好き避けって現象があるみたいなんだけど、聞いたことある?
聞いたことあるよ。
好きなのに避けてしまう現象のことでしょ?
そうなんだ。
なぜこのような現象が起こってしまうのか不思議だね。
好きなのに避けるって、どういう心理状態なんだろ…
皆さんの周りに理由は分からないけど、なぜかあなたを避けているような行動をしている人はいませんか?
通常の感覚だと、嫌われているだろうと思ってしまうかもしれませんが、もしかしたら、相手は好き避け行動をとっているだけかもしれません。
そのため、避けられていると思った人が何かの拍子に好意を持ってくれていると知った時には驚くと思いますし、自分の感覚を疑うことになるかもしれません。
また、好きな人から避けられていると感じた場合は、脈なしだと思い、その時点でその恋愛を諦める人も出てきます。
しかし、直ぐに嫌われていると判断すると、後悔することになるかもしれません。
この記事では、「代表的な好き避け行動と好き避けしてしまう人の心理から好き避けしないようになるための対処法」について書いていきます。
好き避けとは?
まずは好き避けの意味について説明します。
好き避けは本人にも制御することができず、相手のことが好きであればあるほど、恥ずかしさや自信の無さが原因で相手に冷たい態度をとったり、そっけなく振舞ったりしてしまいます。
そのため、好き避けしている本人も悩んでいることが多く、好き避け行動してしまった後に一人で「なぜあんな行動をとってしまったんだろう」と反省します。
反省している時は頭で分かっているものの、いざ好きな人を前にすると、緊張で埋め尽くされ、好き避け行動に走ってしまうのです。
本当は好きな人にアプローチしたいとは思っているのですが、自然と出てしまう行動により逆に嫌われに行っているようなものなので、早く改善しないと本気の恋が成就しないことが続いてしまいます。
好き避けしてしまう人の心理
好き避けは誰もがしてしまうものでは無く、ある特徴を持った一定数の人が繰り返してしまうものです。
好きな人を好きになったら、きちんとアプローチできるし、脈ありサインなど積極的に出して、相手から告白してくるよう仕向けている人たちにとっては好き避けしてしまうこと自体理解できないはずです。
しかし、全員が全員好きな人に正直な気持ちを出せたり、積極的に行動できたりするわけでは無いのです。
好き避けしてしまう人の心理状態が分かれば、思わず好き避けしてしまうことも理解できるかもしれません。
これから、好き避けしてしまう人の心理について見ていきます。
本来の自分を保てない
恋愛経験が少ない人や受け身の恋愛をしている人に多いのですが、好きな人が目に入ると本来の自分が影を潜め、別人になったかのように変わってしまいます。
好きという感情を持っていない時は普通に接することができたとしても、いざ好きという感情が芽生えた際にどのように接して良いか分からなくなるのです。
この時に、自分が自分では無いと気付く間もなく、無意識に好き避け行動をとってしまっているため、好きな人の前で冷静にならないと、いつまでも状況を変えることはできません。
また、好きな相手からも本当のあなたでは無く、緊張でいっぱいになって焦っているあなたの印象が残ってしまい、苦手な印象を与えてしまうこともあります。
それだけ心を揺さぶられているということだね。
本当に好きだという証だね。
恥ずかしい
今まで恋愛に消極的だった人や異性との関わりが極端に少ない人は、好きという特別な感情を持つと恥ずかしさに支配され、普段考えられないような行動をとってしまうことがあります。
恋愛経験が多く、異性と接する機会が多い人でも、好きな人を前にすると恥ずかしさを感じますが、両者の違いはその時に自分の行動や感情をコントロールできるかどうかです。
自分では普通に接しているつもりでも、無意識に好き避けしていると相手から見て「避けられているのかな?」、「嫌われているのかな?」と感じるような行動をとってしまいがちです。
恥ずかしさで自分の行動にまで気を遣えず、客観的な目線で見れないため、好き避けしてしまうのです。
自分にとっては少しの変化だったとしても、受け取る人は全く違った印象を持ってしまうかもしれません。
恥ずかしさは人を変えてしまうよね。
恥ずかしさから一早く抜け出すための行動が好き避けになってしまうんだね。
自分の気持ちに気付かれたくない
恋愛経験が多くなればなるほど、「好きな相手には好きという気持ちをどれだけ伝えられるか」が今後の恋愛成就の鍵を握ると分かりますが、好き避けする人は自分の好きという気持ちを知られたくありません。
そのため、好意があると思われる行為や脈ありサインを見せないように意識し、行動するため、好き避け行動につながってしまうのです。
また、自分の気持ちを知られるということは、ある意味付け入るスキを与え、弱みを握られ、恋愛の主導権を取られるため、気が強い方や秘密主義、ミステリアスな人は好きという気持ちを隠しがちです。
本当は好きだと伝えないと相手も分からないし、それでは前に進めないよね。
でも、相手のことを好きだという気持ちが伝わったらどうしようと悩んでしまうんだよね。
自分に自信を持てない
自分に自信を持てないと、「相手に好きと伝えると迷惑に思われるかもしれない」、「自分が好きな相手と釣り合うわけはない」と委縮してしまい、好き避け行動をとってしまうことがあります。
例え、心の奥底に自分に自信を持てないという気持ちを隠していても、好きな人を前にすると、その感情が表に出てきて、自信を持てない自分になってしまいます。
そのため、積極的に自分から行動しないといけないことが分かっていたとしても、遠慮気味になってしまい、それが好き避けになってしまうのです。
しかし、両想いだと確信した場合は不安が解消され、自信を持てるようになるため、普通に接することができるのです。
好き避けする人のほとんどが自分に自信を持てていないんだよね。
だから、それが言動に出て相手を避けてしまうんだよ。
好き避けの主な行動例
好き避けは好きな相手を無意識に避けてしまう行動のことですが、好き避け行動にはどんなものがあるのでしょうか?
「もしかすると、好き避けしてしまっているかもしれない」と思っている人は自分の行動を見直してみて、今から紹介する行動をしていないか確認してみてください。
また、あなたが好きな人から避けられるような行動をとられているのであれば、好きだから避けられているのか、嫌いだから避けられているのかを判断したいと思っているはずです。
そうしないと、今後の恋愛の可能性が分からない他、積極的にアプローチした方が良いのか、いったん引いて様子を見た方が良いのかと、自分が取る行動を決められません。
それでは、好き避けの代表的な行動について見ていきます。
遠くから目が合うが、近くに行くと離れていく
好き避けはあなたのことが好きなゆえにとってしまう行動ですので、本心で言えば、あなたをずっと見ていたいし、仲良くなって良い関係を築きたいと思っています。
そのため、あなたと相手の距離が離れている場合は恥ずかしさや自信の無さなどを意識しないため、無意識にあなたの行動を目で追ってしまう様子が見られます。
しかし、あなたが近くに来た場合は、相手は緊張とドキドキから普段の自分で居られないため、恥ずかしさとどうしたら良いか分からない気持ちを避けようと、とりあえずあなたから離れようとします。
嫌い避けの場合は、あなた自体に興味が無いので、あなたが遠くに居てもあなたをずっと見ることは無いので、目が合うこともありません。
しかし、あなたが奇抜な服装をしていたり、目立つ行動をしたりすると単純に「何をしているんだろ?」といった興味本位で見ている可能性がありますので、自分の行動と合わせて判断してみましょう。
好き避けされていると思ったら、自分と相手が遠くにいる時に相手の様子をうかがってみると分かるかもね。
他の異性と比較して、急にそっけない態度をとる
好き避けしてしまう人は好きな異性以外の前だと冷静にいられるため、普段通りの自分を出し、ありのままの自分で接することができます。
しかし、好きな異性を前にするとパニックになるため、思わず冷たく接してしまうことがあります。
見極めるには、普段自分以外の異性と接する時の態度や姿勢と自分と接する時が異なっているかどうかを観察する必要があります。
あなたが嫌われている可能性も0ではありませんが、嫌われるような行動に身に覚えが無かったり、むしろ周りから「あなたのことが好きみたい」という情報を得ていたら、好き避けの可能性が高いです。
好きなのか嫌われているのかを見極めるには、2人でいる時の相手の態度と合わせてみれば一目瞭然です。
他の人の時とは、気持ち冷たいな、様子がおかしいなと思ったら、好き避けの可能性が高いね。
2人きりでいる時は脈ありサインが出ている
好き避けする人は基本的に好きな人の近くに行くことを避けたり、2人きりになる状況を何とかして避けようとします。
しかし、どうしても2人きりにならざるを得ない瞬間が訪れた時に、相手の様子を見ることで好き避けかどうか判断できます。
2人きりを避けられないと悟った瞬間、相手は緊張とともに好きな人と仲良くなるチャンスだと思い、たどたどしいながらも以下のような言動や変化が見られます。
- プライベートのことを聞いてくる
- 恋人や好きな人の有無を聞いてくる
- 話している時に顔が赤くなる
- 早口になったり、声が高くなったりする
- 今まで考えられないほど口達者になる
このように、今までの相手とは別人と思えるくらい変わります。
好きな相手のことを知りたいのは当然の心理なので、緊張で恥ずかしいことを我慢しながらも、あなたのプライベートのことを聞いてくることがポイントです。
大勢人がいるところでは、周りの目もあり、冷たく接してきても、2人きりになると全く異なる態度が見られたら、好き避けの可能性が高いです。
2人きりになると、好き避けする人でも脈ありサインが出ることがあるんだよ。
その瞬間を見逃さないようにしよう。
女性が出す脈ありサインと脈なしサインは以下の記事にまとめていますので、是非チェックしてみてください。
落ち着かない様子を見せる
あなたが近づいただけで、様子が変わってしまう方はいませんか?
今まで楽しく過ごしていたにも関わらず、あなたが近づくと話さなくなる、あなたを気にしている様子を見せるなど、あなたがきっかけで相手の態度が変われば、好き避けされている可能性があります。
これらはすべて、あなたが近づいたことで緊張したり、恥ずかしくなったりで普段通りの自分で居られなくなるために、変化してしまうことなのです。
とても分かりやすい変化なので、周りの人も気づきますし、話している友達がその様子の変化に全く反応しないようであれば、あなたが気づいていないだけで友達間では日常茶飯事の出来事なのかもしれません。
好きな人が近づくだけで相手の心理状態が乱れるんだよね。
友達もその様子に見慣れているせいか、当たり前のように反応しなくなるんだよね。
本心とは違う言葉が出てしまう
好きな人を前にすると、普段通りの自分ではいられなくなり、自分の言動をコントロールできなくなります。
そのため、恥ずかしさゆえに以下のように本心では思っていない言葉を口に出すことがあります。
- 好きなタイプを好きな人からわざと外す
- うれしいと思っていても、ごまかす
- 本当は誉めたいけど、逆にけなしてしまう
その場しのぎをしたとしても、後から自分の行動を振り返って、「なぜあんな言動をしてしまったんだろう」、「自分ってやっぱりダメだ」のように後悔することが多いです。
不思議だけど、自分が今まで一度も思ったことが無いようなマイナスな言葉が出ることがあるんだよね。
好き避けされた相手の心理
好き避けする側の心理は分かったとして、好き避けされた側はどう思うのでしょうか?
好き避けされた側は好き避け行動と知らなければ、当然あなたに対してマイナスなイメージを抱きますし、好き避けが続くとそのイメージが定着してしまいます。
それでは、好き避けされた相手の心理状態を詳しく見ていきます。
嫌われているのかなと思い、避けるようになる
好き避け行動はれっきとした避ける行動であり、普通は近づいたとしても、話しかけたとしても何気ない楽しい話をしたり、真剣な話をしたりするものです。
しかし、そんな中でも受け答えがそっけなかったり、他の人と接する時と比較して冷たかったりした場合は、普通に考えると嫌われていると解釈する方が相手の行動に納得できます。
人は自分を好きでいてくれる人を好む傾向にあり、嫌われると思った人に対しては「接することで自分も相手も嫌な思いをするだろう」と考えるため、必然的に避けるようになります。
好きな相手に避けられると、あなたが好き避けしなくて済むようにはなりますが、2人の恋愛はより遠く、成立が難しくなります。
2人が再び近づくには、好き避け行動の誤解を解く必要がありますが、好きな人の前では素直になれないため、好きな人から猛アプローチしてこない限りは遠い関係性のままだということはよくある話です。
苦手意識を持つ
最初に好意を持って接していても、相手から避けられたり、不快感を感じ取った場合は自分と合わない、嫌われていると思い、避ける傾向にあります。
人は自分に共感してくれる人や共通点がある人に親近感を抱き、一緒に居たいと思うため、話そうとしてくれない、自分の話に興味を示しているように見えない好き避けをする人に苦手意識を持ちます。
また、一緒に居て居心地が良い人と仲良くなるため、一度苦手意識を持たれると、好きな相手から近づいてこなくなるし、かといってあなたから近づけるようになるわけでは無いため、かなり難しい恋愛になります。
好きだったけど、好き避け行動を機に諦める
好き避けする相手があなたのことが好きな場合もあり得ます。
その場合は、相手もあなたと接しようと、積極的に近くに来たり、話しかけてきたりと何か行動を起こすはずです。
しかし、好き避け行動をすることで、相手に嫌われていると誤解されることで相手が諦めてしまい、両片思いが片思いに変化してしまうことがあります。
それだけで諦めると言うことは「あなたのことをそれほど好きでは無かった」と考えることもできますが、相手のことを思い迷惑にならないようにするために判断したとも考えられ、そういう人を逃すと後悔することになります。
やっぱり好き避けされた側は相手にマイナスな印象を抱き、離れて行くよね。
相手が恋愛経験豊富で好き避けに理解がある人であれば、大丈夫かもしれないけど、そんな人がどれだけいるか分からないよね。
なにより、相手に期待していたら、いつまで経っても変われないから、自分事として考えるべきだね。
好き避けすると、デメリットしかない
好き避け行動は無意識にやってしまうため、本人からするとどうしようもないことですが、その状況に甘えていては、いつまで経っても好きな人と仲良くなれないし、お付き合いなど夢のまた夢です。
また、恋愛の機会を放棄しているため、恋愛に発展しそうな恋愛の芽を摘み取っていることにもなるのです。
好き避けすると、具体的に以下のデメリットがあります。
- 好きな異性と付き合えない
- 好きな異性に嫌われていると勘違いされる
- やることなすこと裏目に出る
- あと一歩の恋愛でも難しくしてしまう
- 好きな異性に脈なしだと判断され、離れていかれる
このように、恋愛において好き避けはデメリット以外の何物でもありません。
そのため、早く改善しないと、後悔ばかりの人生になってしまう可能性があります。
出会いの数は無限ですが、本当に好きになる異性の数は限られています。
自分の目の前に転がってきた好きな異性とお付き合いできるチャンスを自分の行動で不意にしないようにしましょう。
また、相手が聞き分けが良い人ほど、あなたのことを考え優先し、空気を読める人ほど、好き避け行動による影響を受けやすく、あなたの邪魔にならないよう諦めてしまうのです。
好き避けしないようにするための対処法
好き避けは無意識にしてしまうため、改善しようと思って行動しないといつまで経っても改善することができません。
おそらく好き避けしてしまう人も好き避けしてしまう自分に嫌悪感を抱いていると思います。
一朝一夕の努力で改善することは難しいため、徐々に改善していきましょう。
好き避けしないようになると、今までうまく行かなかった恋愛が嘘のようにうまく行くようになる可能性があります。
それでは、好き避けしない自分に生まれ変わるための対処法について見ていきます。
異性に慣れる
好きな人に好き避けしてしまうのは、異性に慣れてなく、どう対応して良いか分からなくなるがゆえにパニックに陥ることが原因です。
まずは異性に慣れないと、好きという特別な感情を持った異性の前で、パニックになるのは当たり前だし、誰もがそういう経験をしてきたことがあるはずです。
しかし、異性の友達と仲良くしたり、異性の心理などが分かれば、あなたにも余裕が出てきて、例え好きな人を前にしても落ち着いて対応できる自分に変わることができます。
そうなると、意図的に脈ありサインを出したり、攻めのアプローチができるため、思い通りに進まなかった恋愛をあなたの行動で調整し、コントロールできるようになります。
特に異性の友達を作ることに意味が無いと思っている方は、異性の友達を作ることで自分の世界が広がり、成長につながり、恋愛のコツをつかむことができるため、異性に慣れるように努力しましょう。
好きな人を好きな自分を受けいれる
好きな人を前にすると好き避けしてしまうのは、好きな人を好きな自分を受け入れることができていないからかもしれません。
自分を受け入れることで、気持ちの整理がつきますし、何が必要か何をしてはいけないのかを冷静に判断できるようになります。
もちろん、好き避けすることで相手が離れて行ったり、嫌われる行為だということも分かるため、誤解されるような行動はとらないように意識して変えようとします。
そのため、好き避け行動する自分とはお別れし、確実に距離を縮め、叶えたい恋愛を叶えるべく適切に動ける自分に生まれ変われます。
積極的にコミュニケーションをとる
好き避けをしてしまう人は恋愛に受け身な人が多いため、好きな人から話しかけられた時に対応できる準備ができていません。
そのため、予想外のことが発生し対応できずに好き避けしてしまうのです。
これを避けるためには、自分からコミュニケーションをとるしかありません。
相手から話しかけられた時とは違い、準備万端で臨機応変に対応できるため、好き避けしなくて済みますし、主導権を握ることで相手を翻弄できるかもしれません。
また、自分からコミュニケーションをとることで、好き避けを克服できるほか、ついでにあなたが好意を抱いていることが伝わる可能性があります。
恋愛をうまく進めるには、どうしても相手に好意があることを知ってもらい、異性として意識させる必要があり、必要なことなので良い兆候です。
積極的にコミュニケーションをとることで複数の良い効果を期待できるため、おすすめです。
恋愛が上手く行かない理由は「コミュニケーションを取れていないから」が一番大きいです。
以下の記事を参考に、恋愛をうまく進められる自分に変化しましょう。
自分に自信を持つ
好き避けしてしまうのは、「こんな自分では相手と釣り合わないのではないか」、「自分のことを好きになってくれるわけがない」という不確かな思いが膨らみすぎた結果の行動です。
しかし、相手と仲良くなっていない状況では誰もがこのように自信が無い状態ですが、それはその恋愛に自信が無いのであって、自分に自信が無いわけではありません。
そのため、自分に自信を持てない人はまずは自信を持つための努力が必要なので、自分磨きをしましょう。
すると、比較的時間はかかりますが、自分を高めることで自己肯定感が上がり、自信もついてきます。
好きな人の前でも物怖じせず、本来の自分を出すことができ、異性として魅力的に見られるようになります。
すると、相手もあなたの魅力を無視できなくなり、例え脈なしだったとしても、脈ありに変わり積極的に話しかけてきたり、アプローチしてきたりと相手にも変化が出てくるかもしれません。
自分に自信を持つには、自分磨きが一番良い方法なので、以下の記事を参考にして、おすすめの自分磨きをして自信を付けましょう。
とりあえず、好きな人の近くに行くようにする
好き避けする人の中には、好きな相手に近づくだけで極度の緊張感と恥ずかしさから、離れたくなりたくなる衝動に駆られる人がいます。
そういう方が最初にやるべきことは好きな人との物理的な距離を縮めても、平常心で居られるようになることです。
そのためにやることは明確で、いつでも良いのでチャンスがあれば、好きな人の近くに行くように心がけてください。
好きな人の目に入るのが耐えられないのであれば、好きな人の視界から外れた背後などとにかく物理的な距離を縮めていかないと、恋愛に必須な心の距離も縮まりません。
何度か繰り返す内に、好きな人の近くに居ても少しの緊張で済むようになりますので、次のステップである「話しかけてみる」のフェーズに移行しましょう。
相手の視界に入るだけでザイオンス効果(単純接触効果)を期待できますので、以下の記事を参考にして、ぜひ生かしてみてください。
好き避けする人に効果的なアプローチ方法
もし好きな人が好き避けするタイプだったら、どうすれば良いのでしょうか?
まずは本当に好き避けかどうかを見極める必要がありますが、その結果、好き避けされている可能性が高いと判断したのなら、あなたの方から効果的なアプローチをした方が良いです。
なぜなら、好き避けは簡単に改善するものでは無く、本人が気づいて改善するまでに時間がかかってしまうからです。
そのため、改善するまで待てるのであれば良いですが、学生時代など決められた時間しかない中ではそんな無駄時間を過ごしている場合では無いはずです。
また、好き避けする人は自分に自信が無いため、他の異性から好きだとアプローチされると、「こんな自分を好きになってくれるなんて嬉しい」という気持ちが先行して、アプローチしてきた異性を好きになってしまうことも珍しくありません。
そのため、好き避けされているからと言って油断できない状況なのです。
これから好き避けする人に効果的なアプローチ方法について見ていきます。
2人きりの遊び(デート)に誘う
好き避けしてしまう人の中には、周りの目を気にするタイプがいて、周りを気にするあまりに、本来とは真逆の行動をとってしまうことがあります。
そのため、デートと言えば相手が緊張し、構えるかもしれないので、軽く2人きりで遊びに誘ってみて、本当の相手を引き出してみると、仲良くなれるかもしれません。
2人きりの遊びの際は、あなたが会話の話題を提供したり、広げたりとリードするようにし、遊ぶ場所は2人で決めるか、相手が行きたい場所があれば優先していくようにしましょう。
これらの行動であなたが相手のことを気遣える、頼れる部分を見せられることで自分の評価が上がるとともに、相手も心地よくなり、素を見せてくれるようになります。
好き避けする人は自分に自信が無いため、普段の自分を好きな人に見せることを拒みますが、相手が一度素を見せても良いと判断したら、素を見せてくれますし、特別な関係性を構築できます。
そのため、今まで相手との間に壁を感じていたけど、それが無くなると、驚くほど簡単に距離を縮めることができるのです。
話している時は常に笑顔で接する
好き避けする人は「好きな人に自分を好きになってもらえるわけでは無いし、もしかしたら嫌われているかも」といったようにマイナス思考になることがあります。
そのため、あなたと接する時も自信なさげに一言の返事で終わったりと本当はいろいろお話して、距離を縮めたいという思いがあるにも関わらず、逆に避けるような行動をとってしまうのです。
相手の不安感を取り除くために、お話している時は常に笑顔で接するようにしましょう。
笑顔を見た相手は「笑顔で話してくれているから私は嫌われていないんだ」と思い、安心感を得られるとともに、緊張も解けます。
すると、相手の方から心を開いてくれ、プライベートのことを話すようになって、急激に物理的な距離も心の距離も縮めることができます。
脈ありサインを出して、好意があることを気付かせる
もし、あなたが好き避けしてくる人を好きなのであれば、脈ありサインを出して、自分もあなたのことが好きだと言うことに気づかせる方法があります。
好き避けは相手が「自分のことを好きなことは無いだろう」という勝手な憶測から出てしまうのであって、好きな人から好きだと分かるサインが出ていたら、相手の心理や行動は変わってきます。
好きな人から好意があると分かれば、誰だって自信がつき、マイナスなイメージが取り払われ、普段通りに接してくれるようになります。
他の手段より最も効果的でより速く距離を縮めることができるためおすすめですが、好き避けでは無く嫌い避けだった場合は、見事に粉砕されることになります。
また、好き避けするような人は自信が無いため、好意があると知られることで蛙化現象が起こる可能性があることも頭に入れておきましょう。
相手のペースに合わせて様子を見る
相手のことが好きだからといって、自分のペースで相手にアプローチしてしまうと、自分勝手な人だと思われたり、相性が合わないと思われたりしてしまい、今後の関係構築に悪影響が出ます。
自分の気持ちを押さえられない気持ちはわかりますが、恋愛を成立させるには、自分では無く相手を優先すると良い結果になりやすいです。
好き避けしてしまう人は自信が無く、押しに弱い傾向にあるため、猛アプローチされれば、さらに好きになってもらえてお付き合いまで至ることはあります。
しかし、相手がマイペースで他人にペースを乱されたくないと考えているのであれば、逆効果になり、せっかく好きでいてもらえたのに、その気持ちすらなくなってしまうことだってあるのです。
そのため、好意を伝えるなど自分の気持ちをはっきり相手に伝えた後は、相手からどんな反応があって、脈あり行動が見られるか、まだ好き避けしてくるかを見分け、相手のペースに合わせるしかありません。
相手のペースに合わせることで以下の記事まとめている”類似性の法則”の効果を得られることがありますので、是非チェックしてみてください。
LINEを活用して仲を深める
対面でお話しするのは緊張や自信の無さから無理だと言う人でも、LINEであれば普段通りの自分を出せる人は多いです。
実際に会った時に話しかけた時の相手の反応を見て、好き避け度が高いようであれば、LINEで仲を深める方法にシフトした方が良いかもしれません。
好きな人とはLINEでも多少緊張するものですが、対面時とは違い、緊張で何も答えられなかったり、その場から離れるために一言で返信したりせずに済み、きちんと考えた返信をすることができます。
そのため、対面時より相手と綿密なコミュニケーションをとることができるのです。
ある程度LINEで仲良くなったら、LINEを続けつつ、対面でも仲良くできるように積極的にコミュニケーションをとってみましょう。
すると、以前とは考えられないほど円滑にコミュニケーションをとれるようになっているはずです。
以下の記事にて、最適なLINEの頻度を順守することで好きな人と仲良くなる方法をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
好き避けと嫌い避けとの違い
あなたのことを避ける行動をとられた場合は、好きが故にやってしまう好き避けなのか、本当に嫌いだからやっている嫌い避けなのか判断しにくいです。
しかし、この2つの判断を誤ると両想いのチャンスを不意にしたり、勘違いしている人だと思われさらに嫌われたりする可能性があります。
どちらもあなたを避ける行動をとりますが、他の部分に目を配ることでこの2つを判断することができるのです。
この重要な2つを正しく判別するために注目すべきポイントについて見ていきます。
お願いをしてみる
好き避けか嫌い避けかを見分けるために、「何かをお願いしてみる」方法があります。
まずは簡単なお願いをして様子を見て、相手が受け入れてくれたら、少し面倒なお願いをしてみましょう。
もし相手が好き避けをしているのであれば、あなたのためになりたいと思っているため、面倒なお願いも聞いてくれます。
しかし、嫌い避けの場合は、簡単なお願いは受け入れてくれるかもしれませんが、面倒なお願いをした時に受け入れてくれないか、受け入れても嫌な雰囲気を漂わせます。
これだけだと鈍感な人は気づかないと思いますので、お願いしたことを本当に実行してくれたか、お願いしたものの完成度を確認してみると、大きな違いが出ていますので、判断できます。
好き避けをしている場合は、お願いしていたものが丁寧に気遣いが張り巡らされ、さらにプラスアルファがのっかってきているため、完成度が高く、ここまでやってくれたのかという気持ちになります。
しかし、嫌い避けの場合は、何かと言い訳して、なかなかお願いしたことを実行してくれなかったり、あなたの優先順位が低いため時間がかかったりします。
また、完成度も最低限で、細かい部分に目を遣るとやり投げな部分があります。
簡単にまとめると好き避けと嫌い避けを判別するために注目すべき点は以下の通りです。
- お願いを聞いてくれるかどうか(この時の相手の姿勢も判断ポイント)
- お願いを叶えてくれる期間・速さ
- お願いしたものの完成度
これら3点を見るだけで両者を判断できるのです。
好きな人には何かしてあげたい、嫌いな人には何もしたくないし、関わりたくないから、お願いをした時は大きな差が出るよね。
2人きりになった時の様子
2人きりになった時の相手の様子や態度を見ることで、判断できます。
好き避けの場合は、恥ずかしさがありますが、どこかしら仲良くなるチャンスだと思っているので、たどたどしい様子を見せるも何とか話題を探して、会話を続けようとします。
好き避けする人は普段は避けてしまう傾向にあり、2人きりになることも避けますが、やむを得ない事情で2人きりになると、恥ずかしさより相手のことを知りたい、仲良くなりたいと言う気持ちが優勢になります。
嫌い避けの場合は、大勢でいる時も2人きりでいる時もあなたに対する態度はほとんど変わらず、徹底的にあなたを避ける行動を意識的にとります。
そのため、2人きりになった時もスマホを触りながら話しかけるなオーラを出してきますし、あなたの方に体を向けようとも興味を示そうともしません。
判断ポイントは気まずい雰囲気が漂いながらも、あなたに興味関心を示してくれるか、相手からの気遣いが感じられるかです。
好きならば何かしらの脈あり行動が見られ、嫌いならば徹底した脈なし行動が見られるよね
話しかけてみた時の反応
皆さんも好きな人から話しかけられた時と嫌いな人から話しかけられた時は多少なりとも表情や言動に違いが出るはずです。
両者で完璧に同じ対応ができる人はほとんどいません。
好き避けであれば、話しかけられると緊張が走り、恥ずかしさがこみ上げてきますが、基本的に好きな人から話しかけられることはうれしいことなので、表情が明るくなったり、笑顔が見られたりします。
また、顔が赤くなったり、話しに共感してくれたりとあなたとの会話を楽しんで切る様子が見え隠れします。
しかし、嫌い避けであれば、表情が変わらないどころか、しかめっ面になってしまう人もいて、話題を提供しても、続かない、続かせる気が無いような回答ばかりであなたのことを嫌っていることが前面に出てきます。
軽いボディタッチ後の反応
好き避けか嫌い避けか分からない時は軽くボディタッチをしてみて、相手の反応を見て判断する方法があります。
好きな人からのボディタッチされた時の反応は様々ですが、うれしいことには変わりないため、その後に笑顔になったり、ドキドキして顔が赤くなったり、声が高くなったりと変化が見られます。
嫌い避けの場合は、ボディタッチされると不快に感じるため、テンションが下がります。
また、人によってははっきりと「やめてよ」や「何してるの?」のように真顔で注意してくることもあります。
このように、ボディタッチ後の反応が両者で完全に異なるため、簡単に判別できます。
ボディタッチの結果、好き避けと分かった後に過度なボディタッチをすると逆効果になる可能性があるので、控えましょう。
相手を褒めてみた時の様子
相手を褒めてみた時の相手の様子を見ることで簡単に両者を判別できます。
好き避けの場合は、相手を褒めた時に内容関係なく、喜んでくれますし、もし相手の努力や内面など相手のことを理解していないと分からない部分まで褒めることができれば、感動すらしてくれます。
嫌い避けの場合は、基本的にあなたに興味関心を持っていないため、褒められたとしてもうれしくなく、苦笑いや愛想笑いで済まされるのが関の山です。
また、テンションが下がり、直ぐにその場から離れようとします。
さらに褒められた部分が相手の本質に起因する部分である場合はこれ以上自分のことを知られたくないと思い、避ける行動が加速します。
好き避けとごめん避けの違い
今まで説明してきたように、好き避けは相手のことが好きなのに避けてしまう行為でごめん避けは告白されてもお付き合いできないため意図的に避ける行為のことです。
好き避けとごめん避けの違いは以下の通りです。
- 好き避けは相手のことが好き、ごめん避けは脈なし
- 好き避けは無意識、ごめん避けは意識的
- 好き避けは後から反省する、ごめん避けはやり切った感情になる
また、好き避けとごめん避けを見分けるポイントはまだありますので、以下の記事を参考にしてみてください。
僕の経験談
僕の学生時代のお話をします。
今回は僕の体験談だよ。
僕は学生時代、めちゃくちゃモテるまではいきませんでしたが、好きになってくれる人は一定数いました。
当時の僕は好き避け行動について知らなかったし、好き避けしてしまう人の心理や理由が全く分かりませんでした。
前々から僕が近づくと離れて行ったり、話しかけたとしても他の異性と接している時と比較して冷たかったりと完全に避けられており、当時の僕は嫌われていると思ってしまいました。
しかし、なぜか話しかけた時に顔が赤くなったり、遠くにいる時は目が合ったりと避けられているはずなのに、脈ありともとれる表情や行動なども見られていました。
その時は、明確に避けられているのだから、脈ありサインは自分の勘違いだろうと思い込み、僕も好き避けをしてくる相手に苦手意識をもち、こちらから近付かないようにしました。
なぜなら、嫌われていると思っていたので、近づくことで相手に不快な思いをさせたり、気まずいを思いをさせたりしたくなかったからです。
学生時代を過ごしていく中でその女性と2人きりになる場面がありました。
僕は気まずさから当たり障りのない世間話をして何とか乗り切ろうと思っていましたし、会話を無視される可能性すら想定していました。
しかし、今までとは打って変わって、すごく話すし、プライベートのことまで聞いてきて仲良くなれました。
そして、その時、「僕のこと避けてたよね?何か悪いことした?」と聞いてみると、少し沈黙の時間が経った後、「私好きな人には恥ずかしくて、避けてしまうんだよね。自分でも悩んでいるんだ」と返答が来ました。
この時初めて、好き避け行動があることと好き避けする人の心理を理解できました。
結局、僕に別の好きな女性がいたため、その好き避けする女性とはお付き合いしませんでしたが、その後は仲良くなり、何でも話せる友達になれました。
先日会った時は好き避けを克服して、彼氏ができていたので、友達として本当に良かったと思いますし、安心しました。
まとめ
「代表的な好き避け行動と好き避けしてしまう人の心理から好き避けしないようになるための対処法」について書いてきました。
僕の経験とともに説明してきたけど、どうだったかな?
好き避けは自分の意志と反する形で行動してしまうから、本人にとってもどうしようもないことだよね。
でも、リハビリすることで慣れてくるということだね。
そうだね。
好き避けする人ってピュアで何にも染まっていなくて、良い人が多いイメージなんだよ。
だからこそ、好き避け行動で好意がある相手との両想いのチャンスをみすみす逃してほしくないんだよ。
皆さん、いかがでしたか?
好き避けは本人が行うつもりが無くても、無意識の内にやってしまうため、本人が自分の行動を振り返って後悔しますが、結局無意識に好き避けしてしまうため、何度も繰り返してしまうのです。
そのため、付け焼刃のような一朝一夕で改善できるものではありませんが、正しい対処法をとることで時間をかけて徐々に改善していくことができます。
好きな相手が好き避けについて知っているのであればどうにかなるかもしれませんが、知らない人の場合は確実にマイナスな印象を与えてしまい、自らの行動で簡単なはずの恋愛の難易度を上げてしまう形になります。
個人的に好き避けしてしまう人は良い人が多いイメージなので、ぜひとも改善して、好きな人とうまく行くことになるよう願っています。
この記事が皆さんの役に立てれば幸いです。
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