恋愛に駆け引きは必要なのか？効果とお勧めの駆け引きを紹介！

この記事では、恋愛における駆け引きの必要性や効果、お勧めの駆け引きを紹介しています。恋愛を成功させたい方は、ぜひ参考にしてみてください！

それではどうぞ。

みなさん、恋愛は駆け引き次第という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか？

多くの恋愛を経験していくと、好きな相手を振り向かせるには、相手に意識してもらうために相手の感情を揺さぶらなければならない場面が出てきます。

そんな時に有効な恋愛テクニックとして、「駆け引き」があります。

この駆け引きには賛否両論があり、うまくいけば恋愛成就が近づき、うまくいかなければ現状よりも関係が悪化してしまうという諸刃の剣です。

この記事では、「恋愛に駆け引きは必要なのか」について僕の周りの意見も含めて書いていきます。

恋愛における駆け引きとは

恋の駆け引きは恋愛に有効なテクニックの代表例とされており、相手の感情にアプローチし、適度に押し引きをし揺さぶることで、相手の中で自分の存在を大きくする効果が期待できます。

すると、意中の相手があなたについて意識し、考える時間が増えることで「もしかして好きなのかもしれない」と思わせることができます。

実際に恋愛経験値が高いほとんどの方は、意中の異性へのアプローチ中にこの駆け引きを織り交ぜており、恋愛対象外だったとしても恋愛対象へと変化させた例はたくさんあります。

また、そのような成功体験が多いことから、一度は「駆け引きをしてみたい」、「駆け引きの効果を実感してみたい」と考えている人も多いのではないでしょうか？

駆け引きは、通常のアプローチの中に不規則的な言動を盛り込み、相手の反応を見てその後の言動を変える手法が主流です。

恋愛における駆け引きのメリット

恋の駆け引きが取り沙汰されているのは、得られるメリットが大きいからであり、時には恋愛の決定打にもなるくらいの効果が期待できるからです。

特に片思いの場合を考えると、例えばあなたが相手のことを好き、相手はあなたに対して少し好意はあるがアプローチを受けるほど好きではないという状況では、あなたが意中の相手にアプローチし続けても、相手は引いてしまうことが予想されます。

その状況下で、恋の駆け引きとして、アプローチを急にやめると相手は「今までアプローチしてきていたのにどうしたのかな？」、「もしかして嫌われたの？」のように思わせることで、アプローチ自体は止めているにも関わらず、相手の中で勝手にあなたを意識してしまう状況を作れるのです。

そんな駆け引きには具体的にどのような効果があるのか詳しく見ていきます。

自分を意識させることができる

好きな相手ができたけど、まだ仲良くなっていない状況で最も効果を発揮します。

恋愛は、男女双方が一目惚れでもしない限りは必ずどちらか一方の片思いから始まり、好きになった側はどうにかして、相手に気に入ってもらえるように頑張ってアプローチします。

自分が相手にとって、仲が良い人、特別な人にまで成り上がるには、どれだけ相手に自分を意識してもらえるかが重要で、そのために尽力する必要があります。

積極的にアプローチして、相手に好意が伝わった際に、もし、相手があなたのことを少しでも気になっている場合は、アプローチされることに安心して受け身の姿勢になることが多いです。

受け身になってしまうと、あなたから行動を起こすことが当たり前になってしまい、「誘われたから誘いに乗る」、「提案されたから提案に乗る」のように、自分主導の行動ではないため、相手があなたのことを好きになるスピードが遅くなります。

そんな時に、駆け引きを織り交ぜ、あなたからのアプローチを止めてしまえば、相手は急に不安になり、あなたのことを意識するようになるため、あなたが何もしなくてもあなたのことを考えるようになり自然と仲良くなるスピードも上がります。

また、積極的に相手との接触を増やすことでも相手に意識してもらえるようになるので、以下のザイオンス効果の記事も参考にしてみてください。

2人の距離を縮められる

出会ってから好きな相手と接する機会を増やして、少し仲良くなった時に有効です。

仲良くなったという状態は、相手に少なくとも好意を抱いている状態で、一緒にいて楽しかったり、心地良かったりと感じているはずです。

しかし、あなたが一方的にこれだけ相手のために行動したのだから、仲良くなっているはずだという思い込みの可能性があるため、客観的に見て仲良くなっているかどうかを判断しましょう。

その判断基準の例をいくつか挙げます。

• LINEの返信をしてくれる
• 大勢でも2人きりでもご飯や遊びの誘いに乗ってくる
• 2人きりになっても、用事が無い限り相手から離れて行かない

本当に仲良くなっていれば、上記の行動をしてくれるので、判断の目安にしてみましょう。

また、異性として仲良くなっているか、友達として仲良くなっているかも重要で、友達として仲良くなっている場合は、異性として見られるためにかなりの努力が必要になります。

そのため、以下の特徴に当てはまっている方は友達として仲良くなっている可能性がありますので、チェックしてみてください。

• 女子会や男子会に呼ばれる
• 相手が好きな異性や恋人について話してくる
• 「異性にこんな友達ができたの初めて」と友達を匂わせてくる

上記の行動はあなたのことを異性としてではなく、友達として見ている証拠です。

今までの条件を鑑みて、異性として仲良くなっているかどうかを確認しましょう。

そんな状態でもう少し仲良くなるスピードを上げたいと思った場合には、駆け引きしてみるのは有りです。

なかなか好きな人と会えない方はLINEの頻度で駆け引きすることも可能なので、以下の記事も一緒に見てみてください。

相手の反応次第で、自分への今の気持ちが分かる

駆け引きをした結果、相手の反応を見ることで、現状自分に抱いている相手の気持ちが分かります。

駆け引きは押し引きをするため、普段の言動とはリズムやテンポが変わり、相手に非日常感や不安さを与えることになります。

あなたのことを異性として好意を持っている、または好きという気持ちがあるのであれば、駆け引きした段階で相手に不安が生まれ、相手の行動にも変化が現れます。

その時に見られる行動は以下の通りです。

• 相手の方からLINEが来るようになる
• 相手の方から遊びや食事の誘いが来るようになる
• 相手の方から積極的に会話をしようとしてくる

あなた側が引くことで、あなたと相手の接触回数が減りますが、相手があなたに好意を抱いているのであれば、その回数を減らさまいと、たとえ相手が受け身だったとしても、相手の方から何かしらアクションがあります。

あなたが引いた後に、相手が積極的になったり、脈あり行動が増えたりした場合は、あなたに好意を持っていますし、逆に、あなたが引いても相手は平然としていたり、言動が今まで通りだとしたら、それほどあなたのことを気になっていないか、異性として仲良くなってはいないということになります。

下記引きによって引き出した相手の脈ありサインまたは脈無しサインを見逃すと、相手のあなたに対する好意レベルが分からないため、以下の記事を参考に相手が出すサインがどちらなのか判断しましょう。

マンネリ化を解消できる

付き合ってから長くなって、相手に刺激を感じられなくなった場合や仲良くなっているけど長い間付き合わずにいた場合に「マンネリ化を解消する」ために、駆け引きをすることがあります。

長期間一緒にいると、一緒にいることが当たり前になってきて、相手への愛情表現や気遣い、思いやりが杜撰になりがちで、相手と付き合った当初の感覚や相手がいなくなることが無いという安心感から相手への気持ちを忘れてしまいがちです。

そんな時に、駆け引きをすることで相手の心の奥深くに眠っているあなたへの愛情や好きという思いを思い出させ、好意を抱いた当時の記憶をも呼び起こすことができます。

そのため、相手の好きになった部分や気に入る部分に着目でき、さらに相手への愛情が深まったり、相手への愛情を再確認し、仲が良い関係から恋人に進展するきっかけにもなります。

マンネリ化は倦怠期を招くきっかけになることがあります。

倦怠期になるとどうしても好きな人と上手く行かなくなりますので、以下の記事を参考にして、倦怠期を防ぎましょう。

また、惰性や情で恋愛してしまい、後悔することになりますので、以下の記事を参考に、相手との関係性をきちんと決め、無駄な時間を過ごさないようにしましょう。

恋愛における駆け引きのデメリット

今まで駆け引きをすることで得られるメリットを見てきました。

駆け引きは現状の関係性から一つ上の段階まで引き上げてくれたり、心の奥に沈んでいた相手への愛情を取り戻したりする効果が得られるため、恋愛において重宝されているのです。

しかし、強烈なメリットを得られる代わりに、それと対をなすほど強力で無視できないデメリットも存在します。

皆さんは駆け引きをする際は、メリット部分に重点を置いてデメリット部分を見ていないことが多く、駆け引きをした結果、メリットを得るはずがデメリットしか得られなかった経験をしてきた方は多いのではないでしょうか？

そうなった場合は駆け引きをしたことを後悔することになります。

そうならないためにも、これから駆け引きをすることで起こり得るデメリットを見ていきます。

嫌われる可能性がある

駆け引きは諸刃の剣で、うまくいけばあなたに対する相手の好感度を高めたり、現状の関係性を深めたりする効果がある一方、嫌われてしまうというデメリットがあります。

現状の関係性をより良いものにしたいと思って駆け引きしたのに、真逆の結果が得られると落ち込みますし、やらなければ良かったと思ってしまいますよね？

実際に、駆け引きされたことがきっかけで相手を信用できなくなったり、不快に思ったりすることは珍しくありません。

駆け引きすることは簡単ですが、嫌われる可能性があるというデメリットがあることを把握して挑むようにしてください。

駆け引きに慣れていない人がやると失敗する

駆け引きは恋愛経験値を積んだ恋愛上級者がやってこそ効果を発揮するのであって、恋愛初心者がやったとしても、成功する可能性は限りなく低いです。

駆け引きは単純に押し引きするだけだと認識していて、本来の目的を見失っているようではどこかでぼろが出たり、相手に駆け引きしていると気づかれたりし、失敗することが目に見えています。

駆け引きは相手の感情を揺さぶりながら、駆け引きの強度や言動を調整し、相手の感情に寄り添って行うものであって、恋愛経験が少なく、相手の感情を読み取る力が乏しい内は駆け引きという行動はできたとしても、相手の感情を自分に向けることは難しいです。

駆け引きにも慣れが必要で、恋愛経験を積むと同時にどんどん駆け引きのレベルが高まっていくものなので、恋愛をあまりしたことが無い方にはお勧めできません。

恋愛本や動画等でこの駆け引きをすればうまくいくと言われても、相手の状況や性格が異なりますので、全く当てになりませんし、信用できるのは自分の今までの経験と実績だけなのです。

駆け引きする側が疲れてしまう

駆け引きはうまくいけば、相手が積極的になるため、自分から何もしなくても勝手にアプローチしてくるようになる代物です。

しかし、それまでに、駆け引きをして相手を自分に沼らせるという努力が必要になります。

駆け引きする場合は、相手があなたに抱いている好意よりあなたが相手に抱いている好意の方が大きい場合であることが多く、自分と同程度の好意を持ってくれているか不安なため、確認作業として行うことがあります。

そのため、あなたが相手のことを好きすぎたり、気になってどうにもならなかったりした場合は、押す行為は問題無くても、引く行為に耐えられるか分かりません。

例えば、駆け引きとしてLINEの頻度や返信速度を下げようとしても、相手とのLINEを早くしたいと思い、寂しくなったり、悲しくなったりすることがあります。

駆け引きは相手に気づかれるまでに多少時間がかかります。

そのため、相手に気づかれず効果を全く感じられない期間は、「自分は何やっているんだろ」や「このまま相手が離れて行ったらどうしよう」のように感情が不安定になることがあります。

駆け引きのメリットを聞くと、相手だけが不安になって努力するように見えますが、実際は自分側も同様の経験をしますので、駆け引きをする前に覚悟しておきましょう。

これって駆け引き？実は普段の行動で駆け引きしている

「恋愛には駆け引きが必須」と言われた経験があるように、皆さん、普段の行動と駆け引きを完全に別物として考えてしまう傾向があります。

確かに、代表的な駆け引き行動を思い出してみると、自分のテンポを故意にずらすような行動ばかりだと思います。

しかし、細かく見てみると、好きな人との普段のやり取りで実は駆け引きのような行動をしていますが、気づいていないだけということがたくさんあるのです。

以下にいくつか例を挙げてみます。

• LINEで相手の返信を見て乗り気ではないと感じた場合は、誘いを諦め、相手の気分が良く返信も乗り気だと思う場合に、遊びや食事の誘いをする
• 手をつなごうとしたら、振り払われたからそれ以上は諦め、手をつなげた場合はアプローチする

このように、相手の反応を見てから自分の行動を変えるということは意識していなく、自然にやっている行動なはずです。

これらも一種の駆け引きであり、普段から駆け引き自体はしているのです。

そのため、駆け引きを全くしたことが無い人は存在しません。

一般的に言われている駆け引き行動は相手に好かれるか嫌われるかのような強い効果をもたらすものになっています。

イメージで言うと、故意に駆け引きをする人は「相手に好かれたい」がためにやっているのに対し、自然と駆け引きをしてしまっている人は「相手に嫌われないように」やっているのです。

駆け引きをする人の心理

ここで言う駆け引きは普段の行動が駆け引きになってしまっている場合を除いた、「相手を自分に振り向かせ、好きにさせる」ことを目的に故意に行う駆け引きのことを言います。

故意な駆け引きは、最初に相手に好意を匂わせる「押し」の後に、「相手からどうしたんだろ」、「急に好きではなくなったのかな」と不安にさせる「引き」を持ってくるパターンです。

この時に相手に不安を感じさせたり、もっとあなたと接したいと思わせれば駆け引きは成功したと言えます。

そうすると、あなたに対する相手の好意レベルが上がることで、あなたが再度アプローチした場合に、その恋愛が成就しやすくなります。

そんな駆け引きですが、実は男女で考え方が異なりますので、それぞれについて見ていきます。

男性編

男性は普段女性にアプローチすることが多く、アプローチすることの大変さが身に染みて分かっているため、追いかける側より追いかけられる側の恋愛を理想としている方が多いです。

追いかける側は自分から行動しなければならないですし、様々な努力をした結果報われるとは限らず、振られてしまうことはよくあることなので、うまく行かない恋愛が続くと、恋愛に疲れてしまいます。

そのため、本当は相手の女性のことが好きで、追いかけたい気持ちはありますが、うまく駆け引きをすることで女性の方から追わせるように仕向ける男性は増えています。

また、追いかける側に回ると、女性側の言動を気にするようになり、自分が自分でなくなってしまい、「なぜこれだけ努力しているのに振り向いてくれないのだろう」、「もしかして俺のことが好きでは無いのかな」と考え、客観的に自分を見た時に女々しさすら感じてしまいます。

また、追いかけられる側は相手を選ぶ立場にあり、一度追いかけられた経験をしたことがある男性はその楽さに味を占め、駆け引きで追われる側に回ろうとします。

ただ、駆け引きをすれば全員追われる側になれるかというとそうではなくて、女性側が追いかけたいと思えるような魅力を兼ね備えて初めて、駆け引きで追われる側になれる可能性が出てくるのです。

恋愛でうまく行かなかった経験がある男性ほど、女性に追いかけられる恋愛を夢見ています。

女性編

駆け引きをする女性には、自分に対する相手の気持ちを確認することを目的にしている場合と、好きな男性からアプローチしてくるように仕向けることを目的にしている場合があります。

今は草食系男性が増えたため、女性側が追いかける側、男性側が追いかけられる側に自然となっている場面が増えてきてはいますが、基本的に最後の告白は男性側からされたいという思いは強いです。

よくカップルにどちらから告白したかのアンケートをとっていると、男性側が告白する気配が全くないから、女性側から催促して告白させたと言っているのを耳にしたことはあるのではないでしょうか？

このように最終的な大事な部分においてはいくら積極的な女性でも男性側からしてほしいと思っていることが多いのです。

また、男性は愛情表現を行うことが苦手な傾向があるため、女性側は一緒に居たとしても不安になりがちです。

その不安を解消するためには、現状の男性側の気持ちを確認する他無いため、男性側に悪いとは感じつつも駆け引きをすることがあります。

下手な駆け引きは自分の印象を下げるだけ

駆け引きはうまくやればこの上なく大きなリターンが返ってきますが、やり方を間違えるとただただ自分の印象を下げるだけになってしまいます。

自分が気づいていないだけで相手側があなたに好意を持っていたとしても、分かりやすい駆け引きをされると気持ちが冷めてしまうことだってあります。

駆け引きとはそういうもので、どれだけ相手にバレずに遂行できるかが大きなカギとなり、ここが駆け引きが上手い人と下手な人の違い、はたまた恋愛経験値が高い人と低い人の違いになるのです。

駆け引きをしたいと考えている方は、好きな相手との距離を最短で縮めたいと思っていることが多く、慣れていない駆け引きを連発してしまった結果、苦い経験をする人が多いです。

何事にも順序というものがあり、特に駆け引きは人と人が絡んでくるため、駆け引きをしたいと思って一朝一夕でうまく行くほど簡単なものでは無いのです。

最近駆け引きを知った人や自分で試したことが無く、他人から聞いただけの知識レベルで分かっているだけの状態であれば、十中八九うまく行かないことが多いため、一時的な衝動に支配されずに冷静に自分を客観視し、シミュレーションは必ず行いましょう。

おすすめの駆け引き

今まで駆け引きに関する効果、メリット・デメリットなどに注目してきました。

駆け引きにはどんなものがあるのか、おすすめの駆け引きを知りたいと思っている方は多いと思います。

ここでは、あなたと相手の関係性別におすすめの駆け引きを説明していきますので、自分にとってどの駆け引き法が合っているのかチェックしてみてください。

LINEの頻度を変える

毎日LINEをするほど仲が良かったり、恋人関係にあったりした場合に有効な手段です。

あなたとのLINEが日常的になっている時に、あなたからの返信が遅くなったり、あなたの方からLINEをすることがなくなった場合は、相手は不安に駆られます。

もし、相手があなたに好意を寄せているのであれば、相手からのLINEが来続けたり、相手の返信速度が上がったりと分かりやすい変化が見られます。

好きな人との最適なLINEの頻度は以下の記事にまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

好意を匂わせる

片思い又は両片思いの時に有効な手段です。

自分は相手に好意を寄せているけど、相手が自分に好意を寄せているか分からない場合に、あなた側からそれとなく好意を匂わせることで相手の気持ちを把握できます。

この時に、うれしそうな表情が見られたり、その後の距離感が近くなったりした場合は、あなたに好意を寄せていると判断できます。

逆に、スルーされたり、後日から避けられるような行動が見られた場合は、脈無しの可能性が高くなります。

しかし、相手側が好き避けしているだけかもしれませんので、避けられているからと言って、脈無しとはすぐに判断できません。

あと一歩の恋愛からお付き合いまで発展させられない人は、きちんと好きな人に好意を伝えられていないからです。

以下の記事を参考に、積極的に自分から行動するようにしましょう。

相談に乗ってもらう

相談となると、通常の会話よりも深い話になり、相手があなたのことに対して真剣に考えてくれる機会になります。

人はだれかのために何かしてあげたり、時間を使ったりすると、相手のことを意識するようになるという性質があります。

片思いや両片思いの場合に、相談に乗ってもらうことで距離を縮めることができますし、駆け引きだとばれることも少ないです。

相談に乗ってもらうことで、相手との接触を増やすことができるため、ザイオンス効果を狙うことができます。

以下の記事を参考にして、ザイオンス効果を十分に利用しましょう。

相手を褒める

褒められると人はうれしくなるため、褒めた相手の評価がプラスになります。

ポイントは、褒める回数を多くしすぎないことと相手が褒められてうれしいと感じる部分をピンポイントで褒めるということです。

相手と一緒にいる時に何度も褒めると、褒められることが当たり前になってしまい褒める効果が薄くなってしまう他、無理して褒めていると思われたり、何か企みがあるのかなというように勘繰られたりしてしまいます。

また、容姿を褒めとけば誰でも喜ぶだろうのように考えるのではなく、例えば、相手が美男美女の場合は、容姿を褒めても響かないため、努力が見える内面や服装・髪型を褒めると効果的です。

LINEの絵文字・顔文字を付ける・付けない

LINEは文章で言いたいことを伝えるため、表情や声色で相手の感情を把握することができません。

その時に相手の感情を把握するための目安が絵文字・顔文字になります。

既に仲が良い関係や恋人関係にある場合は、絵文字を使わなくても相手に感情を伝わるだろうと考え、絵文字・顔文字をわざわざ使わない選択をする人は多いです。

しかし、まだ相手とそれほど仲良くなっていない場合は絵文字・顔文字の有無が印象を決めてしまいます。

そのため、日ごとに絵文字・顔文字を付けたり、付けなかったりすると相手があなたに好意を持っている場合は大きく感情を揺さぶることができ、意識させることができます。

自分のことを話しすぎない

自分のことを相手に話すことは、自分を理解してもらったり、今後の関係性をより良くしていくためには必要なことです。

しかし、自分のことを相手に話過ぎてしまうと相手は安心してしまいます。

例えば、休日に同性の友達と〇〇に行くなど恋人関係でもない限り、言わなくても良い情報を言ってしまうと、自分には何でも言ってくれるし、好意を持っていることがバレバレなので、待っていればその内アプローチしてくるんだろうと思ってしまいます。

自分のことをあまり話さないことで、ミステリアスな部分を作り、相手を不安にさせることであなたを意識させることができるようになります。

ですので、「休日に同性の友達と○○に行く」→「休日に○○に行く」のように、相手に安心させる要素を取り除くだけで簡単に駆け引きできるようになります。

ギャップを見せる

人は誰でも相手のギャップには弱く、簡単に心が動いてしまいます。

特に、「普段頼りなさそうに見える人がいざとなった時に率先して問題解決をしてくれたり」、「仕事中完璧だと思っていた人が、プライベートになるとどこか抜けていたり」のようにキュンキュンしたり、隙が見えるようなプラスのギャップを見せると、相手の中で自分の存在感が大きくなります。

自分を客観的に見ないと何がギャップなのかが分からないため、親友など普段あなたのことをよく知ってくれている人の意見を参考にしてみたほうが無難です。

誘いにすぐに乗らない

これは昔から言われていることですが、誘いがあった時に、OKだと返事をするにしても、わざと保留して悩んでいる様子を見せることで相手を不安にすることができます。

誘われてすぐにOKと返事をしてしまうと、あなたが相手に好意を持っていることがバレバレになり、逆に相手の軽い駆け引きに引っかかったような感じになってしまいます。

誘われた時に行きたくても、我慢して返事を先延ばしにすることが駆け引きにつながります。

相手の一部分を好きだと言う

相手そのものではなく、相手の一部分だけ好きというだけで駆け引きになります。

言う側は相手のことが好きだと言っているわけではないため、言いやすいですし、言われた側は「自分の好きなところってそこだけで他の部分はどう思っているのかな？」と勝手に想像を巡らせます。

そのような状態にすることができれば、成功です。

他の異性の存在を匂わせる

この駆け引き法はハイリスクハイリターンなため、既に相手と恋人関係を築いている場合は活用しないことをお勧めします。

オススメなのは、両想いだと分かっているのに、相手から告白させたい時やなかなか縮まらないあと一歩を縮めたい時に活用すると、相手があなたを他の異性に奪われるのではないかと不安になり、危機感を与えることができます。

この駆け引き法は相手にバレると、相手の信頼・信用を失ってしまうため、かなり注意して行う必要があります。

他の異性と遊んだことを報告してくる女性がいるのであれば、以下の記事を参考に、心理状態を把握しておきましょう。

過度な駆け引きは却って面倒くさい人だと思われる

駆け引きはたまにするから効果があるのであって、駆け引きをし過ぎると面倒くさい人だと思われてしまいます。

特に、「駆け引きを制する者は恋愛を制する」を信用しすぎている人はうまくいかなかったり、困ったりした時に駆け引きに頼ってしまいがちです。

駆け引きが上手い人は相手に駆け引きを駆け引きと思わせないくらいうまくやり、相手の様子を見てから駆け引きをやめるタイミングや始めるタイミングを掴めているため、いつの間にか相手側が恋に落ちていたという現象が起こります。

ただ、駆け引き至上主義の人は一に駆け引き、二に駆け引きと駆け引きが好きな相手にアプローチする際の主役となっているため、いつの間にか過度になってしまい、相手からも気づかれてしまうことがあるのです。

駆け引きされるのが嫌いな人は多い

駆け引きされる側の立場になると、駆け引きを仕掛けてくる相手が特に何とも思っていない人や嫌いな人の場合は、冷たい態度をとって突き放すことができますが、好意があったり、好きな人だったりした場合は残念な気持ちになることが多いです。

なぜ、駆け引きなどしてくるのだろう、一直線にアプローチして本気の気持ちをぶつけてきてほしいとも感じてしまいます。

また、好きな人から駆け引きされると、自分の感情が揺さぶられるのが分かり、なぜ相手は余裕を見せているのに、自分だけこんなに緊張してしまうんだろと考えるようになります。

同じ気持ちを共有してこそ、仲は深まるのに、自分と相手で全く異なる心情になっていることを感じ、「自分はこれほど相手のことを思っているのに、もしかすると相手はそれほど自分のことを思っていないのでは？」という不安を抱え、辛い思いをします。

そのため、故意に駆け引きされることを嫌う人は多いのです。

タイミングを考えない駆け引きは必ず失敗する

今まで見てきて、駆け引きは相手に気づかれないように上手くやれば必ず効果が出ると思った方が多いと思います。

もちろんそれは間違いではありませんが、駆け引きをしてはいけないタイミングを除いた場合という条件が付きます。

僕の経験上、駆け引きを駆け引きと思わせないくらい上手い恋愛経験者でも、タイミングを間違えれば失敗します。

それほど、タイミングは重要なのです。

駆け引きをしてはいけないタイミングの例を以下に記載します。

• 相手が仕事がうまくいっていなかったり、友達と喧嘩していたりと余裕が無い時
• 恋人関係にある相手が倦怠期に入って、距離を置きたいと考えている時

このようにあなたのことを考える余裕が無い時や考えたくもない時の駆け引きほどややこしいものはありません。

駆け引きをすると、相手に自分のことを考えさせることになるため、相手が負の感情を持っている時に駆け引きをしてしまうと、あなたへ「面倒くさい」、「どうでも良い」という負の感情の一部が移ってしまい、あなたの評価が下がる原因になります。

駆け引きはスパイス

改めて説明しますが、駆け引きはスパイスとしての立ち位置なので、主役にしてしまうとうまくいきません。

恋愛経験が少ない人やたまたま使った恋愛テクニックがうまく嵌った人は、恋愛テクニックを盲信し、その中でも代表的な駆け引きに頼りがちな恋愛をしてしまいます。

例え、駆け引き主体の行動で好きな人と結ばれたとしても、2人を繋ぎ止めているのは、あなたの魅力ではなく、駆け引きなので、ずっと駆け引きし続けなければならない状態に陥り、自分も相手も疲れてしまい、そう遠くない未来にお別れが待っています。

あくまでアプローチが主体で、駆け引きは単なるアプローチに対する補助役ということを再度認識するようにしましょう。

駆け引き無しでありのままの自分で勝負しよう

駆け引きは恋愛において必須かと言われるとそうではありません。

駆け引きせずとも付き合っているカップルや両想いになっている人はたくさんいます。

駆け引きは好きな相手と良好な関係を築くまでは大きなリターンを得られる可能性があるため、おすすめですが、良好な関係を築いてからは相手を試すような行動になってしまうため、バレると信頼関係やその後の関係性に悪影響を及ぼすため、リスクの方が大きくなってしまいます。

どちらにせよ、しっかりと好きな相手にアプローチし、距離を縮められていると確信している場合には、駆け引きは必要のない行動です。

逆に駆け引きが必要だと感じてしまう場合は、そもそも適切なアプローチができずに自分と相手の好意レベルの差を感じ、一気に差を縮めたいと焦っている時であり、駆け引きでどうにかなる以前の問題であることが多いです。

恋愛をする時はまずは駆け引きについて考えるべきでは無く、しっかりと相手を振り向かせることができるようアプローチに注力すべきです。

そして、アプローチに対する反応が薄かったり、思ったより2人の距離が縮められていないと感じたりした時に、味変のような感覚で相手にバレにくい軽い駆け引きを入れて様子を見ることは大有です。

いずれにせよ、駆け引きありきのアプローチはリスクを伴うため、おすすめはできません。

僕と周りの経験談

実際に駆け引きをしすぎた際の失敗談について書いていきます。

僕は学生時代、受け身だったため、女性側からアプローチさせるべく駆け引きばかりしていました。

自分ではそれほどうまくできていないつもりでしたが、絶大な効果を発揮し、何人かに告白仕向けることができていました。

ある日本当に好きな女性ができた時に、今までの駆け引きの成功体験から、今回も駆け引きで女性の木を引こうと考え、駆け引きを行いました。

しかし、相手の女性の反応が思ったものでは無かったため、いつもよりしつこく駆け引きを仕掛けてしまいました。

すると、女性側が駆け引きされていることに気づき、「なぜそんなことをするの？」「私のことが好きなら、正々堂々と好きにさせてみてよ」と言われました。

この時、ハッとさせられましたし、駆け引き主体のアプローチでは本当に好きな人を落とせないんだと実感しました。

その後は正直、アプローチすることが怖くなり、諦めそうになりましたが、ここで引いてしまうと、後悔すると感じ、正々堂々と駆け引き無しのアプローチをすることに決めました。

まずは、駆け引きしたことを誤り、そこから徐々にアプローチをしていき、仲良くなり、2・3か月後に告白をして成功しました。

告白が成功した後に、彼女に「しっかりとあなたの気持ちを伝えてくれれば振り向くのに、何であんなことをしたんだろうね？」と何度かいじられたことは苦い思い出ですが、、それも今となっては良い思い出に変わりました。

駆け引きに頼ってしまえば、自分の良さを出せません。

結局アプローチが成功して、長くお付き合いするには、駆け引きは必須では無いと学べました。

まとめ

「恋愛に駆け引きは必要なのか」について書いてきました。

皆さんいかがでしたか？

恋愛をする時は、うまく駆け引きすることで恋愛を優位に進められますが、駆け引きに頼った恋愛には限界があります。

まずは、駆け引き無しで精いっぱいアプローチした後に相手の反応が鈍かったら、「オプションとして駆け引きをしてみる」のように考えると失敗しにくいのかなと思います。

駆け引きは相手を不安にする効果があるため、できれば本当に好きな相手にはそんな経験をさせたくありません。

駆け引きは最後の手段と考えるのもありかもしれません。

この記事が皆さんの役に立てれば、幸いです。