ねぇ、この前好きな女性に近づいたら、避けられたんだ。
やっぱり嫌われているのかな…
それだけで嫌われているかどうかは判断できないよ。
でも、それは相手のパーソナルスペースに侵入したからじゃないかなと思うんだ。
僕はそれほど近づいてはいないと思うんだよね。
パーソナルスペースと言っても、実は種類があるんだよ。
これからパーソナルスペースについて詳しく見ていこう。
皆さんも、他人から予想以上に近い距離まで迫られた時に、思わず避けてしまったことはありませんか?
この時、頭で考えるよりも体が勝手に動いてしまったと思います。
この現象が起こる原因は、他人が自分のパーソナルスペースに入ってきたからであり、どうにもできずに悩んでいる方が多いです。
また、いつも他人に近づくと離れられるため、もしかすると自分は嫌われているかもしれないという不安が拭えずに自信を無くしている人もいるはずです。
しかし、パーソナルスペースは誰にでも例外なく存在するものであり、パーソナルスペースについての理解を深めることで他人と適切な距離感で接することができるようになります。
この記事では、「パーソナルスペースの種類や男女間での違い、パーソナルスペースを利用したアプローチ法」について僕の周りの意見も含めて書いていきます。
- パーソナルスペースとは?簡単に説明すると…
- パーソナルスペースの種類
- パーソナルスペースの形状や広さが男女で違う理由
- パーソナルスペースは人による!個人差が出やすい!
- パーソナルスペースの測り方!自分だけ?皆にも?
- パーソナルスペースで好きな人との関係性が分かる
- パーソナルスペースを誤ると嫌われる可能性がある
- パーソナルスペースは距離を縮めていくことで狭くなっていく
- 好きな人のパーソナルスペースを狭めて距離を縮める方法
- パーソナルスペースに入っても避けない男女の心理と違い
- パーソナルスペースを狭くするために活用できる恋愛心理学
- パーソナルスペースを利用した効果的なアプローチ方法
- パーソナルスペースは心の距離を測るバロメーター
- まとめ
パーソナルスペースとは?簡単に説明すると…
まずはパーソナルスペースの概要について簡単に説明します。
“パーソナルスペースは心の距離の表れ“とも言われており、恋愛ではどれだけの距離まで近づけるかで2人の関係性が分かるくらい顕著に差が現れます。
そのため、自分は相手のことが好きで、「これくらいであれば近づいても良いだろう」と思っていたとしても、相手があなたへの好意が薄いようであれば、避けられます。
恋愛では思わせぶりをしたり、甘い言葉を掛けたりと簡単に偽ることができますが、パーソナルスペースは偽ることができないため、現時点での2人の距離を正確に表してくれるのです。
パーソナルスペースは誰にもであるよね。
個人的にも、仲が良い人から近づかれても心地よく感じるけど、良く知らない人から近づかれたら、思わず引いてしまうよ。
パーソナルスペースの種類
皆さんは、パーソナルスペースの存在について無意識的に分かっているかもしれませんが、大きく4種類に分けられることを知っていましたか?
パーソナルスペースを意識する時は、初対面の人や苦手な人など自分と相手との心の距離が縮まっていない、縮める気が無い人と接する時が多いです。
逆に、親密な関係を築いている恋人や友人に対しては多少近いと思うことはあっても、まあいいかと許せるレベルだと思います。
これらはお互いの関係性により、以下の段階に分けることができるのです。
- 密接距離
- 個体距離
- 社会距離
- 公衆距離
それぞれについて見ていきます。
密接距離:恋人や家族など特別な人専用の距離
密接距離はパーソナルスペースがあって無いようなもので、相手との距離が0~45㎝の空間を指します。
この空間に踏み入ることが許される人は、恋人や家族などの特別な感情を抱いている人や小さい頃から大切にしてくれずっと一緒にいた特別な関係の人だけです。
手を伸ばさなくても届く距離とも言われており、簡単に触れられるため、親しくない人が入ってきた場合は拒否反応を示します。
また、友達であっても昔からの親友なら大丈夫ですが、少し仲が良い程度の人に対しても拒否反応を起こします。
個体距離:仲が良い友人や知人に許せる距離
固定距離は密接距離の次に外側に広がる空間のことを指します。
距離で言うと45㎝~120㎝程度です。
手を伸ばすと届く距離であり、2人の間に小さな何かがあり、その両側を挟んでいるようなイメージです。
個体距離に入ってきても不快に感じないのは、多少仲が良い友達や知人レベルです。
頑張ればボディタッチはできますが、手をつなごうと思ってもなかなかできない距離感です。
社会距離:関わりはあるが、今以上に距離を縮めたいと思わない時に取る距離
社会距離は120㎝~360㎝と言われており、身体的接触が不可能な距離です。
しっかりとお互いの関係性を把握しており、上司や取引先の人と接する場合に適用されます。
これからも関わって行かなければなりませんが、特別親しくなろうとも思わない人に対してとる距離です。
主に会話ができれば良い程度の距離であり、2人の間に特別な感情は全くありません。
公衆距離:全くの他人や嫌い、苦手な人に取る距離
公衆距離は350㎝以上の距離のことであり、これからも関わる可能性が低い、関わりたくない人に対して適用されます。
一般的に公演や演説をする側と聞く側の距離だと言われています。
また、苦手な人や嫌いな人相手に取る距離でもあります。
そのため、知人であるにも関わらず、公衆距離を保たれている場合は生理的に無理だと思われているかもしれません。
このように、お互いの関係性によって、相手が侵入を許すパーソナルスペースが異なりました。
時に恋愛では好きかどうか分からなくなることがありますが、相手に許せるパーソナルスペースで本心を確認できるかもしれません。
パーソナルスペースの形状や広さが男女で違う理由
実は、男女でパーソナルスペースの広さや形状が異なることを知っていましたか?
お互い仲が良く同じくらい好きなのに、自分の感覚で好きな人に近づいた時に思わず避けられた経験があると思います。
また、避けた側も好きなのに「なぜ?」と思った経験もあるはずです。
これには、以下のような男女のパーソナルスペースの違いが関係してきているのです。
- 男性より女性の方がパーソナルスペースが狭い
- パーソナルスペースの形状は男性が楕円形、女性が円形
図で表すと以下のようになります。
この特性は異性を恋愛対象にするか恋愛対象外にするかの男女の基準に大きく関わっています。
男性は女性の外見・見た目で恋愛対象なのか恋愛対象外なのかを判断する傾向があり、視覚的情報をより重要視します。
そのため、男性は前方を注視する割合が多く、その分警戒心が現れるため、前方のパーソナルスペースが広くなってしまうのです。
女性は男性を評価する時に男性ほど外見・見た目にこだわらない傾向があるため、自分の周りに一定距離の空間が広がる円形に近いパーソナルスペースになるのです。
好きな異性にアプローチする際は、パーソナルスペースの広さや形状をしっかり把握して、相手が不快に思わないような距離感を保ちながらのアプローチが必要です。
近い、遠いなどの余計な感情が無くなり、あなたに集中してもらえるため、より距離を縮められることにもつながります。
個人的にも、男性に前方から近づくと後ずさりされたけど、横から近づくと受け入れられたよ。
パーソナルスペースを知った時に、納得いったね。
パーソナルスペースは人による!個人差が出やすい!
男女間でパーソナルスペースの形状が異なることが分かりましたが、範囲についてはどうでしょうか?
皆さんも経験したことがあるように、パーソナルスペースの広さについては個人差があります。
お互いに親密な関係性を築いており、お互いが同じように相手のことを想っていたとしても、お互いが以下のように感じる可能性があります。
- 少し遠い気がする、もっと近くに来てほしい
- なんか近い気がする、少し離れよう
このように、パーソナルスペースには個人差があるため、自分は良くても相手が少し不快感を抱いていることはあるあるなのです。
ただし、パーソナルスペースが広い人と狭い人には共通の特徴があるため、把握しておけば円満な関係を築くことができます。
パーソナルスペースが広い人と狭い人の特徴について見ていきます。
パーソナルスペースが広い人の特徴と心理
パーソナルスペースが広い人=できるだけ他人とは距離を取っておきたいと考えている人です。
そのため、以下のような特徴を持っている人が当てはまります。
- 人一倍警戒心が強く、他人に簡単に心を許さない
- 自分を持っており、他人に振り回されたくないと思っている
- マイペースな性格で他人に興味を持てない
- 集団行動が苦手で、一人でいることの方が多いし楽に感じる
- 他人との関わり方が分からない
- 過去にトラウマになるような出来事があった
- 自分に自信が無く、ネガティブ気味
- 深く狭い交友関係
このように、人間関係を構築することを苦手に感じている人はパーソナルスペースが広い傾向にあります。
こういうタイプの人は不器用なことが多く、他人と距離を縮めたいと思っているけど、思わず他人から距離を取ってしまいます。
そのため、相手からは自分のことが苦手なのかな、嫌いなのかなと思われ、相手が気を遣ってさらに関わりが無くなるという負のスパイラルに陥ります。
もし、パーソナルスペースが広い人と仲良くなりたい、恋人にしたいと考えているのであれば、急な距離の縮め方は逆効果になるだけです。
そのため、ゆっくりと信頼関係を構築しながら、時間をかけて徐々に距離を縮めていきましょう。
一度仲良くなり相手の警戒心を解いたら、そこからの距離はあっという間に縮まるかもしれません。
パーソナルスペースが広い人との接し方は難しいけど、いったん信頼関係ができてしまえば、今までが嘘だったかのように仲良くなれるよ。
パーソナルスペースが狭い人の特徴と心理
パーソナルスペースが狭い人=他人との距離を気にしない人であり、初対面であっても関係なくパーソナルスペースへの侵入を許せるし、他人のパーソナルスペースにもずかずかと入っていけます。
パーソナルスペースが狭い人は以下のような特徴を持っています。
- 警戒心が薄く、人と接することが好き
- 初対面でも話しかけることができ、すぐに他人と仲良くなれる
- 社交的でフレンドリー
- 好奇心旺盛で友達の数も多い
- 広く浅い交友関係
- 自信を持っており、ポジティブ思考
このように、人と接することを苦手としておらずむしろ得意分野である人が多いです。
パーソナルスペースが狭い人に関しては、接している時の距離感が近いため分かりますし、相手からも無理をしている気配が感じられません。
また、どんな人とでも時間をかけずに仲良くなれるため、恋人にしたいと考えているのであれば、時間をかけていると他の異性から奪われる可能性が出てきます。
パーソナルスペースが狭い人はたくさんの人と接してきているため、友達は友達、恋人候補は恋人候補のように、はっきりと他人を区分できることが多いです。
そのため、会って数回目までに異性として意識させておくことが大事です。
そうではないと友達になってしまいますし、その後にどれだけ努力したとしても、友達以上恋人未満の関係性までにしか発展しない可能性が高くなります。
確かに、パーソナルスペースが狭い人はこちらが引くくらい距離が近いよね。
私は狭すぎる人は苦手かもしれない。
パーソナルスペースの測り方!自分だけ?皆にも?
パーソナルスペースの広さ=警戒心の強さと捉えることができるため、いきなり好きな人のパーソナルスペースに入ってしまうと、不快に感じられることがあります。
恋愛では如何に相手に嫌われない行動ができるかが重要であり、その上でしっかりとアプローチして好印象を積み上げていくことが重要です。
最初に距離感を見誤って、相手のパーソナルスペースにずかずかと入り込んでしまうと、不快な印象を与えてしまいがちです。
それが初対面であれば、ハロー効果、初頭効果などによってあなたに悪印象がつき、今後アプローチしていく予定だったとしても、不利な状況からのスタートになってしまいます。
また、先ほども書いた通り、人によってパーソナルスペースの広さに個人差があるため、自分はこれくらいだったら良いだろうと考えていたとしても、相手はそうではない可能性が高いです。
そして、お互いの好意レベルに差があるほど、パーソナルスペースの広さも変わってくるため、自分が好きだからと言って安直に近づいてしまうとマイナスなイメージがついてしまいます。
そのため、好きな人と接する時などはまずは相手との関係性を考慮し、相手のパーソナルスペースがどの範囲なのかを確認しておくと、マイナスを食らわずに済みます。
初っ端から苦手、無理だと思われると、今後の恋愛成就の可能性が限りなく0に近くなるよ。
実際に、アプローチする機会すら激減するから、気を付けよう。
パーソナルスペースで好きな人との関係性が分かる
パーソナルスペースの距離による関係性について説明したとおり、どれだけ相手のパーソナルスペースに入り込めるかで好きな人との心の距離を図ることができます。
パーソナルスペースは人の無意識の空間のため、これ以上近づいてほしくないと体が反応したら、相手が離れて行きますし、近づいても逃げないようであれば心を許している証拠にもなります。
恋愛では相手のことが好きであればあるほど、2人の関係性をはっきりさせたい気持ちは強いですが、それを直接聞く場合は、かなりの勇気が必要になります。
また、相手が他人に配慮できる人であれば、社交辞令を活用して、誰も傷つかないように誤魔化したり、軽い嘘をついたりして、その場を上手く乗り切ろうとします。
しかし、パーソナルスペースは頭で考えても変わるわけでは無く、これまでに相手と築いてきた信頼関係、好意レベルに基づいているため、即興でどうにかなるものではありません。
そのため、好きな人との現状の関係性を確認したいのであれば、好きな人にどれだけ近づけるかを試してみると分かりやすいかもしれません。
また、それだけだと相手が我慢している可能性がありますので、好きな人と話している時に相手が近寄ってくる距離を見ることで相手からどう思われているのか大体分かります。
個人差はあるけど、仲が良いと近づかれても大丈夫、良くないと近づかれたら拒否反応が起こるよね。
パーソナルスペースを誤ると嫌われる可能性がある
パーソナルスペースが広い人と接する場合
パーソナルスペースが広い人と接する場合は、何かと相手との距離が遠く感じてしまいます。
自分が近づこうとしても、相手から離れて行くため、以下のように、マイナスな感情を抱くことがあります。
- 相手といつまでも距離が縮まらずに、イライラする
- 自分が気持ち悪いと思われている可能性がある
- 相手に避けられているように感じ、しんどい
- 相手から距離感がおかしい人だと思われているかもしれない
パーソナルスペースが広い人は、なかなか近づいてこないし、近づいたら遠ざかるしで、距離を縮めにくいです。
また、そんな状況が続くと、愛想を尽かし、離れ離れになる可能性があります。
パーソナルスペースが狭い人と接する場合
パーソナルスペースが狭い人は距離感が近いことが原因で相手から嫌われてしまう可能性があります。
というのも、相手のパーソナルスペースに無理やり入り込んでしまうと不快に感じるからです。
その他にも、以下のようなデメリットがあります。
- 相手のことが好きなら、耐えられずに好き避けしてしまう
- 相手に近づかれるのは嬉しいけど、緊張するからしんどい
- 相手に好かれていると勘違いすることがある
- 気持ち悪いと思う場合がある
- 自分の領域に侵入されるからストレスに感じる
相手側は普通に接していても、こちらは普通では無いと思うため、様々な感情が行き来することになります。
パーソナルスペースは距離を縮めていくことで狭くなっていく
パーソナルスペースは当然2人の関係性によって、狭くなったり広くなったりと変化します。
そのため、自分のアプローチが正しいのか、方向性がずれているのかの確認の際にも活用できます。
まずは、自分と好きな人との距離を測るために相手のパーソナルスペースのどの領域にまで踏み込めるかを把握しておきましょう。
ここからのあなたのアプローチ次第で、踏み込める領域が変わります。
PDCAサイクルを回しながら、以下のように行動しましょう。
- アプローチをした結果、より近くまで踏み込めるようになったのであれば、そのまま継続
- アプローチをしても、ほとんど変化が無いのであれば、アプローチ法を再考する
- アプローチをしたにも関わらず、むしろ以前より踏み込める領域が遠くなったのであれば、いったん引く
このように、自分のアプローチ法が正しいのか間違っているのかを確認できるのです。
もし、アプローチ法が正しかったとしても、そもそもあなたが好きな人から恋愛対象外だと思われている場合は混乱するかもしれません。
また、アプローチ後に距離が遠くなったと感じたとしても、好き避けやごめん避けの可能性がありますので、相手の行動から両者を見分けられるようにしておきましょう。
基本的に好きな人と距離を縮めていくと、仲良くなれるよね。
でも、それが影響して、避けられてしまうことがあるんだ。
好きな人のパーソナルスペースを狭めて距離を縮める方法
好きな人がどれだけパーソナルスペースが広いかは接している時に分かります。
しかし、特別な関係性になりたいと考えているのであれば、他人と比較した時に自分の方が狭い状況を作り出したいですよね?
もし実現すれば、好きな人が自分に心を許してくれている証になりますし、自分に何らかの好意を抱いてくれていることにもなります。
そして、パーソナルスペースが狭まる=恋愛が上手く進んでいるとも捉えることができます。
それでは、好きな人のパーソナルスペースを狭める方法について見ていきます。
好きな人の恋愛対象に入る
まずは、好きな人の恋愛対象に入ることがパーソナルスペースを縮めていく上での最低条件になります。
男女では異性を恋愛対象にするか恋愛対象外にするかの基準が以下のように異なります。
- 男性であれば、女性の見た目・外見で決まる傾向がある
- 女性であれば、男性の見た目に影響されますが、その後の行動次第で決まる傾向がある
このように、好きな人の恋愛対象に入るべく、最低限必要なことはやっておきましょう。
恋愛対象に入るための男女共通の条件は、見た目・外見を優先的に改善することです。
もし、外見がすでに優れている方は無条件で突破できるため、有利かもしれませんが、そんな方はごく少数です。
恋愛対象になりやすい人は、何かしら外見を良く見せるための努力をしていることが多く、最低限清潔感を出すように心がけています。
好きな男性相手には、ある程度女性側の容姿が好みでは無いと恋愛対象に入りにくいですが、愛嬌などで自分の魅力を補いましょう。
好きな女性相手には、清潔感を出してまずは生理的に無理な男性にならないように気をつけ、その後の行動で好印象を残しましょう。
まずは好きな人の恋愛対象に入らないと、スタートラインに立てないからね。
個人的にも恋愛対象に入る努力をした時としない時では、結果が雲泥の差だったね。
>>恋愛対象になる人と恋愛対象外になる人の違い!原因を追究し、叶えたい恋愛を成就させよう!
嫌われないを徹底し、着実に距離を縮める
恋愛を進めていくためには、時には好きな人に踏み込んだ行動や言動をしなければ、良い人どまりで終わってしまうことが多いです。
かといって、踏み込みすぎると嫌われてしまい、避けられるようになり、距離を縮めたいと思っていたとしても上手く行きづらくなります。
そのため、以下の事項に注意し、嫌われないことを第一優先に、アプローチすることを心がけましょう。
- 行動毎に相手の反応を確認し、調整を行う
- 相手から情報を聞き出し、苦手なことを避ける
- 自慢話など自分よがりな行動を避ける
- 異性として見られていると分かる行動を心がける
- 言動を一致させ、嘘をつかない
上記をすべて遵守しようと考えると委縮してしまうため、勇気を出しながらも決して超えてはいけないラインを超えないように接していけば、徐々に距離を縮めていけます。
嫌われてしまったら、その後が大変だよね。
私も好きな人に嫌われたことがあるけど、良い思い出は無いね。
相手のタイプに近づけるよう自分磨きを行う
好きな人に好きになってもらうには、相手のタイプに近づけることが一番の近道です。
もし、他の部分が優れている人がいたとしても、自分の好きなタイプの異性が他に居れば、後者の方を恋人に選択する人が多いです。
それほど、好きなタイプというのは強烈で、どれだけ努力したとしても相手の好きなタイプを上回れないことがあります。
そのため、まずは好きな人の好きな異性のタイプを正確に聞き出すことが重要になってきます。
だからと言って、直接相手に好きな異性のタイプを聞いたとしても、本当に心を許していない限りはだいたいあなたを傷つけないように答えを捻じ曲げます。
そのため、以下の3つを合わせた上で好きな人の好きな異性のタイプを最適化しましょう。
- 本人に直接聞いてみた時の回答
- 好きな人の身近な人にさりげなく聞いて見た時の回答
- 好きな人の元恋人の外見や性格などの性質
どれか一つを絶対視しようとしても失敗する可能性が高くなるため、上記の3つを総合した上で自分なりの回答を作りましょう。
そうやってできた好きな人の好きな異性のタイプに近づけるために、変えられる部分は変える、変えられない部分は他で補いましょう。
僕もこの人しかいないってくらい仲が良い人がいたとしても、タイプの女性が現れたら心が揺れたことがあるよ。
流石に揺れただけだったけどね。
相手から出る脈ありサイン・脈なしサインを見逃さない
どんなに分かりづらい人でも、行動や言動に何らかのサインが出ています。
特に、パーソナルスペースを狭める際は、相手に異性としても人間としても好意を抱いてもらう必要があるため、相手から出るサインを逃さないようにしましょう。
ただし、サインの中にもあなたに好意を抱いている脈ありサインと異性として興味関心が無いことを示す脈なしサインがあります。
そのため、好きな人から出る脈ありサインと脈なしサインを見分けられる能力が必要になります。
ここで脈ありサインと脈なしサインを取り違えてしまうと、以下のように悲しい出来事が起こります。
- 脈ありサインを脈なしサインと受け取ると、相手から今後の恋愛の可能性は無いと諦められる可能性がある
- 脈なしサインを脈ありサインと受け取ると、勘違いする痛い人だと思われ、挽回する機会すらも与えられない可能性がある
好きな人と距離を縮めていくためには、相手から出るサインをしっかりと分析し、それに合わせた行動が必要になります。
自分の行動の方針を決定づける好きな人のサインを見逃さないようにしましょう。
好きな人との現状の関係を確認する時は、脈ありサインと脈なしサインを見極める目が必要だね。
もしも、勘違いすると痛いと思われるかもしれないから注意しよう。
場合によっては駆け引きをしたり、嫉妬させたりして相手の本心を引き出す
先ほど、好きな人から出るサインを見極めることの重要性を説明しましたが、余裕があり落ち着いている人や自分を偽っている人は、なかなか分かりやすいサインを出しません。
そのため、脈ありなのか脈なしなのか分かりづらくなってしまうのです。
そんな曖昧な状態で努力したとしても、もし方向性が間違っていれば努力が水の泡になりますし、逆効果になってしまう可能性もあります。
そんな時に有効な手段が、駆け引きをしたり、嫉妬させたりすることです。
普段落ち着き払っていて、自分の本心を出さないような人でも駆け引きや嫉妬で自分の感情が揺さぶられると、普段通りの自分では居られなくなります。
多くの場合は余裕が無くなり、自分の本心が言動や行動、姿勢などに現れるようになります。
また、好きな人の本心を引き出せられれば、以下のメリットが出てきます。
- 自分の本心を打ち明けた数少ない異性として、親近感を抱くようになる
- 本心に共感してもらえることで、気を許して良いんだと警戒心が解け、親密な関係性になれる
- 自分を理解してくれる異性としての立ち位置を確立でき、特別な関係性を築ける
ただし、リスクある行動なので、いざという時にのみ使うようにしましょう。
駆け引きや嫉妬は上手く行けば効果覿面だけど、失敗したらそれなりのリスクを負うことになるよ。
個人的には、どうしてもという場面で使うべきだと思っているよ。
パーソナルスペースに入っても避けない男女の心理と違い
パーソナルスペースは男女によって形状が異なりましたが、パーソナルスペースに入っても避けない男女の心理にも違いがあります。
そのため、相手が避けないからといって、自分の思い通りの行動をとってしまうと、相手からはそんなつもりではないと反感を買うことがあります。
そうなると、完全に自分の勘違いで2人の関係を悪化させてしまうだけです。
そうならないように、これから説明するパーソナルスペースに入っても避けない男女の心理の違いを把握しておくことが重要です。
パーソナルスペースに入っても避けない男性心理
男性は女性に比べて、パーソナルスペースが広めです。
そのため、女性に近くに来られると離れようとする傾向が強いです。
しかし、中にはパーソナルスペースに入られても平気な男性もいるのです。
パーソナルスペースに入っても避けない男性は、以下のように特別な感情や思惑を抱いていることが多いです。
- 好意を寄せている
- 外見が好みで仲良くなりたいと思っている
- 女性慣れしている
- 鈍感なだけ
- 下心がある
このように、様々な理由が考えられるため、女性側の思い込みで関係性を構築しようとすると、後で痛い目を見ることがあります。
もしかしたら、すぐに恋人になれるかもしれませんが、遊ばれて傷つけられるかもしれない可能性があるため、浮かれずにしっかりと見極める姿勢が重要になってきます。
僕は、好きな女性とはできるだけ近距離にいたいから、向こうから近づいてきた場合は離れないね。
というか、固まってしまうだけだけど。
パーソナルスペースに入っても避けない女性心理
女性は男性に比べて、パーソナルスペースが狭めです。
そのため、女性が普通だと思っている距離だったとしても、男性からすると近いと思い、もしかしたら自分のことが好きなのでは?と勘違いされることもしばしばあります。
しかし、パーソナルスペースに入っても避けない女性は以下のような心理状態であることが多いです。
- 我慢している
- 完全に仲が良く信頼している友達だと思っている
- 相手の男性に好意を抱いている
- 女性自身のパーソナルスペースが狭めなので、何とも思っていない
- 友達以上恋人未満の関係
このように、パーソナルスペースに入ってきた男性に好意を抱いているかもしれませんが、友達だと思っており恋愛対象外にしている場合も考えられるのです。
パーソナルスペースに入っても避けなかったとしても、嫌われていない可能性が高いだけで異性として好意を抱いているかどうかは分からないため、その後の行動で判断しましょう。
女性からすると心を許している男性からパーソナルスペースに入ってこられても逃げないかもね。
個人的には、その後に恋愛対象か恋愛対象外かを確認することが重要だと思うよ。
パーソナルスペースを狭くするために活用できる恋愛心理学
パーソナルスペースには個人差がありますが、相手との関係性を深めることで縮まっていくものです。
もし、好きな人がいる場合は2人の距離を縮めることに尽力し、パーソナルスペースの中の密接距離の関係になれるように努力すべきです。
たまに、相手があなたを好きになりすぎて好き避けしてしまうことがありますが、基本的にはパーソナルスペース=心の距離の近さです。
そのため、以下の恋愛テクニックを活用し、心の距離を縮めていきましょう。
- 接触する回数に応じて、相手から好意を抱かれやすいザイオンス効果(単純接触効果)
- 相手に親近感を抱かせ、特別かもと思ってもらう類似性の法則
- 自分のイメージに関わってくる初頭効果とハロー効果
- 自分の印象を決定づけるスリーセット効果とメラビアンの法則
- 好きな人との心の距離を縮めるアンダードッグ効果
- 好きな人からの印象を劇的に変えるゲインロス効果
- 好きな人に追いかけられるようになる希少性の原理
- ある程度距離が縮まった後に、さらに親密になるための好意の返報性
>>好意の返報性が勘違いだった!心理学を正しく活用するためにしっかりと見極めよう!
>>好意の返報性が返ってこない?その理由と対処法、前提条件について解説します! - デートする時に相手に効率的に好感を持ってもらえるピークエンドの法則
上記の恋愛テクニックの中で、自分に合うものをピックアップして高レベルでこなすことで、より早く密接距離でも許せ合えるような関係性に近づけます。
逆に、あれもこれもとたくさんのテクニックに手を出すのはお勧めしません。
なぜなら、人には向き不向きがあり、不向きなテクニックを使ったところで相手が違和感を抱くだけで最悪の場合相性が合わない思われ、心の距離が離れる可能性だってあるのです。
困った時はアクセントとして恋愛心理学を活用する手があるよ。
個人的にも活用しているけど、バレないように注意しよう。
パーソナルスペースを利用した効果的なアプローチ方法
相手のパーソナルスペースは繊細なもので、お互いの関係性を考慮せずに適切なレベルを超えたパーソナルスペースに入ってしまえば、不快感を抱かれること間違いなしです
そのため、好きな人のパーソナルスペースには注意しながらのアプローチになりますし、パーソナルスペースを考慮した結果、自分の要望を叶えられないこともあるのです。
そうなった時にパーソナルスペースにマイナスなイメージを抱くかもしれませんが、パーソナルスペースを逆手に取ったアプローチをすれば、他の異性と差を付けられます。
それでは、パーソナルスペースを利用した効果的なアプローチ方法について見ていきます。
好きな男性の場合は正面からでは無く、横から近づく
男性のパーソナルスペースは楕円形で、特に正面のものに警戒心を抱く傾向があります。
そのため、好きな男性と距離を縮めたいと思っているのであれば、正面からでは無く、横または後ろから近づきましょう。
横でも後ろでも気づいて体の向きを変えれば、正面になるから意味が無いと考える人がいるかもしれませんが、気が付かない内に近づくことができることに意味があるのです。
もし、正面から近付こうとすれば、近づけば近づくほど男性側が不快に感じ、離れようとします。
すると、一定距離を保ったまま、それ以上は距離を縮められない状態になります。
しかし、横または背面から近づくことで不快に感じる暇も与えず、距離を縮めることができます。
そして、笑顔だったり、他愛のない会話をしたりすることで警戒心が解け、不快が安心に変わります。
また、何度も繰り返すことであなたが男性の近くにいることが当たり前になり、いつの間にか密接距離でも心地良い関係を築けるようになるかもしれないのです。
男性の特性を把握し近づき方を工夫することで、他の女性と差をつけることができるのです。
私もこの方法を意識して使っているけど、効果てきめんだよ。
すぐに仲良くなれるからお勧めだよ。
ボディタッチを増やし、距離感を錯覚させる
ボディタッチは相手をドキドキさせる行動の一つです。
生理的に無理な人や嫌いな人がやってしまえば、さらに拒否反応を示し、絶対に近づこうとしないし、場合によっては周りに言いふらされ、責められることすらあります。
しかし、少しでも好意を寄せていたり、恋愛対象だったりする異性からボディタッチされると、ときめいたり、さらに好意を抱いたりとプラスの変化が起こります。
ボディタッチは2人の間に距離を感じていたとしても、意図的に0距離の部分を作れるため、相手に特別な関係性だと勘違いさせる手段でもあります。
相手側が好意を抱いてくれているかどうかの確認は必須ですが、好意を抱いてくれていた場合は一気に距離を縮められるチャンスになります。
ただし、ボディタッチのし過ぎはマイナスな感情を抱かせることがあるため、ほどほどにしましょう。
意図的に身体が近づくようなやり取りや遊びを取り入れる
パーソナルスペースに近づくと不快に感じるのは、近づいてくることを意識する時間があるからです。
つまり、パーソナルスペースに近づくことを意識させなければ良いし、近づかざるを得ない状況を作り出せば良いだけの話です。
そのため、以下のようなやり取りや遊びを取り入れてみましょう。
- スマホで一緒にYoutubeなどの動画を見る
- 適当な理由をつけて腕相撲や手相占いなどをし、0距離を作り出す
- 罰ゲームがある遊びをし、罰ゲームを利用して近づく
このように、相手が目的を達成するために近づかなければならない時は、多少緊張するかもしれないですが、パーソナルスペースを超えて近づいてくれる可能性は高まります。
また、近づく時に自分の意志では無く仕方ない理由をつけられるため、相手も言い訳ができ、自分を騙して麻痺させることができるのです。
一度パーソナルスペースの壁を破ると、次からはパーソナルスペースに侵入する何度が下がるため、距離を縮めやすくなります。
そして、並行してアプローチを継続できれば、好きな人と特別な関係性になれる可能性が高まります。
相手を褒めて、気づかれないように近づく
人は誰しも気分が高まっている時は、どんなことに対しても寛容になるし、鈍感になるものです。
そのため、相手を褒めることで意図的に気分を良くし、その間に物理的に距離を縮め、パーソナルスペースのレベルアップをするアプローチ法があります。
ただし、相手が褒められて本当にうれしいと思う特徴を褒めることが大事であり、褒められ慣れている部分を褒めたとしても、相手に響きにくいです。
それどころか、”ああそれね”、”またそれ?”のように、人によっては自分の魅力がまるで一つしかないように錯覚し、逆効果になることがあります。
そのため、以下のようにジョハリの窓に従った褒め方を心がけましょう。
- 結果よりも過程を重視した褒め方をする
- 相手が褒められ慣れている部分を意図的に避けて、別の部分を褒める
- 服装や髪型など相手の努力やセンスを褒める
このように、褒める時に工夫することで相手の気分を上げることができます。
もし、”そんなこと無いよ”と返されたら、”自分は好きだよ”のように個人の意見に持ち込むことで認められているような感覚になり、親密になれます。
そして、その機を逃さずに、さりげなく可能な限り相手に近づきましょう。
好きな人と親密な関係になりたい場合は、相手に認められていると思わせることが重要だよ。
僕もジョハリの窓を意識した途端に、女性から好印象を抱かれるようになったよ。
>>ジョハリの窓とは!やり方を具体例を交えて、分かりやすく解説します!
パーソナルスペースは心の距離を測るバロメーター
好きな人とは距離を縮めたい、できるだけそばに居たいと思うものです。
しかし、その感情を優先して自分の思う通りに行動してしまえば、ただただ自分勝手な恋愛になってしまい、相手を不快にさせるだけです。
パーソナルスペースは自分と相手の心理的距離を測るためのバロメーターなので、いきなり好きな人のパーソナルスペース内に入り込むのではなく、ぎりぎりを攻める必要があります。
そして、工夫を凝らしながら、パーソナルスペースのレベルアップの機会を伺い、しっかりと2人の距離を縮めていきましょう。
また、相手が自分にどれだけ近づいてくるかを見ると、相手が本当に警戒心が無く、心を許しているかを確認できます。
相手と自分の心の距離を上手く調整し合わせながら、アプローチを続けていけば、上手く進んでいくはずです。
自分が自分がにならず、しっかりと相手の気持ちを大事にする姿勢を忘れないようにしましょう。
>>恋愛は難しい!原因と対処法を把握し、好きな人と特別な関係になろう!
まとめ
「パーソナルスペースの種類や男女間での違い、パーソナルスペースを利用したアプローチ法」について書いてきました。
詳細に説明してきたけど、どうだったかな?
よく分かったよ。
僕はまず好きな女性と仲良くならなきゃいけないってことだね。
そうだね。
でも、焦りは禁物だよ。
しっかりと相手の反応を見ながら、自分の行動を調整して、重い、深いと感じさせないことがポイントだよ。
皆さん、いかがでしたか?
パーソナルスペースは心の距離、言い換えると縄張りとも言えます。
自分の周りにある自分だけの空間(密接距離)に入ることを許すのは、本当に信頼している相手であり、特別な相手だけです。
逆に言えば、密接距離にまで入り相手から不快に思われていなければ、十分に心の距離を縮められていることの証です。
パーソナルスペースのレベルによって、本格的に好きな人にアプローチする目安にするべきだし、密接距離にまで行けているのであれば、早目にアプローチした方が良いまであります。
また、パーソナルスペースを利用して、相手の本心に気づかせる方法もあるため、好きな人と恋愛をする際は是非パーソナルスペースを意識してみてください。
パーソナルスペースのレベルに合わせたアプローチ法を実践し、レベルアップとともにアプローチ法もレベルアップさせていきましょう。
この記事が皆さんの役に立てれば、幸いです。
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