ねぇ、アンダードッグ効果って聞いたことある?
恋愛テクニックの一つに数えられるみたいなんだ。
アンダードッグって、負け犬ってこと?
そんな効果と恋愛が関係しているんだ…
そうみたいだよ。
でも、実際どんな効果があるんだろ…
恋愛テクニックの一つにアンダードッグ効果と言うものがあり、有効活用することで恋愛を有利に進められます。
アンダードッグ効果は相手と親密な関係を築く際に有効な効果で、気になる相手と仲良くするためのきっかけづくりの際に重宝されます。
気になる人がいるけど、どのように行動すれば良いか分からない方は、この記事を見終わる頃には自信をもってやるべき行動の目安がたっているはずです。
この記事では、「アンダードッグ効果とコツや注意点、マスターした後の変化」について僕の周りの意見も含めて書いていきます。
アンダードッグ効果とは
まずはアンダードッグ効果の概要について簡単に説明します。
恋愛でアンダードッグ効果と聞いてもピンと来ない方がいると思いますので、まずはアンダードッグ効果が表れる代表例について見ていきます。
これらと同様、恋愛においてもこのアンダードッグ効果は活用できます。
これからアンダードッグ効果について詳しく見ていきます。
アンダードッグ効果のメリット
先ほど説明しましたが、アンダードッグ効果は恋愛で不利な立場に居ても、相手の心理に働きかけることで、それを武器に変えることができます。
恋愛テクニックと言われているほどなので、恋愛において多大なメリットが得られるはずです。
それでは、アンダードッグ効果のメリットについて見ていきます。
弱みを強みに変えられる
アンダードッグ効果を利用すると、自分の弱みを強みに変えることができます。
大事なのは、伝え方と自分自身の理解です。
恋愛では自信がある人の方が圧倒的に有利でモテる一方、自信が無い人はその様子を見て”自分はダメなんだ”と弱気になる傾向にあります。
特に近くにモテる同性がいるほど、異性関係の差を感じ、自分はダメなんだと思ってしまいます。
しかし、自分がダメな理由を把握しておくと、逆に恋愛ではチャンスになることもあります。
アンダードッグ効果をしっかりと発揮するには、自分自身のことをよく理解しておく必要があります。
恋愛でうまく行かない方にとっては朗報だね。
相手の同情を買うことができる
特に、人の悩みは深いものが多く、感じ方は異なるにせよ、多くの人の同情を買うことができます。
その悩みが恋愛であるなら、根が深く、共感できる部分も多いのではないでしょうか?
相手が少しでもあなたと同じような悩みを抱えた経験があったり、相談されて考えたりした経験があるのであれば、相手の同情を買うことができます。
それによって、得られる効果は以下の通りです。
- 何とかして解決してあげたい
- 自分で良ければ力になりたい
- 相手に自信をつけてあげたい
相手の同情を買うことで、弱みを見せる前と比較して、相手の中であなたの存在が大きくなります。
「~してあげたい」と思わせることができれば、母性本能をくすぐるため、相手の中で意識せざるを得なくなります。
情が湧くと他人事とは思えないよね。
情は時に判断を狂わせるんだよ。
惰性や情で恋愛してしまっている方は以下の記事を参考にしてみてください。
相手に親近感を抱いてもらえる
人の悩みは深く、性格が真反対、育った環境が違いすぎる場合以外はほとんどの方が一度は悩んだことがあるものが多いです。
その時に、努力して改善したかそうではないかはおいておき、悩みが無い人などいません。
悩みが無いように見える人も口に出さないだけで、心の奥深くにしまっているだけなのです。
一般的に悩みを口外すると、恥ずかしいことと認識している人が多いですが、その悩みが相手に刺さるほど、親近感を抱かれ、以下のように思われます。
- 似たような悩みを抱えるということは物事の考え方や感じ方が一緒なのかな
- なぜか他人のようには思えない
- この人と一緒に居たら気が合うから、楽かもしれない
このように、親近感を抱いてもらえれば、特別な人としてすぐに距離を縮めるきっかけになるのです。
親近感を抱くと、もっと一緒に居たいと思うから、大きなメリットになるね。
親近感が出ると、類似性の法則が絡んできていますので、以下の記事を合わせてみてみてください。
アンダードッグ効果のデメリット
アンダードッグ効果の恩恵を受けるには、自分から弱みを打ち明けるか、周りに気づいてもらうかしかありません。
しかし、弱みを打ち明けたら、必ずアンダードッグ効果のメリットが得られるかと言うとそうでは無いこともあります。
それでは、アンダードッグ効果のデメリットについて見ていきます。
付け入るスキを作る
弱みを見せることは相手と距離を縮めるための一つの手法ですが、同時に相手に自分の付け入る隙を作ることにもつながります。
人に弱みを見せることを拒む人の多くは、自ら明かした隙を利用されるかもしれない可能性をなくすためです。
例えば、過去に嫌なことが合った場合などは、二度と人に弱みを見せないと心を閉ざしてしまうことにもつながります。
このように、人に弱みを見せることは良いことばかりではなく、自分が利用される可能性も出てくるのです。
警戒心が強い人はかなりの勇気がいるかもね。
ネガティブっていうよりはリスクヘッジの考え方だね。
内容次第では相手に見下されることがある
弱みを打ち明ける相手は選ばなければいけません。
以下の特徴に該当する人に弱みを知られた場合はアンダードッグ効果が得られるどころか見下されることがあります。
- 他人の立場になって考えられない人
- 自分が絶対に正しいと思っている人
- 他の人に意見を聞けない人
- 劣等感を感じている人
全員が全員、自分以外の人に対して温厚に接してくれるとは限りません。
それは、ネットの書き込みを見れば一目瞭然で、気に入らなかったり、イライラしたりすると平気で人を傷つけることを厭わない人もいるのです。
恋愛でアンダードッグ効果を活用する相手はあなたが気になっている人が多いので、弱みを言った時の反応次第で相手の本当の性格が図れます。
人は弱い立場にいる人を相手にした時に、本性を現します。
見方を変えてみると、相手を見抜くための手段ともとらえられるのです。
周りに言いふらされる
あなたが勇気を振り絞っていった悩み事を周りに言いふらされることがあります。
そのため、以下の特徴に当てはまる方には弱みを見せないほうが良いです。
- 口が軽い人
- 友達が多い人
- 親友以外
あなたの悩みを大事にとらえてくれて、自分の中で留めておいてくれる方以外に悩みを明かしてしまうと、広まる可能性があります。
ただでさえ、”人は言ってはいけない”と禁止されたことを興味本位でやりたがる生き物なので、本当に信頼できる人以外に言ってしまうと、簡単に広まる可能性があるのです。
相手のことが好きだったり、気になったりしているけど、アンダードッグ効果を得るためには、周りに広まるリスクも一緒に考えましょう。
茶化されることがある
人によって物事に対する捉え方や考え方は異なって当然です。
なぜなら、性格や育ってきた環境、考え方など人によって異なっていることは当然だからです。
もし、あなたが打ち明けた悩みが相手にとって取るに足らないものだった場合は、真剣に向き合ってもらえず茶化されることがあります。
これは仕方ないことですが、この時の反応を見て、自分と相手の相性を診断することができます。
好きな人に自分の悩みを馬鹿にされたり、茶化されたりした際は落ち込みますし、それで人間不信にまでなってしまう人もいるので気をつけましょう。
アンダードッグ効果を得ようとすると、このリスクも考慮しておかなければなりません。
アンダードッグ効果を実践するまでに準備すること
自分の長所と短所を把握する
アンダードッグ効果を利用するためには、まずは自分自身の分析は必須になります。
自分の強みと弱みを正確に判断することで、アンダードッグ効果を最大限引き出すことができます。
アンダードッグ効果を得るには、自分の弱みをしっかり相手に伝え、共感してもらうことが重要です。
しかし、自分を分析していないと、意見がぶれたり、よく考えてみるとそうでは無かったりと本当にアピールしたいことが定まりません。
“あなたが思っているあなた”と”他人が思っているあなた”は異なることが多いです。
自分の弱みを知るには、他人からどう思われているかが重要になり、それを元に判断すると、相手の共感を得られやすくなります。
また、その情報を元にギャップを感じさせる手法もあります。
アンダードッグ効果が利きそうな相手かどうかを探る
アンダードッグ効果が利きやすい相手は性格や職業柄で判断できます。
性格で言うと、以下の特徴を満たした方はアンダードッグ効果が利きやすいです。
- 優しい人
- 面倒見が良い人
- 不利な立場の人を放っておけない人
基本的に、相手の悩みを真剣にとらえてくれる人はアンダードッグ効果が利きやすい傾向にあります。
次に職業で判断すると以下の通りです。
- 看護師
- 教師
- 介護士
このように、普段人と接し、人の弱みを聞いたり、解決したりすることが仕事の一部の方は弱みを打ち明けられると放っておけない人が多いです。
他人に対しても興味を持って接してくれ、相手の立場になって考えられる思いやりのある人にアンダードッグ効果は効果的です。
逆に言えば、他人に興味が無かったり、サバサバしている人に弱みを打ち明けても相手にされないか、軽くあしらわれるかです。
弱みを見せた時のリスクを把握しておく
弱みを見せた時のリスクが何もなければ、誰もが弱みを見せて相手と仲良くなろうとするはずです。
しかし、「アンダードッグ効果のデメリット」でも書いたように、弱みを見せることで自分が攻撃される可能性があります。
人は自信をつけるために、強く生きるために、自分を正当化するために、無意識に自分より立場が弱い人を探しがちです。
ここで人の本当の性格が現れるのですが、少しでも心に闇を抱えている方はマウントをとって優越感に浸ろうとします。
他人に弱みを打ち明けることは一気に距離を縮められる可能性を秘めていますが、自分が傷つく可能性があることを忘れないようにしましょう。
アンダードッグ効果を得るためのコツや注意点を把握しておく
アンダードッグ効果を得るには、好意を抱いている人相手とは言え、弱みを見せるというリスクを冒しています。
リスクがある以上、メリットを享受できる可能性を最大限高めないと、リスクとリターンが見合いません。
後述しますが、ただ単に弱みを見せれば、アンダードッグ効果が得られるわけではありません。
ポイントを押さえることで、以下のメリットがあります。
- アンダードッグ効果を最大限に高める
- 相手に敬遠される要素を減らす
中途半端にならないように、アンダードッグ効果を得るためのコツや注意点はしっかり把握しておきましょう。
アンダードッグ効果の次の手を考えておく
アンダードッグ効果はあくまで相手に自分を意識させるためのものであって、それ以上のものではありません。
アンダードッグ効果を知れば、”それだけで十分なのでは?”と考えてしまいがちですが、それは思い違いです。
叶えたい恋愛を成就させることはそれほど簡単ではありませんし、努力したところで叶わない恋愛も存在します。
そのため、アンダードッグ効果を活用した後は間髪入れずに、相手に気に入ってもらえるようなアプローチをしなければなりません。
上記を頭に入れて、アンダードッグ効果を無駄にしないようにしましょう。
恋愛が上手くいかないと悩んでいる方は以下の記事を見ていただき、うまく行く人との違いを把握し、恋愛を上手く進められる人に生まれ変わりましょう。
アンダードッグ効果を実践する際のコツ
自然の流れで弱みを見せる
自分の弱みを見せる場合は、会話の流れで相手に伝えると自然に思われます。
時には真剣な話が必要だが、それは相手との仲を縮めてからの話です。
アンダードッグ効果に頼るほど仲良くなっていない時期にやるべきことではありません。
お互い距離が縮まっていない状態で重い話をしてしまうと以下の危険性があります。
- あなたとの時間が苦痛になる
- 気付けばごめん避けされるようになっていた
このように、仲良くなるために行ったことが、相手から遠ざかってしまうことになりかねません。
そのため、以下の方法をお勧めします。
ごめん避けされている時の相手の行動は以下の記事にまとめていますので、是非チェックしてみてください。
他の強みでカバーできていることを示す
弱みがあるだけで終わってしまうと、あなたに対して可哀想と言うイメージだけが残ります。
アンダードッグ効果は不利な立場にある人を応援したくなりますが、より効果を高めるためには今の現状を覆そうと努力しているかどうかが重要になります。
また、努力している人は相手に以下のポイントを伝えることできます。
- ポジティブ思考
- 悩みを相談しても、解決してくれそう
このように、アンダードッグ効果とは別に、自分のアピールも含めましょう。
二人だけの秘密にする
二人だけの秘密にしてしまうと、二人だけの領域を作れるため、特別な感情を抱くきっかけになります。
特別な人だと認識されることで、相手からも秘密を打ち明けてくれるようになるかもしれません。
そうなると、秘密の領域が広がっていき、この人になら何でも相談できると思われるようになります。
すると、あなたに対する相手の認識が以下のように変化していきます。
- 心を許せる大切な異性
- 一緒に居ると心地よい
- 困った時に頼れる人
また、口止めの効果もあり、周りに言いふらされるデメリットも軽減できます。
アンダードッグ効果を実践する際の注意点
弱みを見せすぎない
アンダードッグ効果は弱みを見せることで相手のより深いところに入り込めば入り込むほど、より効果を発揮します。
しかし、しっかりと自分が明かす弱みのレベルをコントロールしないと、相手に重いと思われてしまいます。
また、弱みをすべて見せれば良いということでは無く、弱みばかりを明かされると相手はあなたに対して以下のイメージを浮かべます。
- この人との将来を考えられない
- あまり魅力が無いな
- なぜ弱みをそのままにして、努力して変えようとしないんだろ
このように、マイナスのイメージばかりです。
そのため、見せる弱みはできるだけ軽い内容のものが好ましいです。
なぜなら、重すぎると相手も聞きたくなくなるし、自分が背負わなければならないプレッシャーと責任感がのしかかるからです。
もちろん、相手とそこそこ仲良くなっているのであれば、腹を割った少々深い悩みを打ち明けるのもありだし、そっちの方が仲が深まる可能性が高いです。
相手に依存していると思わせない
あなたが弱みを明かしたとして、とらえ方は相手次第ですが、あまりにも頼りきりになってしまうと、依存してしまいます。
そうなると、”自分が解決しなければならない”と責任を背負わされるような感じがして、相手も気が滅入ります。
一度相手に自分が何とかしなきゃいけないと思わせてしまうと、あなたと関わりたくないと思われることがあります。
少なくともその弱みに対して”努力しているけど、改善しない・・・”という内容であれば、真剣に向き合ってくれる可能性があるので、相手に押し付けないように注意しましょう。
女性は効果抜群だが、男性は逆効果になる可能性がある
アンダードッグ効果は男女ともに有効ですが、より効果を発揮できるのは女性の方です。
と言うのも、男性は女性を守りたいと思うものであり、自分がいないとどうしようもならないと感じるほど、相手のことを意識し、頭がいっぱいになります。
しかし、女性は男性から守られたいと思うので、男性が弱みを出してしまうと、自分が守る側に回ることになり、敬遠される可能性が出てきます。
- 将来頼りにできないかもしれない
- 何かあった時に、いつも慰めなきゃいけないのかな
- 内容によっては自分で解決しておいてほしいと思う
このように、男女間で得られる効果が異なることがあるので、十分に注意してください。
アンダードッグ効果の実践例
今からアンダードッグ効果を得るための相手との接し方について一例を提示します。
上記の場合は、自然の流れで悩みを打ち明けられていますし、打開策の提示とLINEでのきっかけづくりを同時行っています。
ここまで行けると完璧ですが、実際が相手の反応次第なので、シミュレーションをしっかりしておきましょう。
アンダードッグ効果をマスターした時に変化すること
特に男性は塩梅が難しいかもしれませんが、アンダードッグ効果をマスターし有効に活用することができれば、相手との距離が急速に近づくきっかけになります。
と言うのも、弱みは共感や信頼を導くからです。
人は根本的に弱い生き物ですが、他人に悟られまいと隠して生きています。
そのため、どこかで自分の弱みを打ち明けられる特別な存在を探しているのかもしれません。
そんな中、相手から悩みを打ち明けられると、以下のように思うことがあります。
- この人なら悩みを打ち明けても分かってくれるかもしれない
- 相談に乗ってくれるかもしれない
- 真剣に考えてくれるかもしれない
上記のように直感的に思い、心の距離が縮まります。
人は親近感を感じる相手に特別性を見出します。
弱みを見せることは自分にスキがあることを打ち明ける行為であり、一見するとまずい行動ですが、相手からすると、安心して隙を見せることができると思う瞬間でもあります。
恋愛では特に心の距離の縮め方が大事であり、失恋する時はほとんどが心の距離を縮められていないことが原因であることが多いです。
アンダードッグ効果を活用すると、恋愛で難しいとされる心の距離の縮め方を有利にできます。
それだけでも十分効果を発揮していますが、ザイオンス効果やスリーセット効果など他の恋愛テクニックと併用することで莫大な力を発揮するようになります。
たかが恋愛テクニックですが、されど恋愛テクニックです。
恋愛テクニックに頼りすぎるのは良くないことですが、本当に好きな人ができた場合はそうはいっていられません。
もちろん、恋愛テクニックを活用しないで好きな人とお付き合いできれば良いですが、結局恋愛テクニックを活用する人に負けてお付き合いできなかったでは意味がありません。
特に運命の人を自分のプライドのせいで逃してしまうと、一生後悔することになりますし、いつでも頭の中によみがえってくるのです。
モテる男性は無意識の内にやっている手法ですので、やれることはしっかりやりましょう。
まとめ
「アンダードッグ効果とコツや注意点、マスターした後の変化」について書いてきました。
実践例とともに説明してきたけど、どうだったかな?
アンダードッグ効果が人の心理を突いた効果だから、効果はあるよね。
でも、注意点には気を付けないとね。
そうだね。
注意点とコツをしっかり守れば多大なリターンがあるけど、相手に避けられるリスクも潜んでいるから注意しよう。
皆さんいかがでしたか?
アンダードッグ効果を上手く活用することができれば、今まで恋愛を上手く進められなくて悩んでいる方は自信を持てるようになるはずです。
また、一つの恋愛の形ができるため、恋愛をしたことが無い方にとってもいつか役立つものになっています。
気になる人と仲良くなるために、このアンダードッグ効果をぜひ活用して見てください。
この記事が皆さんの役に立てれば、幸いです。
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