今度好きな人と初デートに行くんだけど、今から緊張してきたよ。
確かに初デートは緊張するよね。
頑張ってきてよ。
頑張りたいんだけど…
緊張しない方法ってある?
これから、詳しく見ていくね。
好きな人と初デートに行くことになって、今からでも心臓が飛び出そうなほど緊張している皆さんへ。
好きな人との初デートは誰だって緊張するものです。
特に、今までずっと片思いだった人、初めて好きになった人、初めて自分からデートに誘った人に対しては思い入れがあるため、緊張するなと言われても不可能です。
初デートで緊張してしまうとメリットはありますが、どちらかというとデメリットの方が大きく、緊張することで後悔する行動をとってしまうかもしれません。
そうならないように、出来るだけ緊張せずに自然体で臨みたいものです。
この記事では、「初デートで緊張しない方法や考え方、対処法」について見ていきます。
初デートで緊張する理由
絶対に成功させないといけないと思い込んでいるから
初デートで緊張してしまうのは、様々な要素が絡んできますが、何もかも完璧にこなそうと考えているからではないでしょうか?
初デートは好きな人と出会ってから初めて2人きりになれて独占できる時間であり、特別な時間になります。
ここで、完璧にこなせば、相手に好きになってもらえる、もしもミスをしてしまえば嫌われるかもしれないと考えれば考えるほど、負担になってきます。
すると、気づかない内に自分にプレッシャーをかけることになり、初デートが近づくにつれて緊張してしまうのです。
個人的にも、好きな人との初デートは緊張しますし、それは今でも変わりません。
このように、初デートを成功させるために自分へのハードルを上げることで緊張してしまうのです。
デートプランに自信が無いから
恋愛経験が浅かったり、今まで自分でデートプランを立てたりしたことが無い人は、いくら考えても最適なデートプランに行き着きません。
昨日はこれで良かったと思ったけど、今日はこれの方が良いといったふうにデートプランに自信が無いからこそ、いつまで経っても悩んでしまうのです。
そして、これもしたいあれもしたいとデートプランに詰め込むことで、余裕がないプランになってしまい、失敗する初デートになりがちです。
また、もしも、これがダメだったらどうしよう、この食べ物が苦手だったら嫌われるかものように、自分だけで悩んでしまうがゆえに陥りやすい現象なのです。
そんな時は、一人で悩むのではなく、二人で悩めば最適なデートプランが決まるし、その時間すらも楽しさに変えられるため、距離を縮めるための良い手段になります。
デートプランは一人で考えるものでは無く、好きな人と二人で考えるものだという認識を持ちましょう。
沈黙の時間ができたらどうしようと考えてしまうから
好きな人との初デートが決定した時はうれしさで飛び跳ねるかもしれませんが、デートが近づくにつれて不安になってきます。
それは、初デート中に沈黙の時間ができた時にどうしようと考えるからです。
異性の心理を理解し、問題なくコミュニケーションをとれる自信があれば、心配しなくて良いですが、特に男性はコミュニケーションが苦手な傾向があるため、悩んでしまうのです。
実際に、初デートはまだ相手のことを知らないため、様子見という観点からも沈黙の時間ができやすい傾向にあります。
ただし、どんなに仲が良いカップルでも、沈黙の時間が全くできないことはありません。
もしも沈黙の時間ができたとしても無理はしませんし、沈黙の時間を活用し、逆に距離を縮めているのです。
そのため、沈黙の時間ができる心配をしたとしても絶対にできるため、沈黙の時間が訪れれること前提で対処法を練っておいた方が当日役に立ちます。
異性の特徴を把握していないから
初デートで緊張してしまうのは、相手のことが好きだからという理由もありますが、異性との接し方や扱い方が分からないからではないでしょうか?
個人的にも、同性とは普通に仲良くしているにも関わらず、相手が異性になった途端委縮してしまい、本来の自分を出せない人を見てきました。
実際に、男女の心理や考え方は大きく異なっており、自分が良かれと思って取った行動が効果があるどころか逆効果になってしまったという事例はたくさんあります。
過去に、異性と接した時に空回りした経験があるのであれば、トラウマになっていてもおかしくありません。
ただし、初デート中に嫌われることを恐れ、委縮してしまい自分をアピールできなかったら、本末転倒なため、異性との接触を増やしリハビリすることをお勧めします。
初デートですべきことが分かっていないから
初デートで緊張してしまうのは、やるべきことの優先順位を把握していないからではないでしょうか?
好きな人と一緒の時間を過ごすことを目的にしていたら、それだけで満足してしまいますし、次につながりにくくなります。
今一度、あなたが好きな人と将来どうなっていたいかを考えてみてください。
もちろん、一緒に居られるだけで幸せという人がいるかもしれませんが、ほとんどの人は好きな人と距離を縮めて、お付き合いしたいと考えているはずです。
実際に、一緒に居られるだけで良いなら普段からコミュニケーションをとったり、複数人で一緒にご飯に行ったりと初デートというリスクを冒す必要性はありません。
話を戻すと、初デートで緊張してしまうのは、最低限必要な行動が分からないからです。
何も考えずに初デートに臨む=何をすれば良いか分からない=なあなあでデートが進み、無駄な時間を過ごしてしまうことになるため、緊張していたらすべてが終わっていたということがあり得ます。
また、集中すべきことが無いゆえに無駄に緊張してしまうため、しっかりと初デートで何をしたいのか、目標を決めることが大事です。
周囲のことを考えるから
マッチングアプリや合コンなどであれば、最終的に1対1のデートに持ち込めば、後は自分事になります。
しかし、職場や学校での恋愛では、初デートに行くことが決まったとして、何処からか情報が漏れるとすぐさま周りに広まってしまいます。
また、他人のことであっても恋バナはほとんどの人が興味を持つため、変なことはできないし、後からデートどうだったと聞かれることが確定され、プレッシャーになります。
もしも、初デートで好きな人に失礼なことをしてしまうと、相手だけでは無く、相手の友達にまで伝わり、責められることになるかもしれません。
このように、周囲に気を遣わなければならない状況になると、必要以上に緊張してしまうのです。
初デートで緊張する人の特徴
恋愛経験値が少ない
恋愛経験が少ない人は、まずは異性と接すること自体が少ないです。
すると、好きな人が何をしたら喜ぶのか、何をしたらダメなのかが分からないまま初デートに臨むことになります。
その間に異性の友達を作ってコミュニケーションをとったり、異性の心理を勉強したりしておけば、自信を持てるため、緊張が和らぐかもしれません。
しかし、今まで異性と関わりが無い人が急に異性の友達を作ることは考えにくいし、男女の心理や考え方が異なることすら知らない可能性の方が高いです。
実際に、恋愛経験が少ない時にしたデートは緊張でいっぱいで、空回りした記憶しかありません。
このように、恋愛経験が少ないと、本当に緊張すべきところの前段階で緊張してしまい、自分の行動を制限することになるのです。
初めて自分から誘ったデート
今まである程度モテてきた人は、好意を抱いている人がいても、相手側からデートに誘われることしか無かったかもしれません。
しかし、いくらモテているとはいえ、常に自分の本命が積極的に動いてくれるか分かりませんし、自分から努力しないと、距離を縮めるきっかけすら掴めないかもしれません。
そんな時には勇気を出して好きな人を初デートに誘い、それが自分から誘った初めての経験になる場合があります。
今まではデートに誘った側がプランを考えてくれたり、準備をしたりしてくれていましたが、今回は自分がいろいろ調整する側になります。
実際に、今までやったことが無いことをやろうとすると正解が分からないため、不安や懸念点を解消できないまま初デートに臨むことになります。
すると、余計な心配をしなければならないため、なおさら緊張してしまうのです。
心配性
何事に対しても心配性な人は、デートとなると不安でいっぱいになり、普段通りの自分では居られなくなります。
さらに、好きな人との初デートになると、この場合はどうしよう、ああなったらどうしようと心配ばかりが積み重なっていきます。
心配性の人は、どれだけ対策していても新たな心配事が浮かんでくるため、完全に安心できるという状況になることは珍しいです。
そのため、何らかの心配事を抱えたまま、初デートを迎えることになります。
すると、不安なことで頭がいっぱいになり、デート中の時間のほとんどを緊張したまま過ごしてしまい、終わった時に何を話したかすら覚えていない状況になることがあります。
このように、心配性の人は緊張してしまい、無事初デートが終わったことに満足しがちなので、良い結果が得られない可能性が高いのです。
一途な人
一途な人は好きな人ができるとその人しか見えなくなります。
そのため、初デートに誘うこと自体が一世一代の勝負ですし、OKをもらった後も、絶対に成功させなければいけないと考えてしまいがちです。
また、一途=一人の好きな人にしか愛情を注げないため、相手への気持ちが大きくなり、それが緊張につながるのです。
一途では無く、複数人と同時並行の恋愛ができる人は、相手の数分だけ愛情を分散できるため、気楽に接することができますし、余裕ができます。
しかし、一途な人は相手に嫌われまいと考えるがあまり余裕を持てないため、初デート前から緊張し、空回りしてしまうことが多いです。
また、一途な人は好きな人への気持ちが強いため、初デート中も一緒に居られるだけで、向き合って会話できているだけで、緊張してしまうのです。
自分に自信がなく、好き避けする
自分に自信が無く、普段から好き避けしてしまう人は初デート中は絶対に緊張すると言っても過言ではありません。
実際に自分に自信が無いと、必要以上に好きな人を格上に見てしまい、相手の顔色を窺ったり、受け身になったりして、相手からマイナスな印象を抱かれやすいです。
LINEでコミュニケーションをとっている間はまったく問題ありませんが、好きな人と顔を合わせた瞬間に緊張や不安でいっぱいになってしまうのです。
また、相手のことを避けてしまうほど好きな場合は、一緒の空間にいるだけで、目線が合うだけで自分の感情が乱されるため、緊張するなと言われても不可能な状態なのです。
相手の顔色ばかり窺ってしまう
普段から自分の行動を信じられずに、他人の顔色ばかり窺ってしまう人は、初デート中も変わりません。
むしろ、一緒に過ごす人が好きな人であり、かつ緊張してしまうため、より相手の反応ばかりを気にすることになります。
すると、相手からは自分に遠慮されているように感じ、居心地良くありませんし、初デートが楽しくないものに変わってしまいます。
また、対等な関係では無く上下関係ができてしまうため、好きな人の発言に影響されすぎて、自分が自分では無くなってしまいがちです。
すると、自分で考えて行動できなくなるため、意見を聞かれた時や判断を任された時に相手に嫌われないことばかり考えて、回答を出せなくなり、より緊張するというループに嵌ってしまうのです、
自分に軸が無く、周りに流されやすい
自分に軸が無い人は、他人の意見や判断に影響されやすく、頼りにされにくいです。
すると、初デート中に主導権を握ることができないため、自分が思い描いたプラン通りに事が進まなくなります。
心の中ではこれだけはやりたいというものがあるのですが、結局言い出せずに不完全燃焼で終わってしまうことが多いです。
また、相手側もあなたの印象が悪く見えるため、予定よりも早い時間帯で「急に私用ができた」、「明日早いから」という理由で帰ってしまうかもしれません。
もしも、あなたがデートに誘った側であれば堂々としておくべきだし、自分が主導権を握るくらいの感覚で居た方がスムーズにデートが進むようになります。
初デートで緊張するメリットとデメリット
初デートで緊張するメリット
気が引き締まり、気遣いなどに注力できる
緊張しすぎは良くないですが、全く緊張しないのも良くありません。
特に、それほど相手を知らない状態での初デートでは、最初は気を引き締めた言動を心がけ、距離が縮まる毎に和んだ言動にすると違和感なく仲良くなっていけます。
初デートでは最初が肝心と言われるように、どれだけ相手の心を虜にできるかが重要になってきます。
また、その際に気遣いや思いやりなど相手に不快だと思わせない努力が必要になります。
もしも、最初から緊張感の欠片も無かった場合は、相手にマイナスな印象を抱かれますし、常識が無いと思われ兼ねません。
実際に、ある程度の緊張感があると、必要なことを忘れずに実行できる点でメリットがあると言えるのです。
相手から嫌われる行動をとらない
少しでも緊張感があると、好きな人に嫌われないようにと色々と考えを巡らせます。
すると、少なくとも相手に不快な思いをさせる行動は避けるはずです。
初デートはとにかく好印象を残さないといけないため、嫌われる行動をとってしまったら、デート中に挽回できない限り、あなたにネガティブな印象がつく可能性があります。
そのため、適度な緊張感を持っていると、自分の行動についてきちんと考え制御できることがメリットになります。
誠実さをアピールできる
初デートで緊張感が無いと、好きな人からもデート慣れしている、遊んでそうというイメージがついてしまいます。
実際に、今までもたくさんの異性と付き合って来て、相手に「もしかしたら浮気してきたのかも?」と思わせてしまうと、その時点で警戒心が強くなってしまいます。
初デートでは警戒心を解いて距離を縮めることが重要なのに、逆に遠ざかってしまうと元も子もありません。
しかし、緊張感があるとしっかりと自分の行動を以下のように取捨選択できます。
- 最初は少し堅い感じで入る
- 会話で打ち解けてきたら、タメ口や名前の呼び方を変えて、親しみを抱かせる
- さらに距離が縮まったら、本来の自分を少しずつ出しながら様子を見る
このように、最初に誠実さを感じさせ、砕けていく順序を踏むことで最低限の警戒で距離を縮められるのです。
初デートで緊張するデメリット
余裕が無さそうに見え、頼りにできないと思われる
初デートで緊張しすぎてしまうと、すべての行動であたふたしたり、キョロキョロしたりと客観的に見て、不審な行動をとりがちです。
相手側も緊張しているのだろうと受け取るかもしれませんが、余裕が無さそうに見えるため、頼りにできない人だというイメージがついて回ります。
これから関係性を深めていき、恋人関係になったとしたら、やっぱり困った時に頼りにしたいし、落ち着いて対処してもらいたいと思いますよね?
そのため、緊張しすぎて余裕が無くなると、将来に不安を抱え、ネガティブな印象を抱かれやすいです。
会話が弾まず、コミュニケーションに問題を抱えていると思われる
緊張しすぎていると、好きな人を前にするだけで頭が真っ白になり、何も考えられなくなります。
また、会話するにしても、会話に集中できずにそわそわしている状態のため、相手の話の内容が頭に入ってこなくなります。
すると、2人で会話しているのに、どこか合わない、テンションが違うのようにすれ違いが発生し、心から楽しめない会話になってしまいます。
普通に会話ができないと思われると、今後一緒に居ても気を遣うし、居心地良く感じないため、良くは思われません。
自分の行動が裏目に出やすくなり、ミスが多くなる
初デートでは緊張しすぎてしまうことがありますが、一番のデメリットは自分がやることなすことすべてが裏目に出やすくなってしまうことです。
緊張している状態は浮かれている状態に近く、心ここにあらずなので、普段通り行動しているつもりでも、ミスが多くなりやすいです。
そのため、この人は何をしているんだろう、何がしたいのだろうと不信感を抱いたり、心配になったりと楽しいというよりも一歩引いた目線で見られるようになります。
そうなると、本当の意味で心の距離を縮められないため、初デートが終わったとしても、仲良くなっているどころか、遠ざかっている可能性すらあるのです。
初デートの目的を見失いがち
初デートで緊張してしまうと、目の前の行動に必死になって、本来の目的を忘れてしまうことがあります。
初めて心から好きな人と2人きりで過ごす状況になると、緊張や恥ずかしさが感情を支配してしまうため、相手に悟られないように隠すだけで精一杯になります。
そのため、初デート前に定めていた目的を実現することができる普段の自分に戻ることができずに、終わった後に後悔することが多いのです。
このように、緊張のし過ぎは初デートを無駄にしてしまう恐れがあるため、注意しましょう。
初デートで緊張しないようにする考え方
初デートで失敗しても他で挽回できれば良い
どんなに恋愛経験値が高い人でも、好きな人とのデートになると、本来の自分では居られなくなるため、失敗することは珍しくありません。
もしも、失敗しない自信があるのであれば、相当鍛えられているか、相手のことを本当に好きでは無いのどちらかです。
初デートで失敗したとしても、まだ相手と接する機会があれば、そちらで挽回できればすべて良しです。
ただし、初デートはお試しな部分があり、あなたに対する大部分のイメージが着きやすくなるため、失敗しすぎると挽回できなくなる可能性があります。
人は出会って3回目までに相手の印象を固定化するスリーセット効果があるため、意識しながらアプローチを継続しましょう。
失敗も含めて経験、許してくれる人を選ぶ
好きな人との初デートは緊張して当たり前なので、失敗することはあるあるです。
その際に、失敗も一つの経験として捉え、自分の成長の糧にすることが重要にです。
また、失敗しても笑って許してくれるような人かどうかも見極められるため、相手が人の気持ちや状況を考えられる人かどうかも判断できます。
ここで、失敗に対して責めてくるような人であれば、その時点で考え直した方が良いかもしれません。
ただし、失敗は失敗でも、以下に当てはまっているのであれば、自分の責任なので責められても仕方がありません。
- 予約可能な店だったのに、予約してなくて待たされた
- 待ち合わせの時間に遅刻した
- 財布の中にデート代を払えるお金が入っていなかった
このように、致命的な失敗は相手からの信頼を失うことになるため、気をつけましょう。
初デート前に距離を縮めておくと、成功しやすい
初デートの時に初めて2人きりになる場合と比較して、日頃から会話したり、LINEしたりして既に距離を縮めておいた方が成功しやすくなります。
なぜなら、初デートは短い時間が推奨されており、その時間のいくらかを警戒心を解くために使うことになると、仲良くなれる時間が限られてくるからです。
もしも、相手が警戒心が強く、なかなか心を開かなかった場合は、初デート終盤でもぎこちない関係のままで結局成果を得らず終わるということも考えられます。
実際に、初デート前に仲良くなり、警戒心を解いておくと、時間いっぱい好きな人と楽しい時を過ごすことができ、後悔しないデートができる可能性が高くなります。
すると、初デートが成功するという結果になるのです。
全て完璧である必要は無い、人は隙がある方が好感を抱きやすい
初デートでは好印象を抱いてもらうために、すべてを完璧にこなさなければと思いがちですが、実はそうでは無いかもしれません。
確かに、最初は完璧だと好印象を抱かれますし、好きになってもらえる確率は上がります。
しかし、時間が経って仲良くなると隙が無く接しづらくなり、遠慮したり、本心を出せなくなったりして、居心地が悪くなってきます。
よく「完璧だと思った人が○○できなくて、ギャップで沼った」と言われるように、人は隙がある方が親しみやすく、距離を縮めるスピードも速くなります。
そのため、全体的にある程度できていれば、多少の失敗はご愛敬と余裕を持ちましょう。
目的を達成できれば、すべて成功だと考える
初デート中は全てが上手く行くわけではありません。
沈黙の時間ができて気まずい思いをしたり、相手の話が分からなかったりと色々なことが起こります。
上手く行かなかったことを引きずると委縮してしまい、自分の長所を出せない、アピールできないとすべてがいまいちになります。
初デートなどの大勝負の際は、失敗しても仕方がない、次にうまくやれば良いと考えることが大事で、如何に切り替えられるかにかかっています。
初デート中は思い描いた通りに行かないことが多かったとしても、最終的に目的を達成できればすべて成功だと考えると、気が楽になります。
自分も評価する側に回る
好きな人と初デートすることになると、どうやって自分をアピールしようか、どうやれば好印象を抱いてもらえるかにばかり意識が行ってしまうため、より緊張してしまいます。
そんな時は初デートを、相手のことを本当に好きになって良いかどうかを判断する場だと考えましょう。
初デート前は相手のことをよく知らない状態で、好きになっている場合が多く、実際に接して見たら思っていた人と違ったということはよくあることです。
緊張してしまうと、相手に好きになってもらう方法ばかりを考えるようになるため、恋愛の主導権を握られるし、さらに相手に沼ってしまうことになります。
そうなる前に、相手のことを知り、自分に釣り合う異性なのかを判断するという気持ちで臨むと自然と緊張が緩和され、満足のいく初デートになりやすいです。
自信を持って行動すれば、失敗にはなりにくい
皆さんの周りでは、自信を持っている人ほどモテる現象が発生しているはずです。
特筆すべき特徴や長所を持っていない人でも、見せかけの自信を持っているだけでモテるのにはしっかりとした理由があります。
その理由とは、以下のようなものです。
- 自信を持って行動するため、失敗を失敗と思わせない
- 何もできなくても、頼りになると思われる
- 何でもできると錯覚され、尊敬されたり、格上に見られたりする
このように、自信を持つだけで好印象を抱かれやすくなるのです。
また、自信は表情や態度などに現れやすく、より過大評価されやすい状況を作ることになります。
実際に、自信の有無の違いだけで同じ行動をしたとしても、異性からの反応は変わります。
初デートで緊張しないための対処法
自分磨きをする
初デートで緊張しないためには、自分磨きをして自信をつけることが最適です。
あなたが好きな人の前で緊張してしまうのは、無意識的に相手を格上だと思っているからです。
すると、相手の顔色を窺ったり、下手に出たりしてしまい、最終的には恋愛対象外になってしまうかもしれません。
しかし、自分磨きをして自分をレベルアップさせることができると、相手と同一のフィールドで戦えるため、普段通りの自分を保ったままアプローチできます。
そして、対等な関係性を築けるため、お互い心を許し合えますし、距離を縮めるスピードも速くなり、なおさら自信がつくため、正のスパイラルが発生します。
異性の友達を作り慣れる
初デートで緊張してしまうのは、好きな人以前に異性に慣れていないからかもしれません。
人は分からない未知なものに触れ合う時は、どう行動すれば良いか、どうしたら失敗しないかばかり考えてしまい、何もできなくなります。
そンな時は、異性の友達を作ることが大事で、異性と接していく内に心理や特徴が分かってくるため、自分の行動の指針が定まっていきます。
すると、好きな人とのデートでも、今までに培った経験から自信を持った行動ができるため、緊張しづらくなり、失敗しにくい初デートになります。
初デートだけですべて決まると考えない
好きな人との初デートで緊張しないためには、初デートだけですべて決まると考えないことが重要です。
初デートでは好きな人と2人きりの時間を過ごすため、あなた自身の印象が付いてしまうことは確かですが、それが全てではありません。
実際にスリーセット効果や自分磨きで見た目改善などをすることで、印象を変えられますし、初デート後のアプローチの仕方次第では大幅に塗り替えることも可能です。
そのため、初デートで失敗できないと思いつめ、重荷を背負うのではなく、いくつかあるチャンスの内の一つだと考えることで、気楽に望むことができます。
ただし、やるべきことを疎かにしてしまうと、後から痛い目を見ますので注意しましょう。
自己開示する
初デートで緊張するのは、あなたが好きな人と仲良くなろうと思っていても、相手がなかなか心を開かずに、壁を感じるからではないでしょうか?
そんな時は自己開示をして、自分をさらけ出すことで相手もこのくらいだったら伝えても良いかなと同レベルの情報を引き出しやすくなります。
すると、相手が妥協して自分の情報を伝えてきたとしても、いつの間にか他人には言えない情報まで言ってくることがあります。
そうなると、警戒心が薄くなり、2人の共通の秘密ごとができるため、さらに距離が縮まります。
そのため、なぜか会話が行き詰る、仲良くなれる気がしない時は、まずは自分から自己開示をしてみてはいかがでしょうか?
ただし、決して自慢話をしろということでは無いため、注意しましょう。
初デートで緊張しないための恋愛心理学
ピークエンドの法則
初デートで緊張してしまうのは、常時相手を楽しませなければならないと思い込んでいるからかもしれません。
どんなに仲が良いカップルでも一緒に居る時間は楽しく思えない時間があるもので、さらに初デートで相手を知らない状況下では、常時楽しませることは不可能に近いです。
そんな時は、ピークエンドの法則を活用した初デートをしましょう。
ピークエンドの法則とは、初デート中に一番盛り上がるピーク部分と別れ際のエンド部分がデート全体の印象になるという心理現象です。
そのため、ポイントを押さえたデートをすることで、相手からは楽しかったデートと思わせることができます。
実際に、楽しませなければと気負い過ぎると疲れてしまうのはあなたの方で、それが相手に伝わるとあまり良いとは言えません。
また、最低限抑えないといけない部分が分かることで、自分の行動の指針が立ち、緊張しにくくなるのです。
ジョハリの窓
初デートで緊張してしまう一つの理由として、思ったように仲良くなれないからが挙げられます。
実際に、警戒心が強い人は簡単に心を許してくれないため、苦労することになります。
そんな時は、ジョハリの窓を活用した褒め方や接し方をすることで、状況を一変させることができるかもしれません。
ジョハリの窓は、相手のことをよく観察していないと気付かない部分に着目することで、この人だったら信用できる、仲良くしたいと思わせる心理現象のことです。
特に相手の努力やセンスに注目することが重要で、他の異性との差をつけることができ、好印象を抱いてもらいやすくなります。
また、相手が弱っていたり、落ち込んだりしているほど効果を発揮しやすく、好きな人の一番の理解者になれることがあります。
すると、相手が自然体で接してきてくれるようになるため、あなたも変に緊張せずに接することができるのです。
アンダードッグ効果
人は相手に親近感を抱くまでは本心を隠したり、本音と建前を使い分けたりと取り繕った状態で接してきます。
すると、会話をしていても上辺だけをなぞった社交辞令ばかりの内容になってしまい、ずっと壁を感じます。
そして、その壁がある限りは本当の意味で心の距離を縮められません。
そんな時は、好きな人に自分の弱みをさらけ出して意図的に隙を作ることで、親近感を抱いてもらうアンダードッグ効果を活用しましょう。
実際に、人は他人の弱みを知ることで安心感を抱きますし、そこから仲良くなるきっかけを掴むことが多いです。
普通であれば、好きな人と気まずい時間を過ごすと、自分も心を閉ざし気味になりますが、ここでむしろ自分の短所をアピールすることで状況を打開できるのです。
すると、好きな人と打ち解けやすくなるため、緊張も緩和されるはずです。
希少性の原理
初デートで緊張してしまうのは、あなたが好きな人を追いかけ、相手は追いかけられる状況が当たり前になっているからではないでしょうか?
恋愛は片思いに始まり、片思いに終わることがほとんどなので、初デートに誘った側の方が好意レベルが高いのは自然です。
しかし、あまりにも好意レベルの差が激しいと緊張してしまい、空回りしてしまう原因になります。
そんな時は、努力して自分の魅力を最大限引き出して、出来るだけ自分をレベルアップさせることに努めましょう。
すると、自分からでは無く、相手からも積極的に絡んでくるようになり、好意が相互通行になるため、緊張がほぐれやすくなります。
相手のレベルに近づくために、自分を高めて希少性を出しましょう。
初デートで緊張した時にやってはいけないNG行動
自信を持ちすぎて自分よがりになる
好きな人との初デートで緊張しないようにするには、自信を持つことが大切だと書いてきました。
しかし、自信を持ちすぎると好きな人と距離を縮める上で弊害になる可能性があります。
実際に、自信を持ちすぎて緊張感が無くなると、以下のような行動をとってしまう傾向があります。
- 自慢話が増える
- 自分勝手な行動が増える
- 自分が楽しめれば、相手も楽しんでいると思い込む
このように、自分よがりな言動や姿勢になってしまうことがあります。
そのため、いくら自信を持ったとしても、相手を思いやる気持ちを忘れないようにすることが大事です。
あくまで好きな人との初デートは、相手が主役であることを忘れないようにしましょう。
上手く行かない原因を相手のせいにする
初デートは上手く順序を踏んだ進め方をしないと、思い通りに行くものではありません。
実際に、自分がどれだけ努力したとしても全く成果が出ないことは珍しくありません。
すると、自分は精一杯やっているのに上手く行かないのはなぜかと考えた際に、原因はすべて相手のせいだと考えることがあります。
人はネガティブな出来事が発生した際は自分を守る傾向があるため、好きな人に対しても悪いイメージを抱いてしまうことがあるのです。
しかし、これをやってしまうと、それ以上距離を縮めるのは不可能ですし、相手側も不快感を抱き、初デートを楽しめなくなります。
恋愛では上手く行かないことが大半なので、そういうものだと思うことで、好きな人と接した時に期待せずに済むため、ネガティブな感情を抱かずに済みます。
自暴自棄になる
初デートで緊張してしまい、思い通りに行かなかった場合は、自暴自棄になり自分を責めてしまうことがあります。
特に、責任感が強い人や相手を思いやる気持ちが強い人に起こりやすい現象です。
初デートではいろいろ失敗することがあっても、最後に好きな人に楽しかったと思わせることができれば成功になります。
しかし、自暴自棄になると、すべての言動や接し方が雑になるため、相手に居心地が悪い、早く帰りたいのような気持ちにさせる可能性が高いです。
すると、努力すれば挽回できる未来があったとしても、それを自ら捨ててしまうことになるのです。
そうならないように、緊張して失敗したとしても、自分を見失わないように強い気持ちを持ちましょう。
相手に意見を求めすぎてしまう
初デートで緊張してしまうと、自分に自信を持てなくなり、相手に意見を求めるようになります。
本来であれば、相手の意見を反映することが楽しく過ごすことができる近道ですが、あまりにも聞きすぎると以下のようなマイナスな印象を抱かれます。
- 自分で何も決められない人だから、苦労するかもしれない
- 自分の意見が無いから、困った時に頼りにならない
- 自分だけの意見が通るため、一緒にデートをしている感が無くなる
- 考えることが増え疲れるため、デートが楽しくなくなる
このように、デメリットがたくさんあり、自分は楽しくデートできている、相手は楽しくないデートになっているというようにお互いの感じ方に大きな差が出てきます。
すると、失敗するデートに向かって一直線に進むため、相手に意見を聞くにしても、ある程度選択肢を絞った状態で決めてもらうようにすることが大事です。
まとめ
「初デートで緊張しない方法や考え方、対処法」について書いてきました。
詳細に説明してきたけど、どうだったかな?
初デートで緊張しないようにする考え方が分かったよ。
試してみて、自分に合う方法を探してみるよ。
そうだね。
過度な緊張は失敗を招くから、適度な緊張程度に留めておくと逆に上手く行きやすくなるよ。
皆さん、いかがでしたか?
好きな人との初デートとなると、必ず緊張しますし、中にはデートの日程が迫ってくるたびに、吐きそうになる人もいるはずです。
しかし、初デートで緊張しすぎてしまうと、悪い結果になる可能性があるため、緊張しすぎないような考え方や対処法を実践しましょう。
すると、気が楽になり、素の自分のままで居られますし、相手も心を開いてくれるようになるため、距離を縮めるスピードが早くなります。
皆さんが、好きな人との初デートで緊張をコントロールして、成功に導くことができるようにと願っています。
この記事が皆さんの役に立てれば、幸いです。
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