ふと思ったんだけど、恋の駆け引きって必要だと思う?
必ずしも必要ってことは無いと思うよ。
でも、状況によっては非常に有効になるかもね。
そうなんだ。
駆け引きすれば、どんな効果を見込めるか教えてよ。
分かった。
これから詳しく見ていくね。
好きな人ができて、駆け引きしようかどうか迷っている皆さんへ。
実は恋愛をしている時は以下のように常時駆け引きをしているのですが、おそらく気づいていないと思います。
例えば
- 好きな人に話しかける
- 好きな人の近くを通る
- 好きな人に良いところを見せようと頑張る
このように、好きな人ができたら、相手のために行動しようと思うものです。
ただし、今回紹介する駆け引きはザ駆け引きのことで、あなたが意識して好きな人の反応を見ようとする行動を指します。
実際に、好きな人を落とすのに駆け引きは必要なのでしょうか?
この記事では、「好きな人ができた時に恋の駆け引きは必要なのか」について書いていきます。
恋の駆け引きは必要なのか?
恋の駆け引きは恋愛において必要なのかと言われると、答えはNOです。
なぜなら、駆け引きにはメリットはあるもののデメリットも存在するからです。
恋愛が順調に進んでいる時にわざわざ駆け引きをして、嫌われたり、愛想を尽かされたりするリスクを負う必要性はありません。
しかし、恋愛は片思いに始まり片思いに終わることが多いため、そんな状況下では駆け引きが恋愛の一種の起爆剤になり得ます。
そのため、例え可能性が無い恋愛にチャレンジしたとしても、上手く駆け引きできれば可能性を見出すことができるかもしれません。
実際に駆け引きが恋愛成就の可能性を大きく変えた場面を数多く経験してきました。
重要なのは、好きな人との関係を正確に把握し、状況によって駆け引きが必要かどうかを判断することです。
恋の駆け引きが有効な場面
避けられている
好きな人にアプローチしているけど、避けられている場合は、嫌われていると思うかもしれませんが、その判断はまだ早いかもしれません。
というのも、あなたのことが好きだから避けている好き避けをしているかもしれないからです。
もちろん、あなたの気持ちに応えられないから避けるごめん避け、既に嫌いだから避ける嫌い避けの可能性もあります。
しかし、避けられているのであれば、しっかりと判別しないと間違った行動をとり後悔することになります。
そんな時は、駆け引きをして、好きな人の本心を引き出しましょう。
すると、好きな人が出す脈ありサインや脈なしサインから、あなたへの本当の気持ちが分かります。
恋愛対象ではあるが、恋のライバルが多い場合
あなたが好きな人の恋愛対象に入っている状態ですが、恋のライバルが多い場合は、早く自分に振り向いてもらわないと、せっかくのチャンスを無駄にすることになります。
そんな時には駆け引きが重要になります。
というのも、他の異性と差をつけて、自分を選んでもらうためには、受け身では無く積極的な行動をしなければならないからです。
好きな人が複数人にアプローチされている状態で、様子を見ていたら、埋もれてしまい先を越されてしまいます。
実際にこのパターンで失恋することは少なくありません。
そうならないように、駆け引きをして、好きな人の感情を揺さぶりつつ、相手の中で自分を意識させるように行動できれば、ライバルより一歩先に進めるかもしれません。
相手が受け身の場合
好きな人が受け身の場合は、こちらから積極的に行動しないと恋愛が進みません。
それでも会う機会があるのであれば、ゆっくりですが、距離を縮めていくことができます。
しかし、恋愛はタイミングが重要であり、相手が受け身の場合だとあなたが行動してチャンスを掴みに行かないと逃すことになる可能性が高いです。
迷っている内に進学や就職で離ればなれになったり、恋のライバルに奪われたりと後悔することになります。
失恋して後悔しても、時を巻き戻す手段は無いため、駆け引きして好きな人の気持ちを把握し、脈ありサインまたは脈なしサインを引き出しましょう。
そして、恋愛成就の可能性の有無を確認し、相手の心情に合わせたアプローチ法を実践しましょう。
なかなか感情を表に出さない
ミステリアスでしっかりした考えや軸を持っている人は、好きな人を前にしたからといってなかなか感情を表に出しません。
これは、自信を持っているがゆえに自分の感情を完全に制御できるからです。
そのため、相手のことが好きならアプローチすることで自然とこちらから好きバレするような形になり、完全に恋愛の主導権を奪われることになります。
恋愛は二人の好意レベルが近ければ近いほどうまく行きやすくなりますが、この場合はあなたの気持ちが一方的に大きくなっていく可能性があるため、失恋しやすくなるのです。
この時に駆け引きをして、好きな人からの好意レベルを確認するとともに、相手のレベルに合わせたアプローチの仕方をすれば、失敗しない恋愛ができるようになります。
相手から異性または友達として意識されているかを確認する場合
好きな人と仲良くなったから、お付き合いできるまであと少しと考えて安心していると煮え湯を飲まされるかもしれません。
というのも、仲良くなったとしても、以下のように思われている可能性があるからです。
- 異性として意識している(脈ありサイン)
- 友達と認識している(脈なしサイン)
異性として意識されていれば順調に恋愛が進んでいますが、異性の友達と認識されていた場合はその時点で恋愛の可能性が0になっている可能性があります。
もちろん、好きな人が男女の友情は成立しないと考えている場合は、友達でも可能性はあるし、逆に友達ならではのアプローチ法を試せば、他の異性と明確な差をつけられます。
しかし、相手が一度友達枠に入った人を恋愛対象にすることは無いと考えていたら、かなり難しい恋愛になることは間違いありません。
一見距離が縮まり、順調だと思っていたとしても、様々な可能性が考えられますので、駆け引きをし、しっかりと異性として見てもらえているかを確認しておいた方が良いです。
恋の駆け引きが不要な場面
相手から脈ありサインが出ている
好きな人と接する機会があって既に脈ありサインを確認しているのであれば、駆け引きは不要です。
既にあなたに好意を寄せているから脈ありサインが出ているところに、下手な駆け引きをしてしまうと好きな人からの評価が下がるかもしれません。
もちろん、脈ありサインが出ている人に駆け引きをすると、上手く行けばあなたのことをさらに好きになってもらえる可能性があります。
ただし、駆け引きをされること自体が苦手、嫌い、冷めると考える人がいるため、その場合に駆け引きをすると、一気に今まで積み上げてきた関係性が崩れる可能性があります。
そのため、好きな人から脈ありサインが出ている場合は、駆け引きをせずに、正しいアプローチで距離を縮めることが大事です。
既に両思いだと知っている
好きな人があなたのことを好きだと確定している場合は、駆け引きは不要です。
両思い=どちらかが一歩を踏み出すだけでお付き合いできる関係なので、少しの勇気と努力だけで好きな人と特別な関係性を築けます。
ただし、恋愛経験が浅かったり、成功体験が無い場合は、両思いだと分かっていたとしても、振られるのを恐れて自分から積極的な行動ができない傾向にあります。
すると、相手から告白させるように駆け引きする選択をとる場合があるのです。
しかし、駆け引きをされていると分かった瞬間、以下のようにマイナスな感情を抱く人は一定数います。
- 自分が試されているようで嫌だ
- 自分に自信を持てずにグダグダしている人は苦手
- 自分の気持ちくらい伝えられないようでは、今後苦労するかも
このように、今まで抱かれていた好印象を揺るがす可能性があるのです。
そのため、既に両思いだと知っている場合は、駆け引きを控えた方が無難です。
好きな人の友達からあなたのことが好きだと聞いている
あなたが好きな人の友達から「好きだと言っていたよ」と聞いていた場合は、信頼できる場合が多いです。
この場合は、好きな人が自分の友達に恋愛相談をしていて、あなたについての思いやどれくらい好きかを伝えていることが多いです。
また、相手の友達もわざわざ嘘をついて、困らせるようなことはせずに、むしろ幸せになってもらいたいから恋のキューピット役を務めているかもしれません。
そのため、あなたは相手から出る脈ありサインを確認した時点で、自分への気持ちは本当だと思い、そのまま確実に距離を縮めることに注力しましょう。
この状況で駆け引きをして、相手が嫌気を指し、あと少しだった恋愛のチャンスを逃してしまうと、目も当てられません。
既に公認の関係
お互いに好きだと認識していて、周りも同じ認識の場合は、ほとんど付き合っている状態になっていると言っても過言ではありません。
そんな時に駆け引きしてしまい、マイナスな部分が出てしまうと、気まずいことになります。
なぜなら、既に二人だけの問題では無くなっているからです。
もちろん、恋愛は二人だけでするものですが、公認ということは周り物二人を認め合っていることになり、上手く行かなくなったらすぐに広まることになります。
特に学校や職場などでは付き合う時は良いですが、お別れした時は気まずくなりますし、さらに周りにも変に気を遣わせることになります。
そのため、不要な駆け引きをして、リスクを冒さないようにしましょう。
恋の駆け引きをするメリット
好きな人の感情を引き出せる
駆け引きをする=相手の感情を揺さぶり、表情や言動、態度などに本心を出やすくするため、例え本音を隠していたとしても、サインとして引き出せるようになります。
そのため、以下のような場合に効果的です。
- 自分のことを好きかどうか分からない
- 脈ありサインが出ているけど、思わせぶりかどうかを確認する
もしもあなたに好きな人ができた場合は、まず相手がどう思ってくれているかを見て、行動の指針を練っていく必要があります。
そうではないと、間違った行動になり、好きな人との恋愛成就の可能性を下げてしまうことになり兼ねません。
恋愛を成功させたいなら、駆け引きをして相手の本心を引き出すことで、失敗しにくいアプローチができるようになります。
自分を意識させることができる
駆け引きをすると、好きな人に自分を意識させることができます。
駆け引きは相手の感情に作用するものなので、上手く結果を残すことができると、あなたの存在感を大きくできます。
実際に、最初は恋愛対象では無かったとしても、お付き合いに至ったカップルは、相手のことを意識している内に気になる存在になった場合が多いです。
そのため、好きな人に異性として意識してもらうことは、恋愛成就の可能性を高めることにつながると言えるのです。
2人の距離を縮められる
駆け引きをすることで、2人の距離を縮められる可能性があります。
というのも、駆け引きをすることでお互いの感情を確認でき、もしも脈ありだと分かれば、自信を持ってアプローチできるからです。
今まではお互いの気持ちが分からなかったから、嫌われることを恐れて、大胆な行動に出ることができなかったとしても、駆け引きするとその状況が一変することがあります。
恋愛に受け身、進められないのは、自信を持てないからなので、駆け引きをして不安を取り除くことで2人の距離を縮めやすくなるのです。
雰囲気を変えられる
仲良くなったけどお付き合いしないまま長い時間経過すると、徐々に相手に恋愛感情を抱きにくくなります。
一度恋愛対象に思えなくなると、再度恋愛対象に思ってもらうためには、並大抵ならぬ苦労が必要ですし、その努力が叶う保証もありません。
そんな時に駆け引きして好きな人に異性として意識させることで、ドキドキ感を抱かせることができますし、マンネリ化をも防ぐことができます。
慣れで本当の感情が分かりづらくなってきた時や好きかどうか分からなくなったと言われた時に駆け引きが有効になってきます。
恋の駆け引きをするデメリット
好きな人に嫌われる可能性がある
駆け引きをすると好きな人に嫌われる可能性があります。
駆け引きをは相手の感情を乱し、不安をあおったり、不快感を抱かせたりするため、相手にとってはやってほしくない行動の一つです。
もしも、あなたに好意を抱いていなかった場合は冷静に判断できるため、駆け引きだと気付かれやすいです。
そして、駆け引きしてくるあなたに対して、めんどくさい、何がしたいのか分からないなどのマイナスな感情を抱き、良くない方向に進んでいってしまう可能性が高くなります。
実際に、あなたに好意を抱いている人に駆け引きした時は、不安や不快感が居心地悪く感じる時があります。
そして、その状況が積み重なることで徐々にあなたの好意レベルが下がっていき、興味関心を抱かなくなる可能性が出てくるのです。
駆け引きに慣れていない人がやると失敗する
駆け引きは成功したら大きなメリットが得られますが、失敗すると恋愛の可能性を下げてしまうハイリスクハイリターンのテクニックです。
恋愛=駆け引きと言われるくらい、恋の駆け引きは重要でこの先の恋愛の可能性をも左右しますが、駆け引きを上手に活用できる人は恋愛経験値が高い人だけです。
恋は駆け引きという知識だけ入手して、何も分からないまま試したところで失敗することは目に見えています。
駆け引きする際は、最低でも以下の注意点を理解してからやらないと逆効果になります。
- 駆け引きするタイミング
- 駆け引きの加減
- 駆け引きが通用するかの事前確認
恋愛経験を積んで、異性の心理や行動パターンをある程度理解しないと、駆け引きで好きな人を失うことになる可能性が高いです。
駆け引きする側が疲れてしまう
好きな人に駆け引きしようと考えている頃は気づきませんが、実際に駆け引きし始めたら自分が疲れてしまうことになります。
なぜなら、駆け引きする際は細心の注意を払わないといけないし、主導権を握っているようで握られているような感覚になるからです。
駆け引き中は、あなたが主導権をとって好きな人の感情を揺さぶることになりますが、その時に出た相手のサインを分析しなければならなくなります。
すると、駆け引きしている時以外はあなたが相手のサインの意味を考えなきゃならないし、バレない駆け引き法などを試さなきゃいけなくなります。
すると、心身的な負担がかかり、駆け引きを仕掛ける側にも関わらず、疲れてしまうのです。
好きな人への思いが強くなり、さらに上手く行かなくなる
駆け引き中は、好きな人のことを普段より考えるようになります。
なぜなら、駆け引き中は相手の反応を見て、自分の行動を決定する必要があるし、上手く行かなかった場合は様々な策を練らなければならないからです。
すると、悩めば悩むほど好きな人に沼っていき、どうにもならない状態になってしまう可能性があります。
恋愛では、好きな人と好意レベルを合わせながら距離を縮めていくことが鉄則で、どちらかが大きすぎると相手が重いと感じて、引いてしまうことがあります。
しかし、駆け引きで好きな人への思いが強くなると、好きな人に対する自分の思いが膨れ上がり、失敗する行動をとるようになるため、上手く行かなくなりやすいのです。
恋の駆け引きをする時のコツ
ここぞの場面で駆け引きする
駆け引きが必要だと判断したとしても、多用してはいけません。
なぜなら、駆け引き自体を良く思わない人が多いし、自分が試されていると分かった時点であなたにネガティブな感情を抱くことがあるからです。
実際に、駆け引きを多用しすぎると、信頼関係を壊すことにつながります。
しかし、駆け引きが必要な場面が来るかもしれないため、以下のように、ここぞの場面にとっておくことをお勧めします。
- 距離を縮めて、告白する決心をつける前
- さらに距離を縮めたいと思った時
- 他の異性にアプローチされている時に好きな人との今後の可能性を確かめる時
このように、駆け引きはここぞの場面で活用して初めて効果が出るし、相手も真剣に考えてくれるため、好きな人との恋愛の可能性を占うことができます。
そのため、駆け引きは無駄に多用するものでは無く、大事な時だけするものだと把握しておきましょう。
相手の反応を見ながら判断する
駆け引きすると、相手に負担を与えることになるため、反応を見ながら駆け引きを継続するかやめるかの判断が必要になります。
そのため、以下のように判断しましょう
このように、駆け引きをした時の好きな人の反応を見て、正確に判断できる力が求められるのです。
この時に判断を誤ると、自分の行動で好きな人との恋愛の可能性を下げることになります。
シミュレーションをしておく
先ほども書いたように、駆け引きは一朝一夕で上手く行くようになるものではありません。
異性と長年接してきた経験を最大限生かして初めて、駆け引きを自分のものにできる可能性が出てきます。
そのため、恋愛経験が少ない人が駆け引きする場合は、少なくともシミュレーションを行い、いくつものパターンを考えておかないと、失敗する駆け引き法になってしまいます。
シミュレーションを行っている時は冷静に判断できるため、客観的な行動をとることができますが、実際の駆け引き中は自分の感情が揺さぶられるため、自分のことで精一杯になりがちです。
自分の行動をコントロールするためにも、しっかりとシミュレーションを行うことが大事なのです。
恋の駆け引きをする時の注意点
リスクがあることを理解する
駆け引きをする際は、どうしてもメリットばかりを考えてしまい、デメリットについて考えません。
恋愛経験が多いほど、駆け引きがバレやすくなり、相手側も駆け引きするような人は嫌だと感じるため、お別れするリスクが常に付きまといます。
そのため、駆け引きをする際は、まずは十分にリスクがあることを把握しておくことが大事です。
すると、最低限の駆け引きに留めることができるため、より効果的になるし、リスクも最小限に収められます。
効果が出ないからと躍起にならない
駆け引きをしても、必ず効果があるとは限りません。
特に以下の特徴を持った人は駆け引きをしても、何の反応も無いかもしれません。
- 鈍感すぎる人
- あなたに好意を抱いていない人
- 駆け引きされていることが分かって、故意に反応しない人
しかし、駆け引きする時は絶対に何とかするという覚悟を決めていることが多いため、どうにかして収穫を得たいと思っていることが多いです。
すると、焦ってしまい、過剰に駆け引きをしてしまうことがあります。
しかし、駆け引きをする時は引き際が大事で、無理やり感が出てしまうと今後の関係に悪影響が出ます。
そのため、駆け引きで思ったような反応が得られなかったからと言って、躍起にならないことが大事なのです。
一喜一憂してはいけない 目的を見失わない
上手に駆け引きできた場合は、好きな人の本心を引き出せるため、一喜一憂しがちです。
しかし、それだとどちらが駆け引きされているか分からなくなってきます。
相手が恋愛経験が多かったり、既にあなたが好意を寄せていることに気づいていたりした場合は、あなたが駆け引きしているようで、利用されている場合があります。
そのため、駆け引きはあくまで現状好きな人からどう思われているかを把握する手段程度に留めておきましょう。
大事なことは駆け引き時に、相手から出たサインを参考に自身の行動を決めて、実践することです。
駆け引きに振り回されて、目的を見失わないようにしましょう。
恋の駆け引きに有効な恋愛心理学
類似性の法則
人は自分に似ていると思う人に好意を抱く傾向があります。
そのため、駆け引きする時は、好きな人と類似している部分を探し、分かりやすく言葉に出して伝えることで、好意を抱いてもらうように仕掛けてみましょう。
この時、表面上で分かることでは無く、仲良くなっていないと分からない部分を攻めると他の異性と差別化でき、より類似性の法則の効果を発揮しやすくなります。
駆け引き時に類似性の法則を活用して、好きな人に居心地が良い、もしかして運命の人かもと思わせられれば完璧です。
好意の返報性
人には好意を伝えられたら、好意を返したくなる心理があります。
好きな人に好意を匂わせて、様子を見ましょう。
好意を伝えると言っても、この時に告白のように分かりやすく相手のことが好きだと言ってしまうと、相手が驚いて警戒するかもしれません。
そのため、順序をしっかりと考えた上で好意の強さを調整しましょう。
- 好きな人の髪型がタイプだと言う
- 好きな人に似ている有名人を伝えて、ファンだと伝える
- 夢に出てきたのように特別感を出す
このように、相手に好意を持っていると匂わせますが、好きかどうかは分からない伝え方をすることが大事です。
その時の好きな人の反応を見ることで、今後の恋愛の進め方が見えてきます。
ベンジャミンフランクリン効果
人にはお願いされて相手のために努力した時に、相手に好意を抱きやすくなるベンジャミンフランクリン効果という心理現象があります。
そのため、些細なことで良いので、好きな人にお願いすることで自分を意識してもらいましょう。
ベンジャミンフランクリン効果は駆け引きしていることがバレにくいため、お勧めです。
ただし、お願いする回数や頻度をしっかりと考え、好きな人からめんどくさい、やりたくないと思わせないようにすることが大事です。
そのため、自分ばかりがお願いするのではなく、相手のお願いをたくさん聞いて、頼みごとをした時に仕方ないなと思われるような状況に持っていければ、最高です。
ツァイガルニク効果
好きな人と遊びに行けるような仲であれば、遠い未来の予定でも計画するようにしましょう。
人には完成したものよりも未完成・未達成のものが記憶に残りやすいツァイガルニク効果という心理現象があります。
好きな人との未来に複数予定を入れておくことで、予定を確認する度にあなたのことを思い出すし、日程が近づいてくるほど楽しみになって行きます。
すると、最初は予定に楽しみを感じていたとしても、「あなたに会うことが楽しみになる」に移るため、好きな人に意識され、存在感が大きくなり、好意を抱かれやすくなるのです。
ジョハリの窓
駆け引きというと、好きな人に好きか嫌いかを迫るというイメージを持っている人が多いかもしれませんが、実はそれだけではありません。
好きな人を褒めることでも駆け引きになり得るのです。
ただし、普通に褒めると駆け引きの効果は低くなりますので、ジョハリの窓を活用した褒め方をして、より喜ばせることに注力することが大事です。
誰でも分かるような部分では無く、相手のことを知っていないと分からない部分に注目した褒め方をすることで、より大きな効果を期待できるのです。
そのため、好きな人の先天的要素では無く、努力やセンスが光る後天的要素を褒めることがポイントになります。
相手に自分のことが分かっている、この人とだったらうまく行くかもと思わせるという駆け引きを利用しましょう。
希少性の原理
自分磨きをして、自分をレベルアップさせることでも駆け引きできます。
人は、簡単には手に入らないものに対して希少価値を感じて、手に入れたくなるものです。
この希少性の原理を活用し、好きな人に好意を抱いてもらいましょう。
そのためには、優先的に外見を磨き、その後に内面という順序を守りながら、自分磨きを行い、このまま放っておくと誰かに奪われると不安にさせることができれば、成功です。
また、好きな人と会話する時に「他の異性からアプローチされているんだけどどうやって断れば良いかな?」などと相談することでも希少性をアピールできます。
パーソナルスペース
恋愛では、信頼関係を築くことが大事で、どれだけ心の距離が縮まっているかが重要になってきます。
そのため、パーソナルスペースを意識した距離の縮め方がカギを握ります。
パーソナルスペースは人の体を中心に広がる空間のことで、その空間に立ち入った人に対して嫌悪感を抱きます。
パーソナルスペースは心の距離と言われるように、信頼関係を築き、仲良くなればなるほど狭くなっていきます。
そのため、あなたが好きな人にどれだけ近づけるかで心の距離を測れます。
そして、パーソナルスペースを意識しながら、まだ距離を縮めなければならないのか、もう告白段階に入っているのかを判断する材料にしましょう。
これがパーソナルスペースを活用した駆け引き法です。
恋の駆け引きは諸刃の剣
恋の駆け引きは、好きな人の感情に触れるため、実行するまでは何が起こるか分かりません。
また、駆け引きを良く思っていない人が多いため、バレた時は大きな代償を払うことになります。
まさにハイリスクハイリターン、諸刃の剣なのです。
ただし、恋愛では今よりも上の関係性に進めるためには、駆け引きが必要な場面が訪れます。
駆け引きをしてマイナスの評価をされるリスクはありますが、現状の関係性を維持していても、タイミングを逃したり、友達枠に入ったりと良いことはありません。
そのため、駆け引きをする際は、むやみやたらに多用するのではなく、しっかりと考えた上でここぞのタイミングで行うようにしましょう。
まとめ
「好きな人ができた時に恋の駆け引きは必要なのか」について書いてきました。
詳細に説明してきたけど、どうだったかな?
駆け引きは必要になる場面もあるけど、絶対にしなくてはいけないということでは無いんだね。
後、駆け引きをする際の注意点もたくさんあるから、勉強しておくよ。
そうだね。
駆け引きして、好きな人と両思いになれれば最高だね。
皆さん、いかがでしたか?
好きな人と特別な完成性になりたいと思った場合は、どんな手段を使ってでもと思うことは当然です。
そこで恋には駆け引きが付き物と言われると、駆け引きのメリットばかりに目が行き、本当に大事なことに気づかないまま、実行に移してしまうことがあります。
計画が無く、目的が定まっていない駆け引きは失敗しやすいため、自分が取る行動の意味をしっかり考えることが重要です。
また、何事にもメリットがあれば、デメリットがあるため、リスクの方に目を向けるようにしましょう。
恋愛では時にはリスクを冒す必要がありますが、その場合は最低限のリスクに留めるような関係性の構築や準備をしておくべきです。
皆さんが、駆け引きによる恩恵を受けることができ、好きな人と特別な関係性になれることを願っています。
この記事が皆さんの役に立てれば、幸いです。
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