方をしてしまうと、紹介した人の評価が下がりますし、苦言を呈されることもあります。
そのような可能性も視野に入れて、相手を傷つけない無難な振り方をしましょう。
このように丁寧に断ると、紹介してくれた人に矛先が向かずに済むため、円満に終わらせることができます。
ナンパされた場合
ナンパされた場合は、その場限りのやり取りになりますので、相手をできるだけ傷つけないようにしながらもしっかりと振るべきです。
なぜなら、ナンパする人は精神力が強く、いい加減にあしらったとしても、食い下がってくることが多いからです。
そのため、あなたとは付き合えないことと今後もその気持ちは変わらない旨を強くはっきりと伝えるようにしましょう。
このように、可能性が無いことをはっきり伝え、ナンパしているような人とは絶対に恋人にはならないと強く伝えましょう。
男性が女性から告白された時の断り方
女性から男性への告白は近年増加しており、男性のみなさんは自分が告白する側だと油断していると足元をすくわれる可能性があります。
男性は特に自分の気持ちを察してほしいと考える傾向が強いことと、女性側の落胆する姿を見たくはないことが合わさり、はっきりと自分の気持ちを伝えることができない人が多いです。
しかし、女性からの告白に対しては、はっきりと自分の気持ちを伝えるべきです。
その際に気を付けるポイントは以下の4点です。
- 勇気を出して告白してくれた女性を傷つけないために、女性の立場に立った言葉選び、今後の関係性を踏まえた振り方
- 軽めの雰囲気では無く重めの雰囲気を出して真剣さを見せる
- 振る時は結論だけでは無く、きちんと理由を述べる
- 振った後に女性が聞いてくる質問には誠心誠意に答える
女性から告白する場合は、男性側が告白してこないから自分からするしかないと思い立って告白してくることが多く、不安な気持ちや告白慣れしていない自信の無さが伺えるので、振る際は丁寧に真剣に女性と向き合うことが大事です。
女性が男性から告白された時の断り方
男性から女性への告白は多いですが、簡単な気持ちで告白しているのではなく、強い思いを持って告白していることが多いです。
男性からの告白を振る時は、はっきりと分かりやすい回答をするようにしましょう。
特に、男性には鈍感な人が多いため、女性側が分かるだろうと思って言った言葉でも、きちんと伝わっていないことが多く、女性側は振っているつもりでも、男性側は振られているとは思っていないことがあります。
そのため、鈍感な男性に対しても振っていることが分かるように伝えることができれば、どんな男性相手でも誤解されるようなことはありません。
その際に気を付けるポイントは以下の3点です。
- 男性を振る時は遠回しではなく、直線的な言葉を選択する
- OKなのか、ダメなのか、白黒をつける
- 告白から返事までの間を空けない
男性が女性に告白する時は、はっきりとした白黒がつくような回答を求めています。
遠回しな言葉や他の言葉が多くなると、結局どっちなのか分からなくなってしまいますので、OKならOK、ダメならダメとはっきり伝えましょう。
また、本当に回答に迷っているようであれば、少し時間をもらえるよう頼むのもありですが、振るのが怖いという理由から振る準備ができるまで時間を空ける選択をしてしまうと、男性側に期待させますし、振る時のハードルが上がってしまいます。
振ることが決まっていれば、苦しいですが、自分の気持ちをすべて吐き出してしまえば、相手も受け入れてくれるでしょう。
相手は当然ショックを受けますが、そこはフォローして何とか自信を取り戻し、別の恋愛へ背中を押してあげましょう。
LINEでポイントを押さえた告白の断り方
直接会っての告白だと相手の雰囲気や態度等視覚的な情報が多いため、告白の重さを実感できますが、LINEで告白された場合は、文字情報のみなので、真剣なのかどうか判断できません。
LINEで告白された場合は真面目に返信をする前に、本当に告白してきているのか確認が必要です。
そのため、告白LINEが来た後に「急にどうしたの?」や「何かあったの?」といったふうに相手の真意を試すようなLINEを送って真相を確認してみましょう。
特に、あなたと相手の仲が良い場合は、クリスマスやエイプリルフール近く等特別な記念日が近くなるほどドッキリとして告白してくることがあります。
そんな時に真剣に返してしまうと、「ドッキリだし、勘違いした?」のようにあなたの誠意を込めた返信が馬鹿にされます。
そもそも告白LINEを本気で送ってくるような人は、普段のLINEや直接会った時の会話や行動の節々から脈ありサインが出ています。
そのような方から告白LINEが来たら本気だと判断して良いし、それ以外の人から来た場合は、本気かどうか確認した方が良いです。
そして肝心な断り方ですが、相手のことを好きでは無いなら、時間を置かずに告白を振るLINEを送りましょう。
ここで注意することは、絵文字を使わないということと直線的な言葉(相手から見て心づかいが無い言葉)は避けることです。
LINEは文字情報だけで、唯一感情を表現できるのが絵文字・顔文字です。
ただし絵文字・顔文字は分かりにくいものがあるため、あなたと相手でとらえ方が異なる場合があり、もし違う意味でとらえられた場合は告白に真剣に返事をしていない、振っているのか振っていないのか分からないといった本質をも狂わせてしまう可能性があります。
そのため、誤解を招く可能性がある絵文字・顔文字は使わない方が良いです。
また、LINEはやり取りの履歴が残るので、削除でもしない限り後からいくらでも見返せます。
もちろん好きな相手とのやり取りを削除してしまう人は少ないため、告白してきた相手はあなたとのやり取りをすべて残していると考える方が無難です。
そのため、断りLINEを入れる時は、後からトラブルにならないように、振り方に注意しつつ、長文では無く、なるべく短文の中に「ありがとう」、「ごめんなさい」、「振る理由」、「今後の関係性」を入れ込みましょう。
告白の最適な断り方は相手の立場になって考えてみることで分かる
特に告白された経験が少ない方は、告白された際に振るという決断をしたもののどのように断れば良いか分からないと思います。
断り方が悪くてトラブルに発展したという情報を得ているなら、なおさら断りづらくなり相手を待たせてしまうことになります。
告白の断り方には、正解に近い無難なものが用意されてはいるものの、相手との関係性や性格、考え方が異なるため、相手によって振り方の最適解は異なります。
そのため、無理をして、他人が用意した告白の断り方を真似する必要性はありません。
そんなことよりも自分なりに相手の立場に立って、相手目線で告白を断られた時に「告白を振られたけど、告白して良かった」や「迷いなく諦められる」と思わせるような振り方ができれば、それが最適解になります。
まずは自分なりに振り方を考えてみて、分からないようであれば上で紹介したことを参考にしてみてください。
振られた側は定型文を送られるより、あなたの色がついた独特な断り方をされた方が「振られたけどうれしい、清々しい」と思います。
告白を断る際の抑えなければならないポイントは押さえつつ、あなた色に染めた断り方を確立しましょう。
告白の断り方を間違えると相手のトラウマになることがある
告白を断る際に注意が必要なのは、あなた側に被害が及ぶ可能性があることと振られた相手があなたの断り方次第で立ち直れず、トラウマになり恋愛ができなくなることがあるからです。
相手がナンパなど今後会う可能性が無い方であれば、相手の将来まで考える必要はありませんが、もし、仲が良い友達だったり、これから何度も接するような人だった場合は、振って突き放すような形になったとしても、情が出て、他の誰かと幸せになってほしいという気持ちが芽生えてきます。
告白する時は相手も振られる覚悟をしているとはいえ、実際に振られるとどうしようもないくらい落ち込みますし、立ち直るまでに時間がかかるくらい傷心します。
そこに拍車をかけるように、傷口に塩を塗る行動をしてしまうと、あなたの行動で相手が恋愛に自信を持てなくなったり、恋愛すること自体が怖くなったりとトラウマになるきっかけを作ってしまいます。
だからと言って、好きでもない相手と付き合うのは相手にも失礼なので、振る決断をしたら振った後に特に義務付けられてはいませんが、半強制的なメンタルケアが必要になります。
仮にもあなたのことを好きになってくれた人へのせめてものお礼として、「振られたけど自信がついた」、「今後も恋愛をしたい」、「恋愛ってやっぱりいいね」と思わせられれば、告白の振り方のプロと言えるのではないでしょうか?
僕と周りの経験談
僕は学生時代、女性に何度か告白されたことがあり、その時の失敗談と経験から学んで成功した体験談を書いていきます。
今回は僕の体験談だよ。
まずは失敗談から見ていきます。
特に仲が良かった女性ではありませんでしたが、会っている最中にバンバン脈ありサインを感じていましたし、会っていない時でも相手の方からLINEが毎日来て、それに返信するといった関係性でした。
学生時代の僕は、恋愛に受け身だったので、自分から告白したことは無く、告白はすべて女性からでした。
この時も相手の女性のことがそれほど好きでは無く、積極的に行動しようとしなかったため、女性側からのアプローチばかりで、ある日LINEをしている最中、告白LINEを受信しました。
僕は今まで何度か告白されてきましたが、この時が人生で初めて告白された時でした。
それゆえ、相手のことが好きでは無くお付き合いできないため、振る選択は即座にできましたが、相手を傷つけたくない感情が先行してしまい、返信を先延ばし(未読無視)してしまいました。
時間が経つほど、返事をしづらくなり、学校で一緒になった際にも気まずい雰囲気が漂い、もしかすると周りにも気づかれていたかもしれません。
結局、一週間ほど後に断りの返信をしました。
相手からは「考えてくれてありがとね」という返信が来たものの、会った時の気まずさは以前よりも大きく感じられたので、告白された瞬間からの自分の行動を振り返ってみました。
すると、すべての行動が自分本位で相手を気遣っているようで、実は自分が傷つかないことを第一優先にした行動だと気付きました。
実際に、1週間という時間放置していたこと、その期間に相手がどれほど悩んでいたか、告白を流されてしまったと思わせたかを考えると、もっとうまくやれたのかなと思いました。
この時の僕はすべての選択肢を間違えていたと思えるほど、振ることに対して未熟でした。
それから軽く考えていた告白を振ることについて真剣に考えるようになりました。
それからしばらく期間が経過し、別の女性に告白されることになります。
その女性とはかなり仲良くしていて、休み時間も話したり、勉強を教え合ったりと周りから見てもカップルとしか見えないと言われる関係でした。
しかし、女性に対して僕は恋愛感情を持っていなかったため、女性のことを仲が良く何でも話せる友達としか思っていませんでした。
ある日、その女性から告白LINEを受け、返信に迷いました。
なぜなら、振ることは決めていましたが、これまでの関係性を継続したいことと今までの楽しかった思い出や情が湧いてきて、断りLINEをするときは手が震えるほど怖かったことを今でも覚えています。
しかし、一度失敗を経験していたので、二度と繰り返さないように、きちんと順序を踏んだ後に、「これからも今まで通り仲良くしてほしいと思っている」という言葉で終わるLINEを返しました。
返事が来るまで1時間はかからなかったはずですが、僕にはとても長く感じられました。
返信には「ありがと。これからも友達として仲良くしてね。」という文字が書かれていました。
次の日に学校で直接会うと、相手が取り繕った笑顔で接してきてくれたので、無理をしていることは一目瞭然でした。
それでも仲良くしていって時間が経過するとともに、告白前の仲が良い関係に戻れました。
その後、相手に彼氏ができて幸せそうな姿を見て、安心しましたし、自分が告白を振る時の対応が間違っていなかったのだと確信出来て、救われた気がしました。
これが僕の告白を振る時の失敗と成功の体験談です。
告白を断るのには勇気がいりますが、告白する側はさらに大きな勇気を振り絞って行動しています。
相手の気持ち、心情を第一に考えて、相手に寄り添った行動をとれば、失敗しないのではと個人的に思っています。
まとめ
「好きではない人から告白された時の上手な断り方」について書いてきました。
僕の経験とともに説明してきたけど、どうだったかな?
振る側は辛いけど、告白してきた側はもっと辛いことを考えれば、やるべきことは決まってくるね。
振る方にも負担がかかるから、状況別で振り方を変える方が良いね。
そうだね。
特に今後も会う可能性がある方を振る際は要注意だね。
皆さんいかがでしたか?
好きでは無い人に告白された側は振る選択を決断した際に、自分の行動が相手を傷つけることになるため、億劫になって行動を先延ばしにしてしまいがちです。
しかし、告白という一世一代の勝負に出た相手に真剣に対応するには、こちらも勇気を出して答えるべきですし、そうしなければ相手を蔑ろにしてしまいます。
また、相手に自分の答えが正確に伝わるように、ポイントを押さえた振り方をしないと誤解されたり、さらに傷つけたりする恐れがあり、自分に被害が出ることもあります。
また、定型文でも良いですが、特に親しい友達を振る際は、あなたの真剣さを伝えるべく自分なりにアレンジした断り方をすると、相手もきちんと考えてくれた結果だからすんなりと受け入れることができると思います。
どちらにしても、振るという行動以外で相手を傷つけないように、注意を払う必要があります。
この記事が皆さんの役に立てれば、幸いです。
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