この記事では、ウィンザー効果を恋愛に活用する方法を具体例を交えて解説しています。この心理学を理解すれば、恋愛における信頼関係を深められるので、ぜひご覧ください!
それではどうぞ。
ねぇ、僕の長所って分かりにくいよね。
もっと自分の長所を上手くアピール出来れば、恋愛が上手く進むと思うんだ。
確かに、気づくにくいね。
でも、そういう時に活用できる恋愛テクニックがあるんだよ。
僕に最適かも。
どんなテクニックなの?
ウィンザー効果と呼ぶみたいだよ。
これから詳細に説明していくね。
皆さん、自分の長所をアピールしたいと思っていても、アピールしすぎると好きな人に嫌われると思い、アピールを控えている方は多いのではないでしょうか?
しかし、恋愛では如何に自分のアピールポイントを伝えられるかが重要であり、それが相手からの好意レベルに直結します。
アピールしたいけど出来ない、そんなもやもやした状況はウィンザー効果を活用できれば、解決できるかもしれません。
ウィンザー効果を活用すると、自分のアピールポイントを伝えつつ、信頼性も獲得することができます。
この記事では、「ウィンザー効果とコツや注意点、マスターした後の変化」について僕の周りの意見も含めて書いていきます。
ウィンザー効果とは
まずはウィンザー効果の概要について簡単に説明します。
これは主観評価ではなく、客観評価の方が重要視されることを示しており、”第三者からの意見は間違いないだろう”という心理が働いています。
本人から直接、アピールポイントを伝えられても以下のように疑念を抱く傾向にあります。
- 本当なら自分から言う必要は無いんじゃない
- 本当なら周りの人からそのように評価されているよね
- 自分で言う時は、実は大したことない時が多いよね
このように、自分で自分の長所をアピールしたところで、すんなりと受け入れてはくれません。
もし、受け入れたように見えたとしても、参考程度に留めたり、少し呆れ気味に受け取ったりと本気で受け取ることは少ないです。
しかし、ウィンザー効果を活用できれば、第三者からのお墨付きをもらえるため、情報に対する信頼性がぐっと上がり、信じてしまうのです。
このウィンザー効果を恋愛に応用できれば、好きな人からの評価を上げたり、距離を縮めたりできるかもしれません。
それではウィンザー効果の活用方法に迫っていきます。
第三者を通じた意見がより相手から信頼される理由
第三者を通じた意見がより相手から受け入れられる理由について、結論から言うと説得力、つまり信頼性が担保されるからです。
やはり本人から自分の魅力をアピールされたところで、以下のような懸念点が残り、素直に受け入れられません。
- 自分を評価する時は過大評価気味になることがある
- 自分を良く見せるために、盛っている可能性を否定できない
- 主観的な評価は信用できない
- 主観的評価と客観的評価が同一なことが少ない
このように、主観が混じってしまうと本当の評価から大きくずれる可能性が考えられるため、信用されにくいのです。
逆に言えば、第三者からの意見は完全に客観的な評価であり、雑念が混じっていないと思われるため、信頼されるのです。
ウィンザー効果のメリット
好きな人からの評価を改めるきっかけになる
好きな人にアピールしたいけど、自然に気づいてもらいたいという思いもあるため、結局自分のアピールポイントを伝えられないままでいる人が多いです。
そのため、普段接していて気づかれない魅力をどうやってもアピールできずに途方に暮れていることでしょう。
その部分を上手くアピールできれば”評価が変わるかもしれない”と思い、意を決してアピールしたとしても、相手に響かず「へー」で終わってしまうことも度々です。
もちろん、賞をもらったり、表彰されたりという客観的に分かりやすい実績があるのであれば、話は別です。
そういう時に第三者が代わってアピールポイントを伝えることで自分の評価を改めるきっかけになります。
通常であれば、一度相手の印象がついたら、余程のことが無い限り変わることは無いというスリーセット効果が適用されますが、ウィンザー効果はこれを覆す可能性を秘めています。
自分だけでできることには限界があるよね。
そういう時にウィンザー効果を活用できれば、不可能を可能にできるんだ。
他人の言葉を借りつつ、褒めることができる!ついでに自分の印象も高まる
ウィンザー効果は、好きな人を直接褒めるのが恥ずかしくても、他人の言葉を借りたように見せれば、恥ずかしさが和らぎ、褒めることができます。
また、その際にジョハリの窓を意識した褒め方ができれば、相手から良い印象を持ってもらえます。
第三者からの意見として、好きな人の良い部分を褒められれば、あなたが言っている内容の信頼性が上がり、相手の喜び度が増します。
そして以下のように付け加えれば、その状況に便乗できます。
- 自分もそう思っているよと同調する
- 後、○○もだよねと追加で独自の意見を伝える
- やっぱりすごいねと追加して褒める
この場合は、第三者の評価が上がるだけかと思うかもしれませんが、上記のように工夫することで相乗りでき、自分の印象も良くすることができます。
普段、好きな人を褒めることができない人や相手と距離がそれほど縮まっていない人でも活用できます。
ポイントは第三者の意見として褒めた後に相手が良い気分になったところを狙って、あなただけの独自の目線で追加で褒めることです。
第三者を踏み台にして、自分の評価を高めましょう。
効果的に褒める時はやっぱりジョハリの窓を意識すべきだよね。
空振りしないためにも、一度の褒めで最大の効果を発揮しよう。
あなたのアピールポイントをアピールでき、新たな一面を知ってもらえる
人それぞれに魅力がありますが、ある人は魅力的に見えて、ある人は魅力的に見えないのは、周囲の環境が原因かもしれません。
周囲の環境と合致した魅力があれば自然とアピールできますが、そうではない場合はアピールしたとしても、相手からの反応は薄く、効果が感じられません。
そのため、自分の魅力をアピールできる環境は限られていると言えます。
例えば、学生時代であれば以下が目立ちやすく、関連した魅力があれば自然にアピールできます。
- 勉強ができる(成績の順位貼り出し)
- スポーツができる(部活の成績または一緒に運動することで分かる)
- リーダーシップがある(生徒会長や体育祭の応援団長など)
また、社会人になると以下が目立ちやすいです。
- 業績(社内表彰)
- リーダーシップがある(リーダーやまとめ役を任される)
- 優しさ・気遣い能力(普段の行動や態度から)
いくらすごい魅力があったとしても、好きな人に知られなければ意味がありません。
しかし、第三者に”実は○○なんだよね”と言われると隠れていた魅力をアピールできたり、新たな一面を知ってもらえたりできるのです。
自分の気持ちを本心だと思ってもらえる
ウィンザー効果は好きな人に好意を伝える時も有効です。
好きな人に冗談半分で好意を伝えられたら楽ですが、特に一途な人や相手のことを本当に好きな人にはそんな余裕はありません。
そのため、好意を直接伝えるとなると、真剣になりすぎて、相手が重く受け取ることになります。
その際に、もしあなたに好意を抱いていなかったら、気持ちに応えられない気まずさからごめん避けされてしまう可能性があります。
また、事前に好きバレしていたら、しっかりと聞いてくれなかったり、好意を伝える機会が無かったりと様々な可能性が考えられます。
そんな時に”○○が好きと言っていたみたいだよ”と伝えられると、そうなんだと素直に受け止められます。
また、第三者の言葉であるため、信ぴょう性が増し、あなたの好きという気持ちが本心であることもアピールできます。
一途な人は好きな人を前にすると、どんな人でも不器用になるよね。
一途な人は以下の記事を参考に、叶えたい恋愛を叶えられるようになろう。
恋愛に奥手な人も十分活用できる
恋愛に奥手な人にも十分活用できる恋愛テクニックのため、どんな方であっても知っていれば使えます。
恋愛に奥手な人は以下のような特徴があるため、好きな人相手になかなかアピールできません。
- 好きな人に好きと言えない
- デートに誘うなどの行動ができない
- 受け身の恋愛をしてしまう
このように、自分から恋愛を進めるためのきっかけを作れないことが特徴です。
そのため、好きな人が異性に人気であればあるほど後手を踏み、結果的に他の異性から奪われる傾向にあり、後悔しがちです。
しかし、ウィンザー効果を活用できると、第三者を利用して恋愛を進めるきっかけを作れます。
きっかけを作ってもらった後は本人の力次第になりますが、最初の一歩を手助けしてくれるのはかなり大きいです。
恋愛が難しいと感じている方は、最初の一歩をどう踏み出せば良いかで悩んでいる可能性があるよね。
ウィンザー効果で背中を押してもらいましょう。
特に、社内恋愛やバイト先での恋愛で効果を発揮する
ウィンザー効果は自分の味方をしてくれる第三者が多いほど、効果を発揮します。
そのため、以下のような環境だと効果を発揮しやすいため、最適な条件と言えます。
- 職場やサークル
- バイト先
- 学校や部活
このように、たくさんの集団といると、否が応でも誰かの話やうわさ話をしたり、聞いたりすることになります。
もし、自分の評価が良ければ、好きな人に伝わる可能性は高いため、ウィンザー効果を期待できます。
また、多くの人があなたを評価していれば、バンドワゴン効果で好きな人から好印象を持ってもらえます。
ウィンザー効果のデメリット
悪口にも効果がある
ウィンザー効果は悪口にも効果があります。
皆さんも、第三者から”○○が悪口言っていたよ”と聞いて、落ち込んだ経験があるはずです。
悪口は自分の前では言わずに他人に愚痴として言う習性があるため、第三者から聞く機会が自然と多くなります。
もし、あなたの印象が悪ければ、それ相応の効果が出てしまいます。
また、悪い噂ほど相手の印象に残るため、質が悪いです。
それなら、恋のライバルが悪口を言っていたことを伝えれば良いと思いがちですが、それだと以下のように自分の評価を下げてしまうことになる
- わざわざ自分の前で言って、どうしたいの?
- 傷つくことが分からないって、ありえない
- それって、あなたも思っているから遠回しで伝えているんでしょ
このように思われ、最悪の場合避けられるようになり、恋愛を進める上で大きな障害になってしまうことがあります。
もし、相手があなたの好意に気づいていたら、ごめん避けされる可能性があるよ。
以下の記事を参考に、ごめん避けの特徴を押さえよう。
完全に第三者任せになってしまい、第三者の力量によって効果が左右される
ウィンザー効果は、あなたの長所やアピールポイントを上手く伝えてもらうことで効果が期待できます。
しかし、その際に自分が絡むとおかしなことになるため、自分がいない場所でアピールしてもらうため、完全に第三者任せになってしまいます。
また、相手のコミュ力とウィンザー効果は相関があるため、第三者の力量で相手に与える印象が変わります。
そのため、いくら長所があると言っても好きな人にどのように伝わるか分からないため、安心できないのです。
などの長所を伝えてくれてはいるものの、マイナスの言葉がつき、打ち消してしまっては意味がありません。
それどころかマイナスの言葉で終わっているため、ピークエンドの法則が成り立ち、マイナスの印象の方が大きくなります。
伝える人の性格や価値観、あなたとの関係性が少なくとも相手の印象を左右するのです。
この場合はピークエンドの法則が悪い方向に働いた例だね。
ピークエンドの法則は使いこなすと恋愛を簡単に進められるよ。
内容により相手に効かない場合もある!相手に響かなかったら効果が無い
いくらあなたの長所を第三者が伝えたところで、マニアックすぎたり、価値を感じなかったりした場合は、あなたに対する心情に変化が無いため、ウィンザー効果は期待できません。
そのため、できるだけ以下のような汎用性な長所が求められます。
- ああ見えて、実は家族思い
- ああ見えて、一途で好きになった人のためならどんなことだって頑張れる
- 努力家で、責任感が強くて、頼りになる
上記のような長所だった場合は、伝えられた際に素直に心の中に入ってきます。
しかし、以下のように、人によって捉え方が変わってしまう長所だった場合は相手次第になります。
- ああ見えて、実はプラモデルを作るの得意みたいだよ。
- ああ見えて、理科の実験の時に前に出て発表していたよ。
- ああ見えて、○○のゲームが得意みたいだよ。
上記を伝えられたところで、相手に嵌れば評価されますが、ハマらなければ愛想笑いされるかスルーされる未来しか待っていません。
そのため、内容によっては好きな人に受け入れてもらえないことがあることを把握しておきましょう。
周りの環境によって活用できない
ウィンザー効果は自分を知ってくれている第三者がいて初めて、効果を発揮します。
そのため、合コンなど複数の友人がいる場合は上手く仕込めば、ウィンザー効果の恩恵を受けることができます。
実際に、事前打合せで作戦として活用することが一般的なほど、活用されています。
しかし、周りに知り合いが一人もいないマッチングアプリやナンパなどでは活用できません。
自分が置かれている環境を整理して、ウィンザー効果が活用できるかチェックしてみましょう。
ウィンザー効果が出やすい人の特徴
以下のような特徴を持っている方はウィンザー効果の恩恵を強く受けられます。
- ギャップがある
- 好きな人から少なくとも好意を抱かれている
- 職場やバイト先での評価が高い
- 恋愛に奥手
- 好きな人の前では普段の自分を出せない
- 同性からの評価が高い
上記に当てはまっている方は、積極的にウィンザー効果を活用することで、好きな人からの印象を良くし、恋愛のきっかけを作ることができるようになるかもしれません。
しかし、裏表が無く、自分の魅力をしっかりと発揮できている人にはウィンザー効果を活用したところで、相手の印象とほとんど一致するため効果が期待できません。
ウィンザー効果を実践するまでに準備すること
好きな人から信頼を得ておく
好きな人から信頼を得て、少なくとも興味を持ってもらえる状況を作っておきましょう。
初対面の人やどうでも良い人の情報を聞いても、自分には関係ないため、他人事のように受け取った結果ウィンザー効果は半減します。
距離を縮めておき相手から信頼を得ておくと、第三者からの評価で今のあなたの評価を覆せる可能性が高まります。
好きな人から信頼を得るには、以下が必要不可欠です。
- 有言実行し、言動を一致させる(約束を守る)
- コミュニケーションを取り、相手の情報を得て、仲良くなっておく
- 辛い時などに一緒にいたり、相談に乗ってあげたりすることで、自分にとって特別と思わせておく
- マイナス要素を無くす
- 何でも言い合える仲を構築する
- お互いの価値観を伝え、受け入れ合う
特に言動を一致させることはラポール形成をする上で必要不可欠です。
言動を一致させることのメリットは大きいよね。
以下の記事を参考に、言動を一致させることで得られる効果を見てみてよ。
周りからの信頼を獲得しておく
ウィンザー効果は第三者が絡んでくるため、周囲の信頼を獲得しておくことは必要不可欠です。
もし、特定の仲が良い人に頼ったとしても、他の人が打ち消すような行動をしてしまったら無意味です。
しかも、その数が多くなると、バンドワゴン効果がマイナス方向に働いてしまい、あなたの評価が下がることになります。
また、グルであるとバレた場合は、さらに評価が下がるだけでは無く、信頼関係に響いてきます。
そうなると、修復するまでに時間と苦労がかかるし、もしかするとその時点で恋愛対象外になってしまい、そもそも恋愛の土俵にすら立てなくなる可能性があります。
それほど信頼性は重要であり、下がるのは一瞬だが、積み上げるのには長い年月がかかります。
本人からの信頼を高めるよりも、周りから固めていったほうが良いまであります。
本当に良い男性は第三者からの評価は得ているよね。
後は少しだから、以下の記事を参考にモテるようになろう。
万人受けする自分磨きをしておく
万人受けする自分磨きをすることで、ウィンザー効果を高めることができます。
なぜなら、人は他人の見えない部分、把握していない部分は「○○そう」などのように勝手に想像する傾向にあるからです。
これは人間の心理現象であり、第一印象や印象を高めておくことで相手が把握できていない部分を良い方向に勝手に評価する習性があります。
そのため、分かりやすい部分を改善し、他人に凄いと思わせることで、第三者が好きな人に良いふうに伝えてくれる可能性が高まります。
適切に自分磨きをすることで、今の自分からさらに一つ上のレベルの自分に進化できます。
以下の記事を参考に、おすすめの自分磨きをして、生まれ変わろう。
ウィンザー効果を実践する際のコツ
周りの人に協力してもらう
協力者を作っておくことで、ウィンザー効果を意図的に作りだせます。
場合によっては、協力者が恋のキューピットにもなり得ます。
しかし、協力してくれる相手は誰でも良いというわけでは無く、本当に信頼できるかどうかの判断は必要です。
お願いして協力してくれる人は最低限以下の条件を満たしていなければならないため、慎重に選別しなければなりません。
- あなたが好きな人のことを狙っていない
- あなたのマイナスの部分を言わない
- 根拠を求められた際に、具体例をすぐに発信できるほどの仲
もし、余計なことを言ってしまう人を協力者に選んでしまった場合は、後悔することになります。
もし協力してくれて、あなたの印象を高めてもらったら、お礼に何かしてあげましょう。
好意を伝えてもらう
ウィンザー効果を恋愛で活用するのであれば、長所やアピールポイントを伝えてもらうことも効果的ですが、好意を伝えてもらった方が手っ取り早いです。
その時の反応次第で、自分の恋愛における立ち位置が確認できるとともに、”どう思っているの?”などと詳しく聞いてもらうことによって、自分では得られない本心からくる情報を掴むことができます。
その情報を元に、改善すべきところは改善すると言ったように今後の行動につなげましょう。
もし、相手があまりこちらに興味が無い場合は、以下の恋愛テクニックを活用して距離を縮めていきましょう。
このように、相手の反応次第でその後の行動を臨機応変に変えましょう。
恋愛が上手く行かない人はまず好意を相手に伝えられていない可能性が高いよね。
以下の記事を参考に、臨んだ恋愛を上手く進めよう。
実はモテていると伝えてもらう
モテる人は何かしら異性の気を惹くものを持っています。
しかし、外見が優れていなくもモテている人はいて、そういう人たちはウィンザー効果を活用してモテていると錯覚させているのかもしれません。
実はモテているという情報があるだけで、モテはモテを呼ぶのです。
これはバンドワゴン効果が絡んできており、人は多くの人が良いと思うものに魅力を感じる習性が現れています。
そのため、“モテている=すごい魅力がある”と勝手に思い込ませることができます。
そうなると、勝手にあなたに対する印象が高まり、好意を抱くようになるのです。
また、“モテる=誰かに先を越される可能性がある”ということなので、希少性の原理も絡んでくるため、より一層好意を抱いてもらえるかもしれません。
本当にモテていれば、ウィンザー効果を使うまでもなく、好きな人とお付き合いできる可能性が高まるよね。
以下の記事を参考に、モテる男性を目指そう。
自分の長所を伝えてもらう
あなたの長所を伝えてもらい、あなたの評価を上げましょう。
ポイントは誰が見ても分かる部分ではなく、相手のことをよく知らないと分からない部分にアプローチすることです。
ジョハリの窓で言えば、”秘密の窓”に値する領域のことで、この部分に目立ちにくいあなたの長所が隠れています。
これが相手に刺されば、あなたの印象が高まり、好意を抱いてもらえるようになるかもしれません。
また、第三者の意見を借りて、”盲点の窓”を狙い、好きな人を褒めちぎってみる手もあります。
ウィンザー効果を実践する際の注意点
評価をコントロールできない
いくら自分自身が”自分はこれだけ魅力的だ”と思っていたとしても、第三者が絡む分、評価をコントロールできません。
すべては第三者の伝え方と好きな人の受け取り方次第なのです。
こちらでやるべきことは、第三者と好きな人双方に凄いと思ってもらえるように自分磨きをして、自分を高めることです。
そもそも恋愛対象外になってしまえば、ウィンザー効果を活用しようと思っても効果がありません。
もし以下に当てはまっているのであれば、恋愛対象外になってしまう可能性があるため、改善していきましょう。
- 第一印象が悪すぎる
- 常識が無さ過ぎる
- 友達にしか見えなくなる
このように、相手からどう見られるかが絡んでくるため、恋愛は難しいとされているのです。
言葉足らずな人を選んでしまうと、しっかり伝わらない可能性がある
あなたの周りに言葉足らずな人はいませんか?
言葉足らずな人は最初は接しにくいですが、仲良くなると相手が考えていることが分かるようになるため、違和感が無くなります。
仲良くなる過程で、どうにかして分かってあげようとすることでベンジャミン・フランクリン効果が生まれ、不器用な面が愛おしく感じるほどです。
また、打ち解けたら深い仲になりやすいため、協力者に言葉足らずな人を選んでしまうこともあります。
この場合に、言いたいことが完璧に伝わらずに自由に解釈できる範囲が広いため、相手が勘違いしやすく、逆効果になる可能性があります。
きちんとあなたのことを知っており、どんな質問が来ても、良いふうに返答してくれる人が理想です。
友人や知り合いにお願いした場合は”バレない”を徹底する
特定の第三者に依頼するとウィンザー効果を活用できるメリットはありますが、デメリットもあります。
それは、あなたがお願いしていることがバレてしまうリスクがあることです。
そのため、お願いする相手には以下の特徴を持った人は選ばないようにしましょう。
- 口が軽い人は選ばない
- 上手く立ち回れない人は選ばない
- 承認欲求高めの人は選ばない
もし、特定の第三者に頼ってしまいそれがバレてしまうと以下のイメージがついてしまいます。
- 姑息
- 他人に頼らないと自分をアピールできないの?
- 失望した
このように、好きな人から信頼を失うことになります。
恋愛を進める上では、相手との信頼関係が重要になり、これを失うとすべてが悪い方向へと行ってしまうため、しっかりとリスクヘッジを行いましょう。
ウィンザー効果に頼りすぎてはいけない
ウィンザー効果を上手く活用できると、以下のような効果を得られます。
- 脈なしを脈ありに変える
- 好きな人から意識されるようになる
- 本当の自分の良さを分かってもらえる
このように、多大なメリットを享受できます。
しかし、これに満足していてはいつまで経っても、あと一歩を縮められずに失敗する恋愛をしてしまいます。
なぜなら、ウィンザー効果を活用することで相手に好意を持ってもらうまでは可能ですが、肝心の“好意がある”→”好き”の工程がなされていません。
ウィンザー効果を最大限発揮したところで、恋愛では”好き”という感情まで抱かせることはできないため、限界があるのです。
その後は、きちんとした信頼関係を構築し、お互いの距離を縮めながら、並行してアプローチしていきましょう。
そして、あなたの魅力や価値を高め、“追いかける恋愛”から”追いかけられる恋愛”に変えてしまいましょう。
あと一歩で好きな人を逃したら、一生後悔することになるよ。
以下の記事を参考にあと一歩を縮められる人に生まれ変わろう。
ウィンザー効果の実践例
ここでは、ウィンザー効果を活用して、好きな人にあなたの良さを知ってもらうべく、親しい親友に依頼した場合の一例を記載します。
本人の評価を高めつつ、2人きりではないけど、遊びという形で接点を作るまで行っています。
依頼する相手によって、どこまで誘導してくれるかは変わりますので、選りすぐりの親友を選択しましょう。
ウィンザー効果と併用できる恋愛テクニック
ウィンザー効果を上手く活用できると、好きな人との恋愛のきっかけをつかむことができます。
しかし、ウィンザー効果が効きにくい人がいるため、以下の恋愛テクニックを併用しましょう。
第一印象を上げたり、相手との距離を縮めたりする時に活用できる恋愛テクニックです。
もし、ウィンザー効果だけしか知らない状況で扱けた場合は、打つ手が無くなってしまいます。
そんな時に、上記の恋愛テクニックを活用しながら、ウィンザー効果を発揮できるように工夫しましょう。
恋愛は思い通りに行くものではないため、正解はありません。
だからこそ、恋愛は引き出しが多い人の方が有利であり、それを活用できれば多少不利な状況でもひっくり返すことができます。
この機会にぜひ、上記の恋愛テクニックも把握しておいてください。
ウィンザー効果をマスターした時に変化すること
ウィンザー効果を上手く活用できると、上手く行かなかった恋愛が上手く行くようになります。
ウィンザー効果をマスターした時に変化することは以下の通りです。
- 好きな人と接するきっかけを作れる
- あなたのことを知りたいと興味を持ってもらえる
- あなたの印象を高められる
- 脈なしの恋愛を脈ありに変えられる
- モテる人だと思われれば、モテの連鎖が始まる
ウィンザー効果は第三者に依存するため、ハイリスクの恋愛テクニックになります。
リターンは第三者次第で増減するため、他人に頼りっぱなしになってしまい、制御できない部分が大半を占めます。
しかし、何もできないことは無く、紹介してきたコツや事前準備をしっかり行えば、リスクを減らせます。
良い人どまりで終わってしまう方は、ぜひウィンザー効果を活用しよう。
まとめ
「ウィンザー効果とコツや注意点、マスターした後の変化」について書いてきました。
詳細に説明してきたけど、どうだったかな?
ウィンザー効果って良いね。
早速、童顔Sさんに僕のアピールポイントを伝える役をお願いしようかな。
いいけど、まずは自分磨きをして、自分を高めようね。
今のままじゃアピールポイントが少なすぎて、大した効果は得られないよ。
そんなぁ~、頑張ってよ。
皆さん、いかがでしたか?
恋愛は相手のことをどれだけ信頼できるかが重要ポイントになります。
すでに信頼関係を構築できていれば話は別ですが、今から距離を縮めていこうとしたり、まだ仲良くなれていなかったりした場合は、第三者の力を借りる手があります。
第三者の発言には説得力があり信頼できるため、好きな人との距離を縮める手助けをしてくれます。
ただし、コツや注意点に気を付けつつ、距離を縮めるためのアプローチを疎かにしないようにしましょう。
この記事が皆さんの役に立てれば、幸いです。
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