ねぇ、恋愛テクニックで強烈な法則を見つけたんだ。
これを上手く活用できれば、かなり恋愛が簡単になるかも。
興味深いね。
どんな恋愛テクニックなの?
カリギュラ効果と呼ぶみたいだよ。
これから詳細に説明していくね。
恋愛テクニックの中にも様々ありますが、今回説明するカリギュラ効果はしっかりとその効果を引き出すことができれば、恋愛の可能性をも変えてしまう可能性があります。
特に学生時代はドキドキさせてくれる相手を好きになった経験が多いのではないでしょうか?
このドキドキ感を利用するテクニックがカリギュラ効果です。
恋愛相手に求める条件として、このドキドキ感を必須にしている人は多いため、上手くカリギュラ効果を活用できれば、好きに近い感情を抱かせることが可能になります。
この記事では、「カリギュラ効果(心理的リアクタンス)とコツや注意点、マスターした後の変化」について僕の周りの意見も含めて書いていきます。
カリギュラ効果とは
まずはカリギュラ効果の概要について簡単に説明します。
皆さんも、このカリギュラ効果を一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
同じ行動をするにしても、禁止されている時とそうではない時では行動に対する感じ方や捉え方が異なるのです。
同じような現象に心理的リアクタンスが挙げられます。
心理的リアクタンスとは、”○○やれ”と強制された時にやりたくなくなる現象のことを言います。
両者は逆の効果ですが、よくよく見るとほとんど同じ現象だと言えます。
それではカリギュラ効果の活用方法に迫っていきます。
カリギュラ効果の具体例
カリギュラ効果と言う名前は聞きなれないかもしれませんが、ほとんどの方がカリギュラ効果を体験したことがあるはずです。
ここでは、身近で皆さんが体験したことがあるであろう具体例を用いて説明していきます。
具体例➀:心霊スポットに行きたがる
特に若年層にありがちです。
心霊の存在は置いておいて、テレビやYoutube、SNSなどで心霊情報を手に入れ、心霊スポットに行きたがる時期が訪れることがあります。
その理由は大半が以下の通りです。
- 興味本位
- 肝試し
- 思い出作り
- 他とは違うと思われたい
- 自慢したい
一般的に言えば、心霊現象は悪いことばかりで、そもそも自分から体験しに行くことを控えた方が良いとされています。
しかし、カリギュラ効果により、心霊スポットに行きたがることがあります。
具体例②:反抗期
人によって現れるか現れないかは個人差がありますが、思春期に他人から指摘された際に反抗してしまう反抗期が訪れます。
カリギュラ効果の代表的な例で、反抗期が終わるまで反抗する姿勢は続きます。
反抗期のカリギュラ効果の例をいくつか挙げます。
- 親から早く帰って来いと言われても、遅く帰る
- 宿題をしろと言われたら、したくなくなる
- 学校の先生の言うことを無視し、迷惑ばかりかける
このように、相手が気を許せる友達を除くどんな人にも、どんなことにも反抗したくなるのです。
無意識に反抗してしまい後悔する人もいますが、故意に相手を困らせ、楽しむ輩もいます。
具体例③:秘密を暴きたくなる
例えば、学校の七不思議など現実には存在しないようなものだったとしても、噂を聞くと、知りたくなってしまいます。
そのため、秘密を暴くために行動に移したり、情報を得ようと詳しい人に聞いて見たりと、とりあえず自分の気が済むまで何とかしようとする傾向があります。
また、”これだけはやってはいけない”、”やったら大変なことになる”と言われたものに対して、無性にやってみたくなる現象もカリギュラ効果です。
有名な例で言うと、浦島太郎が開けてはいけないと言われていた玉手箱を開けてしまう現象がカリギュラ効果が関係しています。
「・・・してはいけない」と言われると、そうではない場合と比較して、興味を持ちやすくなってしまうのです。
カリギュラ効果のメリット
2人だけの秘密を作りやすい
一般的にやってはいけないとされていることをやってみた時は、周りに言えないため2人だけの秘密になってしまいます。
意図的に秘密にして、特別性を感じさせるテクニックもありますが、この場合は本人たちの意思関係なく秘密になってしまいます。
“秘密=特別、2人だけの空間”を感じさせるため、恋愛を上手く進めるためのテクニックの1つとして活用できるのです。
意外に2人だけの秘密を作ることは難しく、以下の条件が整ってやっと成立することが多いです。
- 2人きりの状態になっても良いくらいの仲
- 好きな人と同じグループに所属している
- たまたま2人きりになれたという運を持ち合わせている
このように、ご縁があったり、ある程度仲良くなっていたりする人とさらに距離を縮めることができます。
2人だけの秘密を作ると、類似性の法則も適用されるね。
恋愛テクニックはつながっているから面白いね。
相手の気持ちを錯覚させる
やってはいけないことをしようとすると、”必ず見つかってはいけない”という心理状態からドキドキ感が生まれます。
吊り橋効果にも代表されるように、特定の物事に対してドキドキしていたとしても、一緒に居た人に対してドキドキしていると錯覚することがあります。
お付き合いする人への条件として、ドキドキ感を挙げる人も多く、そういう方たちに対してはかなり有効になります。
どうしても上手く行かない恋愛を成就させるには、運やその時のめぐり合わせも重要になってきます。
それらは意図して起こせるものではありませんが、カリギュラ効果を発動させることで、意図的にドキドキを感じさせ、”好きなのでは?”と勘違いさせることができます。
恋愛が上手く行かない人は一つのスパイスとして試してみる価値はあるね。
距離を縮めるスピードが速くなる
恋愛は2人の距離が縮まっていくに従い、成功確率が高くなります。
この距離を縮めるスピードは相手によって変わってきますが、一般的に以下の方は比較的早く距離を縮められます。
- 運命の人
- 相性が良い人
- コミュニケーション能力が高い人
もし、あなたが上記の特徴に当てはまっているのであれば苦労していないと思いますが、ご縁や性格など様々な要素が絡むため、努力して何とかなるものでもありません。
しかし、上記の特徴に当てはまっていない方でも、カリギュラ効果を活用すると、好きな人との距離を簡単に縮めることができます。
また、上記の特徴に当てはまっている方がカリギュラ効果を習得すると、鬼に金棒状態になります。
カリギュラ効果のデメリット
浮気のきっかけになることがある
カリギュラ効果の最大のデメリットは浮気につながってしまうことです。
人は恋人との関係性が熱く、ラブラブの状態であればどんなことが起きても、浮気をしないものです。
しかし、以下の状況に陥った時に、浮気に走ってしまうことがあります。
- 遠距離恋愛
- 恋人に慣れてきて、倦怠期に入った
- 新たに出会った人の容姿が好み
- タイミング
このように、周囲の環境の変化により、浮気しやすい時期が訪れることがあるのです。
浮気は必ず誰かを傷つけることになるため、絶対にやってはいけない行動の一つです。
しかし、浮かれていたり、相手を思う気持ちが低迷していたりした場合はいけないことだと分かっていてもそれがドキドキ感に変わり、浮気してしまうのです。
友達のアドバイスを押し切って、お付き合いしてしまう
自分が良いと思った異性を否定されるほど、抗ってお付き合いしてしまう傾向にあります。
自分が良いと思った異性を否定されることは、自分の感情や価値観を否定されているようなものです。
特に親友から頭ごなしに否定されると、理解してくれない悲しみと孤独感から反抗してしまいがちです。
あなたのことを思って言っていることでも、マイナスにとらえてしまい、恋は盲目状態に溺れることになります。
人はたとえ自分を嫌いだと言っていたとしても、自分を否定された際は自分を守ろうと動きます。
それが恋愛の場合は、自分を守るために、疑念を抱きながらも相手とお付き合いしてしまうのです。
そして、その時の判断が正しかったかどうかは冷静になり、相手を客観的に見ることができるようになってから分かるのです。
自分は相手のことが好きなのに、その相手を否定されればされるほど、好きになってお付き合いしてしまう現象にもカリギュラ効果が関わっているのです。
悪い異性ばかりに引っかかる
カリギュラ効果を自然と使いこなしているのは、以下のように素行が悪い人ばかりです。
- ルールを守らない
- 他とは異なる行動をしたい
- 周りのことを考えない
このように、素行が悪い人は日常的にカリギュラ効果を使いこなしています。
だからこそ、中学生や高校生の頃のまだ、異性を見る目が育っていない頃はヤンキーに分類される素行が悪い人を好きになってしまうのです。
また、社会人になったとしても、悪い異性ばかりに引っかかってしまうのは、カリギュラ効果による”ドキドキ感=好きだ”と勘違いしてしまうからです。
カリギュラ効果を使いやすい人の特徴
カリギュラ効果は相手によって、嵌ったり嵌らなかったりします。
それは相手の性格や考え方に起因しているためです。
しかし、以下のようにカリギュラ効果を使いやすい人が活用すれば、とてつもない効果が期待できます。
- 行動力がある人
- 頼りになると思わせる人
- 魅力的な提案ができる人
- 相手の警戒心を解ける人
- コミュ力がある人
- 容姿が良い人
上記の特徴に当てはまっている方はカリギュラ効果を狙ってみてはいかがでしょうか?
ただし、他人に迷惑をかけないような軽いものを選択しましょう。
カリギュラ効果を実践するまでに準備すること
2人の共通点を探し、仲良くなっておく
2人の共通点を探しておくと、カリギュラ効果による恩恵を得られやすくなります。
カリギュラ効果を得るためには、禁止されていることをわざわざやることになります。
そのため、責められるかもしれない、怒られるかもしれないというリスクを背負いながら、行動することになります。
人はいけないことをしようとした時に一緒に行動する人を選びます。
なぜなら、リスクが伴うことをわざわざメリット無しで実行するわけでは無いからです。
もちろん、”罰ゲームだから”と言う理由で行う場合もありますが、基本的にはリスクの可能性が伴う以上、少しでも好意を持っている相手を選ぶ傾向があります。
そのため、相手と少しでも距離を縮め、仲良くなっていることが求められるのです。
自分でもできるカリギュラ効果を得られるものを探しておく
カリギュラ効果を高めるためには、一般的に禁止されているレベルが高いものほど効果を発揮します。
しかし、リスクが大きすぎると、もしものことがあった場合に取り返しがつかなくなる可能性があります。
そのため、リスクを考慮した上で、”自分でも大丈夫だ”と思えるカリギュラ効果を得られる行動を探しておきましょう。
思いつきで○○しようとしても、それが刺激が強すぎるものであれば、相手が乗り気にならず、拒否される可能性もあります。
お互いのメリットデメリットをきちんと考慮した上で、いくつか候補を見つけておきましょう。
カリギュラ効果を高めるための方法を調査しておく
同じ行動をしたとしても、あなたの言動や盛り上げ具合により、相手に与えるカリギュラ効果は上下します。
そのため、以下のようにカリギュラ効果を高めるための工夫をするべきです。
- 過去の経験を持ち出して、相手がドキドキするような体験を妄想させる
- 話し方に抑揚をつけて、感情豊かに話す
- 行動を遂行出来たら、どうなるかを想像させる
このように、工夫することでカリギュラ効果を最大限にまで引き上げましょう。
カリギュラ効果を得る前までの行動がポイントでそれを制する者がカリギュラ効果を制するのです。
カリギュラ効果を活用する際のコツ
相手の様子を見ながら、継続するかどうかの判断をする
カリギュラ効果はリスクを伴います。
そのため、あなたが提案した時には軽い気持ちで乗ってくれたとしても、ことが進むにつれて、罪悪感を感じてくるかもしれません。
罪悪感がドキドキ感を上回ってしまうと、もう楽しめなくなります。
こうなってしまうと、あなたとの時間も辛いものに変化してしまい、継続すればするほど苦手意識が大きくなっていくのです。
そのため、相手の心情を敏感に察知しながら、継続するかの判断が必要になります。
この判断力が欠けていたら、知らない内に嫌われてしまうかもしれません。
そして、あなたの感情と相手の感情にすれ違いが生じ、失敗する恋愛に突き進んでしまうのです。
判断を間違えると、いつの間にか片思い中に失恋してしまうかもしれないね。
自分だけで精いっぱいにならないように、余裕を持つ必要があるね。
“相手が楽しめる”を意識する
カリギュラ効果を狙うには、相手が楽しんでくれることが一番重要です。
カリギュラ効果はリスキーな分、ささいなきっかけですぐに後ろめたい気持ちにさせます。
相手が最後まで楽しんでくれたのなら、成功したということで以下のような感情を抱いてくれます。
- 完全に2人だけの楽しい秘密ができる
- 一緒に居るだけでドキドキする
- 特別かもしれない
カリギュラ効果を上手く活用できると得られるメリットが大きく、今後の恋愛を上手く進めるための手助けをしてくれます。
そのためには、楽しいと思わせ続けることが重要なため、相手を楽しませることに注力しましょう。
誰ともできないような体験を用意する
人は過去に経験したことがあることをもう一度行ったとしても、すべてが上書きされるわけではありません。
ところどころ過去と現在が入り混じり、曖昧な記憶が完成してしまうのです。
そうなると、あなたと過ごした楽しい時間も薄まります。
あなたは相手との時間をほとんど覚えていたとしても、相手は”そうだったっけ?”のように思い出を共有する際に齟齬が生じます。
そのため、今まで相手が経験してこなかったことを行うことが大事です。
誰でも初めての体験は印象深く経験に残りやすいです。
また、景色やその時の話などの断片的な状況から思い出していくため、新しいものを経験させると他の異性との差別化ができます。
カリギュラ効果を実践する際の注意点
自分と相手の感情が同じだとは思ってはいけない
やってはいけないことをやっている内は、夢中になってしまい自分のことで手いっぱいになってしまいがちです。
また、これほど楽しくドキドキしているのだから、相手も同じに違いないと思ってしまいます。
しかし、必ずしもそうではない場合があります。
これらは以下のようにお互いの違いを見ることで分かります。
- テンションの違い
- 表情の違い
あなたが楽しいと思っていることでも相手が必ず楽しいと思ってくれているかどうかは分かりません。
相手に自分の感情を押し付けないように気を付け、自分と同じ感情になるように、相手を引き込む努力をしましょう。
自分と相手の感情が異なる部分が恋愛が難しいとされる由縁だね。
刺激が強すぎるものは選択しない
カリギュラ効果は刺激が強いほど、その効果が高まり、2人だけの空間を形成できます。
しかし、刺激が強いということは裏を返すと、バレた時のデメリットが大きいということになります。
そのため、お互いの将来に影響を与えるようなもの、けがをする恐れがあるものなどは避けるようにしましょう。
恋愛が上手く行くには距離を縮めていくことが最優先で、刺激が強すぎて悪い方向に働いてしまった場合、一気にあなたの評価が下がることがあります。
すると、可能性があった恋愛でも一気に可能性を0にしてしまうこともあるのです。
そのため、刺激が少ないものを選択しないようにしましょう。
ある日急にごめん避けされるようになった場合は、カリギュラ効果がマイナスの影響を与えている可能性が高いね。
でも、好き避けの可能性も否定できないから、判断が難しいよね。
カリギュラ効果に頼りすぎてはいけない
カリギュラ効果は効果がある人には効果がありますが、効かない人には効きません。
以下のように既に別の魅力があり、カリギュラ効果を引き出しやすい前提条件がそろっている人であれば、大体の人に即効性があります。
- 容姿が整っている人
- とびぬけた能力を持っている人
- 第一印象で他と大差がつくくらい良いイメージを抱かせる人
しかし、上記の条件がそろっている人はほとんどいません。
もし、カリギュラ効果だけに頼りすぎていると、効かなかった時に何もできなくなります。
恋愛では何が起こるか分からないため、いくら効果がある恋愛テクニックだとしても想定外の事態を考えておく必要があります。
そのため、恋愛では一つを極めるよりも、いくつもの引き出しを持っていた方が良いです。
恋愛テクニックを活用しても相手によって得られる効果は全く異なります。
一つがダメなら、別の手をというように、繰り出していくべきです。
カリギュラ効果によって、高めた好意を好きに昇華させるためには、しっかりとしたアプローチが必要になってきます。
カリギュラ効果だけに頼っていては、いつまで経ってもあと一歩がうまりません。
あと一歩で好きな人を逃したら、後悔してもしきれないよね。
まあ、その一歩を縮めるのは難易度が高いんだけどね。
カリギュラ効果をマスターした時に変化すること
カリギュラ効果は前提条件が大事になってくるため、マスターするまでに時間がかかるかもしれません。
しかし、マスターすると以下の変化が見られます。
- 他の異性との恋愛競争で有利になる
- また、会いたいと思われる
- 秘密を作ることで親密な関係になれる
- 一緒に居ると楽しいと思わせることができる
- 倦怠期から抜け出せる
- マンネリ化を防げる
- 脈なしの恋愛を脈ありに変えられる可能性を秘めている
カリギュラ効果は多くの恋愛テクニックの中で、ハイリスクハイリターンの恋愛テクニックになります。
個人の頑張り次第で、リスクを軽減できますが、0にはできません。
だからこそ、しっかりとした準備、相手への思いやり、臨機応変な対応が必要になってきます。
いくらカリギュラ効果による影響が大きいとは言え、”好き”という感情を抱かせるまではいきません。
だからこそ、以下の恋愛テクニックと併用して、相手との距離を縮めていくことを避けては通れないのです。
好きな人相手に出し惜しみをしている時間はありません。
活用できるものは活用し、後悔しない恋愛を目指しましょう。
モテる男性はカリギュラ効果を無意識の内に活用しているので、やれることはしっかりやりましょう。
まとめ
「カリギュラ効果(心理的リアクタンス)とコツや注意点、マスターした後の変化」について書いてきました。
詳細に説明してきたけど、どうだったかな?
カリギュラ効果はすごいね。
でも、コツや注意点を把握しておかないと、逆効果になることもあるからね。
そうだね。
リターンが大きい分、リスクも大きいんだ。
でも、頑張り次第でリスクを低減できるから、ローリスクハイリターンのテクニックになるように努力しよう。
皆さんいかがでしたか?
ドキドキ感は相手のことが好きかもと勘違いさせる感覚の一つです。
カリギュラ効果を狙った行動により、ドキドキを演出し好きな人との距離を縮め、”かけがえのない人”、”いなくては困る人”、”特別な人”へと昇華し、叶えたい恋愛を叶えましょう。
ただし、並行してしっかりとアプローチし、距離を縮めていくことを忘れないようにしましょう。
特に一途な方はしっかりとしたアプローチをしましょう。
この記事が皆さんの役に立てれば、幸いです。
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