医療脱毛施術の当日って絶対にやらなきゃいけないことがあるんだけど、トリッピーはそのことについては覚えてるよね?
シェービングじゃなかった?
そうだよ。
このシェービングだけど、行う際にいくつか気を付けるべき点があるんだ。
そのことについて僕の経験とともに説明するね。
医療脱毛施術を受けている方は把握しているかと思いますが、施術前には体毛をきれいにシェービングして取り除いておかなければなりません。
しかしこのシェービングをいい加減にやってしまうと、大変なことになるかもしれません。
僕が初めてシェービングした際は後悔しました。
この記事では、「脱毛施術前にシェービングが必要な理由とシェービング時の注意点」について書いていきます。
シェービングとは
シェービングとは、皮膚から出ている体毛を剃って取り除く行為のことです。
髭だけではなく、顔周りや手や足、脇などに生えているムダ毛なども対象になります。
特に体毛が濃い方は毎日シェービングをしているのではないでしょうか?
特にひげ脱毛する前は毎朝髭のシェービングをしていたよ。
医療脱毛前にシェービングが必要な理由
医療脱毛前に自宅でシェービングを済ませておく必要がありますが、それにはきちんとした理由があります。
その理由には以下の3通りあります。
それぞれについて簡単に説明します。
レーザーが分散して脱毛効果が得られない
レーザーは体毛を色づけているメラニンという黒い色素に反応します。
体毛を伸びたままにしていると、反応したレーザーの効果が分散され、弱くなってしまいます。
このように、いくら医療脱毛でレーザーを照射したところで、毛母細胞を破壊できなければ、脱毛の効果を得られないのです。
つまり、脱毛効果を得るには毛穴の奥までレーザーの力を十分に伝える必要があります。
そのため、レーザーの力が分散しないように、シェービングをしておかなければならないのです。
肌へのダメージが大きくなる
体毛が伸びたままだと、メラニン色素が多い状態なので、その分レーザーが強く反応します。
レーザーが強く反応するだけなら良いのですが、同時に肌に与えるダメージも大きくなってしまうのです。
医療脱毛時は熱による肌へのダメージは避けられません。
また、施術後の毛嚢炎がひどくなる可能性が高いです。
毛嚢炎については以下の記事にまとめていますので、是非チェックしてみてください。
痛みを伴いやすい
体毛を伸びたままにしていると、メラニン色素が多いため、レーザーが強く反応します。
この時に発生する熱が肌に触れることによって、痛みを感じます。
当然レーザーが強く反応すればするほど、痛みが強くなります。
僕は痛みを強く感じた時は、必ず赤みが発生したんだ。
シェービング時の注意点
今までシェービングが必要な理由について説明してきましたので、シェービングの必要性は説明できたかと思います。
ただ、シェービングをすれば良いというわけでは無くて、今から記載する点に注意しないと、後悔することになります。
気を付けないと、後で自分に降りかかってくるからね。
シェービング時の注意点は以下の3点です。
では、それぞれについて説明します。
カミソリではなく、電気シェーバーを使用する
この項目について、注意点の説明と実際の僕の失敗談を書いていきます。
注意点
カミソリではなく、電気シェーバーを使用しましょう。
カミソリを使用すると、外部の細菌から肌を守る役割を果たしている層までそり落としてしまい、肌に大ダメージを与えてしまいます。
また、傷もできやすいです。
施術時は傷がある部分は避けなければならないので、その部分だけ脱毛できなくなり、非常にもったいないです。
しかも、カミソリの場合はすぐに刃が悪くなるため、余計に肌を傷つけやすいです。
その際は交換が必要ですが、全身をシェービングするにはかなり余裕を持ったストックをしておかないと替えがなくなってしまいます。
僕はカミソリを使用していたころは5本は新品をストックしていたよ。
体毛の濃さで一回に使用する本数は変わってきます。僕の場合は体毛が濃かったので、すぐに刃が悪くなり、使用する本数が多かったです。
電気シェーバーの場合は、電池があればきれいに剃れますし、肌へのダメージを最低限に抑えることができ、傷もつきにくいです。
僕はかなりの本数のカミソリを使用していたので、金銭的に見ても電気シェーバーを購入するほうが結果的に安く済みました。
実際の僕の失敗談
僕は脱毛施術の初回から3回目くらいまでは電気シェーバーではなく、カミソリを使用していました。
カミソリは、使い始めは切れ味があり剃りやすいですが、切れ味が落ちてくると剃りにくくなりますので、ある程度力を入れた状態で剃らなければなりません。
市販のカミソリは切れ味が落ちやすいことが多く、実は気づかないだけでほとんど切れ味が落ちた状態で使用しています。
この状態で無理やり剃ることで、一応剃れはしましたが、肌を守っているバリア部分まで剃ってしまっていました。
そして実際に医療脱毛施術を受けると、耐えられないくらいの痛みに襲われました。
痛みには強いほうですが、それでもギリギリでした。
レーザーによりかなりのダメージがあるのに、さらにそのダメージを受けやすくする状況を作り出していたのです。
その時の施術は何とか耐えましたが、こんなに痛いのは二度と経験したくないと思ったので、すぐに電気シェーバーを購入し、次の施術からは電気シェーバーを愛用しています。
シェービング時に二・三重確認し、剃り残しが無いようにする
この項目について、注意点の説明と実際の僕の失敗談を書きます。
注意点の説明
シェービングには、時間をかけましょう。
肌を傷つけるので慎重にということもありますが、一番は剃り残しが無いようにするためです。
一通りシェービングをし終わっても、再度見直すと剃り残しがあることに気づきます。
施術前に剃り残しが多いことが発覚すると、施術開始までに時間がかかりますし、シェービング代としてお金を払わなければならないこともあります。
念入りにシェービングを行い、無駄な出費は減らしましょう。
特に剃り残しが多いと言われている箇所は以下です。
- 二の腕裏
- 膝上裏
- 胸腹特に脇腹
この部分は剃りにくい上に見逃しがちなので、他の部分よりも念入りにチェックしましょう。
実際の僕の失敗談
実は僕は2回目の施術時、シェービングが甘すぎて、少し注意されました。
※初回施術時は脱毛効果の有無を確認するため施術前の状態を記録するので、シェービングはしなくて良かったです。
シェービングが甘い箇所を指摘されたので、確認してみると、確かにシェービングが甘いというより剃り忘れているような部分がありました。
完全にシェービングを軽く考えていたんだ。
この時は、当日の2時間ほど前にシェービングを開始し、一通り剃り終わり、剃り残している部分の確認を全くしていませんでした。
シェービングの大変さを知った今では、”なぜもっと時間をかけなかったのだろう”と思います。
シェービングが甘すぎて反省していたところ、別の優しいお姉さんがフォローしてくれ、今後に向けてシェービングに関するアドバイスをくれました。
神様のような存在だったよ。
それから4回くらい施術を受けていますが、この時以来注意されたことはありません。
念には念を入れてチェックしてますからね。
前日に大まかな部分をシェービングしておく
この項目について、注意点の説明と実際の僕の失敗談を書きます。
注意点の説明
脱毛を受ける前には予約が必須なのですが、今、この予約が非常にとりにくくなっており、最悪平日に予約を取らなければならないことが多いです。
それでも、休日に予約を取れば良いと思う人がいると思いますが、休日に予約を取るにはかなり先の日程になります。
それにコース契約している場合は契約の有効期限が決まっているため、それまでに契約回数をこなさないといけないので、無理やり平日に予約を入れるしかないというのが現状です。
やむを得ずに平日に施術を受けることが何度かあったよ。
平日は基本仕事なので、施術前のシェービング時間を十分に確保できません。
ですので、前日にある程度シェービングしておくしかないのです。
休日の施術であっても、前日にシェービングしておくことで、当日のシェービングが楽になります。
実際の僕の失敗談
僕は初回から数回目までは休日の施術だったため、当日シェービングの時間を十分に確保できていました。
しかし、ある時初めて平日に施術を受けることになりました。
この時はまだシェービングの大変さをよく理解していなかったため、仕事終わりに急いでシェービングをしてから施術を受けました。
シェービングが脱毛施術時と同じくらい重要だと後程知ることになったよ。
一応、シェービング自体は剃り残しがほとんどなくできていましたが、急いでシェービングしたことで(この時はまだカミソリを使用)、肌に大量の傷ができてしまいました。
傷がある部分はレーザーを当てられないため、施術ができません。
この時はかなりの部分を避けて施術が行われました。
早く体毛をなくしたい僕はひどく後悔したよ。
ということで、今では、施術が平日であっても休日であっても前日にある程度剃って、当日は微調整をする方法で施術に臨んでいます。
効果的なシェービング方法
効果的なシェービング方法を説明するよ。
知っている人は多いかもしれませんが、効果的なシェービング方法について以下の2つの観点から説明します。
それぞれについて簡単に説明します。
体毛を最大限剃る
どうせ剃るなら、体毛を剃れるだけ剃りたいですよね?
しかし、基本的には皮膚の表面に出ている体毛は剃れますが、皮膚内の体毛は剃ることができません。
ここで、温かい蒸しタオル等を使用すると体毛を膨張させ、皮膚内にある体毛を表面に出てきやすくできます。
この状態で剃ると何もしない時と比較して、皮膚内から出てきた分の体毛を剃れるため、体毛を最大限剃ることができます。
僕も体毛を剃る場合はこの方法を実践しています。
カミソリ負けしにくくする
電気シェーバーにしろカミソリにしろ、シェービング時には多少なりとも肌を傷つけてしまうので、カミソリ負けのリスクが常に付きまといます。
こういう時にリスクを軽減するのに、シェービングジェルやシェービングクリームの使用をおすすめします。
これらを使用することで、シェービング時に発生する摩擦を軽減できるため、肌のダメージを最小限に抑えることができます。
また、スムーズにシェービングできるため、シェービング時間を短縮することもできます。
シェービングができていなかったらどうなる?
シェービングできていなかったら、デメリットしかないそうだよ。
今までところどころ書いてきたように、シェービングができていない場合は以下のデメリットがあります。
- クリニックでシェービングしてもらうとその分出費が増える
- レーザーによる効果が分散し、十分な効果が得られないことがある
- 施術員さんから注意を受けることがある
このように何も良いことがありませんので、シェービング後には念入りに確認し、剃り残しが無いようにしましょう。
まとめ
「脱毛施術前のシェービングに関する注意点」について書いてきました。
シェービング時の注意点は分かったかな?
正直、いい加減に考えていたけど、かなり重要な部分なんだね。
しっかりとした準備が必要だね。
シェービングで傷や剃り残しがあった際は、その部分は脱毛施術を受けれなかったり、レーザーの効果を十分に受けれなかったりするので、注意しましょう。
カミソリで剃ってしまうと、肌を保護するために必要な部分までそり落としてしまい、肌荒れの原因になりますので、肌への負担が少ない電気シェーバーの使用をおすすめします。
いずれにしろ、脱毛施術を開始する前に必ず説明がありますので、従うようにしましょう。
この記事が皆さんの役に立てれば、幸いです。
コメント