好きな人と仲良くなるには、褒めることが大事って聞いたんだけど。
僕が褒めても、全く効果があるように思えないんだ。
それって、本当の意味で褒められてないんじゃない?
相手の反応はどうなの?
お礼は言われるけど…
なるほどね。
気を遣われている可能性が高いね。
実は効果的な褒め方があるから詳細に説明するね。
みなさん、異性と仲良くなるためには、まず”相手を褒めるところから始めなければならない”と聞いたことがあると思います。
もちろん、褒める行為は相手の警戒心を解き、距離を縮めるための一つの手段です。
しかし、あなたが褒めている内容は実は相手に響いておらず、自己満足になっている可能性があります。
折角、勇気を出して褒めるのであれば、きちんと相手に響かせて、喜んでもらいたいですよね。
そういう時に、ジョハリの窓を把握していれば、自己満で終わらない褒め方ができるようになります。
この記事では、「ジョハリの窓とコツや注意点、マスターした後の変化」について僕の周りの意見も含めて書いていきます。
ジョハリの窓とは
まずはジョハリの窓の概要について簡単に説明します。
この領域の特性を上手く活用できれば、好きな人に異性として意識してもらったり、自身の評価を高めたりすることができます。
活用方法はいくつか考えられますが、特に以下の時に効果的です。
- 好きな人を褒める時
- 好きな人を助ける時
- 好きな人の相談に乗る時
この中で、相手の状況や環境に左右されずに活用できるのは、好きな人のことを「褒める」時です。
それでは、ジョハリの窓の詳細に迫っていきます。
ジョハリの窓の種別
ジョハリの窓:開放の窓
開放の窓は、「自分で分かる且つ他人に分かる」領域に位置付けられています。
つまり、誰が見ても、分かる部分になります。
この領域にアプローチしても、他の人が既に言及していることが多く、ライバルの後手を踏むことになります。
そのため、数多くいる異性の中の一人として認識されることになり、例え褒めたとしても恋愛における優位性をほとんど受けられません。
例えば、綺麗な人に綺麗と言ったところで分かり切っているから、思ったより効果が無いということだね。
ジョハリの窓:盲点の窓
盲点の窓は「自分では分からないけど他人には分かる」領域に位置付けられます。
皆さんは、他人から言われて”確かにそうかも”と思った経験はありませんか?
人は自分では良いと思っていない部分でも、第三者から見ると魅力的に見える領域が存在します。
それが盲点の窓になっているのです。
この部分にアプローチでき、相手を納得させるだけの根拠や体験を提示できれば、相手の印象に残ります。
そうなれば、他の異性と差別化を図ることができ、恋愛を有利に進められる可能性が高まります。
例えば、本人はそう思っていなくても、歌声が素敵とかが該当するよね。
ジョハリの窓:秘密の窓
秘密の窓は「自分で分かるけど他人には分からない」領域に位置付けられます。
この部分は、相手のことを深く知らないと分からない部分であり、以下が該当します。
- 努力
- 本当の性格
- 考え方や価値観
このように、相手との距離が縮まって初めて分かる分野なので、この部分にアプローチできれば、好きな人から自分のことを分かってくれていると思わせることができます。
距離が近いからこそ分かることがあるよね。
ジョハリの窓:未知の窓
未知の窓は「自分にも他人にも分からない」領域に位置付けられます。
この部分にアプローチしたとしても、誰も正解が分からないため、どうなるわけでもありません。
そのため、この領域は無視することをお勧めします。
そもそも発見すること自体が難しいよね。
そして発見できたとしても、相手は”そうなの?”みたいな反応になるよね。
ジョハリの窓のうち狙うべき窓
今まで、ジョハリの窓の4つの領域について簡単に説明してきました。
この中で恋愛を有利に進めるために狙うべきは「盲点の窓」と「秘密の窓」です。
盲点の窓は新たな魅力に気づかせ、秘密の窓は仲が良い証となるため、好きな人に良い印象を与えられるのです。
開放の窓を狙っても良いですが、効果があるのは以下のようにあなたが既に好きな人から良い印象を抱かれている前提となります。
- 既に好意を抱かれている
- 容姿が良く、相手のタイプ
- 特別な能力を持っており、尊敬されている
- 第一印象が良く、第三者からの評価が高い
好きな人から気に入られたいと思っているのであれば、「盲点の窓」と「秘密の窓」を積極的に狙いましょう。
ジョハリの窓を活用することのメリット
ジョハリの窓を上手く活用できると、相手の心の深い部分にアプローチできます。
そのため、様々なメリットを得ることができます。
それでは、ジョハリの窓のメリットについて見ていきます。
好きな人が本当に喜ぶ褒め方ができる
好きな人と接するだけでも緊張するのに、勇気を出して褒めたとしても、好きな人から以下のように思ったような反応が来なかったら、不発に終わります。
- 愛想笑いをされた
- 無視された
- 全くうれしそうな表情が見られなかった
相手が上記の反応をしてしまうのには、きちんとした理由があります。
その理由とは、あなたが褒めた内容が相手に響いていないということです。
人は褒められると基本的にうれしく感じますが、取るに足らない内容だと相手の反応が表情やリアクションに現れます。
相手の反応で表情やリアクションが薄かったり、咄嗟に作ったように感じられたりした場合は、相手にとってそれほどうれしくない褒め方をされたということになります。
ジョハリの窓を活用すれば、相手が本当に喜ぶ部分を褒めることができるため、失敗しにくい褒め方ができます。
でも、男性には格好良い、女性には可愛い、綺麗と言っておけば、うれしいと思うんだけどね。
容姿が整っている人はその褒め方は今まで耳が痛くなるくらいにされてきたはずだよ。
うれしいのはうれしいけど、「ああ、それね。」くらいの感覚になっているんだ。
好きな人が本当に喜ぶ褒め方をして、心から喜ばせましょう。
距離を縮めるスピードが早くなる
いい加減に好きな人を褒めたとしても、それが相手に刺さらなければ、距離を縮めることはできません。
もし、相手が外面を取り作るのが上手ければ、あたかも距離が縮まったように勘違いしてしまうかもしれません。
そうなると、“あなたが好きな人に抱いている好意”と”好きな人があなたに抱いている好意”に差が生じ、以下のようなすれ違いが発生してしまいがちです。
- そろそろ行けるだろうとデートに誘ったけど、すぐに断られた
- 距離を縮められたと思って話しかけたら、よそよそしい態度をされた
- 相談したけど、十分に考えてくれず躱された
このように、すれ違いや思い違いが発生してしまうと、相手から重く感じられるようになります。
その結果、ごめん避けにつながってしまい、そもそも距離を縮める機会すら制限されることになるかもしれません。
しかし、好きな人に刺さるような褒め方ができた時には、相手の気分が高まり、うれしいという気持ちと一緒に、あなたへの印象も良くなるため、距離を縮めるスピードが速くなります。
ごめん避けってある意味失恋したことと同じだよね。
自分のことを分かっていると思わせることができる
人は自分のことを本当に分かっていると思わせてくれる相手には、親近感や特別性を感じ、心を開くようになります。
それだけ、自分のことを分かってくれる存在は貴重であり、以下のように少数に限られます。
- いつも一緒に過ごしてきた親友
- 今まで育ててきてくれた家族
- 本当の自分の姿をさらしてきた幼馴染
友達が多いと言っている人でも、本当の自分を分かってくれる友達は一握りです。
自分のことを分かっていると思わせるには、言葉や行動で示さなければなりません。
そんな時に、的確に相手が本当に喜ぶ部分を褒められたら、自分のことを分かってくれている数少ない人の内の一人になれます。
また、状況によっては、あなたが好きな人の中で、以下のような位置付けにされるかもしれません。
- 運命の人
- 自分をさらけ出せる唯一の異性
- 異性の中で最も優先順位が高い
このような結果になると、恋愛を進める上で非常に有利な体制を築くことになります。
的確な褒め方で自分のことを分かっていると思わせ、他の異性と差をつけ、相手にとって特別な存在へと駆け上がりましょう。
特に、運命に人と思ってもらえたら、とんとん拍子に恋愛が進むかもね。
ジョハリの窓を活用することのデメリット
ジョハリの窓を上手く活用することで多大なメリットを受けられますが、場合によってはデメリットにもなり得ます。
もし、デメリット部分が発生してしまうと、最悪の場合相手から敬遠されるリスクがあります。
それでは、ジョハリの窓のデメリットについて見ていきます。
的外れな褒め方をしてしまうことがある
ジョハリの窓の効果を最大限発揮しようと、考え抜いた挙句に褒めた内容が的外れになってしまうことがあります。
特に以下の特徴に当てはまる人は、その傾向が強いです。
- 考えすぎる
- 慎重すぎる
- 思い込みが激しい
的外れな褒め方をされた側の反応は人それぞれですが、少なくともあなたにプラスの印象を持つことはありません。
それどころか以下のような、マイナスな印象を持たれることがあります。
- え?何を言っているの?
- それは褒めるところじゃないと思うよ
- 僕(私)のこと分かってくれていないんだね
褒めて自分の印象を高めようとしたにも関わらず、逆効果になってしまえば、意味がありません。
それどころか変な人だと思われ、恋愛が上手く行かなくなる原因になることもあります。
相手が鈍感だと、正しく褒めていたとしても的外れだと思ってしまうことがあるよね。
鈍感な人へのアプローチ法は以下の記事を参考にしてみてね。
褒めすぎると逆効果になる可能性がある
褒められたら誰でもうれしいものですが、褒められて効果を感じられる回数の限度が存在します。
それに気づかずに、一緒に居る時に同じ部分を褒めすぎた場合は、奇しくも以下のようなマイナスな印象を抱かれる可能性があります。
- またそれ?他に話すこと無いの?
- 褒めて何かしてもらおうと企んでいるのでは?
- そこだけしか見えていないの?
このように、不信感を抱かれる原因になることがあります。
褒めて褒めて好きな人と距離を縮めたい気持ちは分かりますが、短期間のうちに詰め込んでしまうと、逆効果の可能性があることを把握しておきましょう。
特に一途な人ほど、陥りやすい罠だよね。
重く感じられることもあるから注意だね。
他人に興味が無い人には活用しにくい
褒められて嬉しいと感じるのは、他人からの評価が気になっているからです。
そのため、そもそも自己評価が全てで、他者評価を全く気にしない人をどれだけ褒めたとしても、効果が無いどころか、目障りなどのマイナスな感情を抱かれます。
今はSNSなどでの発信が当たり前になってきて、インターネットの世界で生きる人が増えてきました。
そのため、現実で褒められなくても、SNS上で褒められていれば十分だという人が増加しつつあります。
こういう方たちは、他者評価を気にしてはいますが、現実で褒められることは望んでいないこともあります。
ジョハリの窓を使いやすい人の特徴
ジョハリの窓を上手く活用するためには、好きな人が褒められて喜ぶ部分を見つけて、言葉で伝えることが必須になります。
そのため、以下の特徴を持っている方はジョハリの窓を使いやすいです。
- 観察眼が優れている人
- 人の良い部分を見つけるのが得意な人
- メリハリをつけられる人
- 結果よりも過程を重要視する人
- コミュ力が高い人
- 第三者からの評価が高い人
「盲点の窓」と「秘密の窓」にアプローチするためには、相手の情報をどれだけ引き出し、自分の言葉で変換して伝えられるかが重要です。
上記に当てはまっている方は積極的に活用してみてはいかがでしょうか?
また、上記の特徴に当てはまっていなかったという方も後述するコツをつかむことで、ジョハリの窓を有効活用できるようになるので、試してみてください。
自分磨きをしている人は、いずれ上記の特徴を満たせるようになると思っているよ。
以下の記事を参考に、自分磨きに奔走してみてね。
ジョハリの窓を有効活用するまでに準備すること
好きな人とコミュニケーションをとり、情報を集める
相手が褒められて本当に喜ぶ部分を見つけるには、まずは相手のことを知るという過程を飛ばすことはできません。
そのため、好きな人とコミュニケーションを図り、できるだけ相手から情報を引き出し、収集する作業が必要になります。
相手から情報を引き出すテクニックは以下の通りです。
好きな人がどんな人で、どんな特徴があって、どんな性格なのかを事前に把握しておきましょう。
ここで知り得た情報は、ジョハリの窓を活用する時にも、今後の恋愛を進める上でも非常に大切になってきます。
決して、イメージや思い込みだけで○○を褒めれば良いだろうと手を抜かないようにしましょう。
この部分が後々になって、他の異性との大きな差になってきます。
恋愛が難しいと感じている方は、好きな人とのコミュニケーションが取れていないことが多いよね。
コミュニケーションを取らないと、距離は絶対に縮まらないから注意しよう。
相手の”開放の窓”を理解しておく(普段褒められること)
相手のことを理解したとして、”開放の窓”に値するみんなが褒める内容と被ってしまうと、ジョハリの窓を上手く活用できているとは言えません。
ジョハリの窓を上手く活用するということは、“秘密の窓”や”盲点の窓”の領域に位置する部分を褒めることです。
“開放の窓”に相当する部分は、誰であっても褒めようと思えば褒められる部分であり、それだと他の異性と同じ括りにされてしまいます。
どうせ褒めるなら、他の異性と差をつけて、この人は他とは違うなと思わせた方が良いです。
そのため、好きな人に以下のような行動をとってみてはいかがでしょうか?
- 「誰に似ていると言われる?」と聞く
- 自己評価を聞く
- 普段褒められることを聞く
上記の回答で得られたことは、開放の窓に当てはまることとして整理しておきましょう。
自己評価に秘密の窓や盲点の窓のヒントがあるかもしれないんじゃない?
その可能性はあるね。
でも、自己評価は第三者から褒められる内容に引っ張られることが多いんだ。
相当な自信がある人以外は、どうしても謙遜するからね。
好きな人を褒める時は、”開放の窓”に該当する部分は除去しておきましょう。
好きな人を褒めているのに、良い人どまりで終わってしまうのは、”開放の窓”ばかり褒めているからかもしれないよ。
以下の記事を参考に、恋人にしたいと思われる人に変わろう。
結果だけでは無く、過程に注目する
特に社会人やバイトになると、結果を重要視し、過程は無視しがちです。
しかし、過程にこそ、相手が本当に褒めてほしい内容が詰まっているのです。
結果が重要視される世界で、過程は相手の努力の部分であり、なかなか見てもらえないため、逆に注目すべきなのです。
ジョハリの窓で言うと、過程は”秘密の窓”に相当するため、相手のことをきちんと理解していないと褒められない領域になります。
難易度は高いかもしれませんが、的確に褒めることができると、大きなリターンが返ってきます。
過程を上手く活用するには、以下の行動が必須になります。
- 相手とコミュニケーションをとる
- 相手の状況を把握する
- 結果から相手の努力や頑張り度合いを予測する
- 相手と一緒に頑張ったり、お手伝いをしたりする
過程を褒めることができれば、相手から”特別な人だ”と思われやすく、距離を縮める速度も速くなり、心を開いてくれるようになるため、恋愛を上手く進められる状況が整います。
周りからは本当に良い男性と評されているけど、モテない男性はこの部分が上手くできていない場合が多いね。
話せる程度には仲良くなっておく
いきなり好きな人を褒めようとしても、どこを褒めて良いか分からず、どうしても勝手な自分のイメージで褒めてしまいがちです。
それだと的外れな褒め方になるか、”開放の窓”に位置付けされる褒め方になってしまい、相手に響きにくくなります。
赤の他人から褒められるよりも、ある程度仲良くなっている人から褒められた方が単純に受け入れてくれやすくなります。
そのため、めちゃくちゃ仲良くなる必要はありませんが、世間話ができる程度には仲良くなっておきましょう。
あなたの印象が良ければ、仲良くなっていなくても、褒められるとうれしいと思うかもしれませんが、心の壁があるため、構えてしまうことになります。
また、同じ褒め方をしていても、仲が良い人とそうではない人では、相手がうれしいと思う気持ちに差がついてきます。
褒めた時に素直にうれしいと思ってもらえるように、外部から埋めていきましょう。
ジョハリの窓を有効活用する際のコツ
ここぞのタイミングで渾身の誉め方をする
ジョハリの窓で”秘密の窓”と”盲点の窓”を見つけて褒めるとしても、むやみやたらに回数だけを増やせば良いわけではありません。
というのも、人には何度も同じ行動をされると慣れて来て、本当に重要な時に効果が薄くなってしまい、あと一押しができない問題が発生します。
特に恋愛を進めていく上では、最後には告白が待ち受けています。
告白は誰しも特別なものだと薄々思っており、その際に普段と変わらない言葉で伝えられても、どこかもの足りないと思ってしまいがちです。
しかし、告白をOKしてくれるかどうかは告白する前に既に決まっていることが大半なので、告白時の物足りなさで回答が変わるということは考えにくいです。
しかし、気持ちよくOKしてもらうためにも、ここぞという時に渾身の褒め方をすることをお勧めします。
ここぞで相手を褒められると以下のような感情にさせられます。
- ドキドキする
- 大事な時に言ってくれるということは信頼性がある
- 新鮮でうれしさが倍増する
もちろん、何度言われてもうれしい人も存在しますが、普段とのギャップになったり、ピークの印象が残りやすかったりする特性を踏まえると、普段の生活で何度も口に出すべきではないのです。
あえて、ピークを作り出すことで相手の印象に残る恋愛テクニックがあるんだ。
ぜひ、以下の記事を参考にしてみてね。
同じ部分を褒めるにしても、言葉を変えて多様性を持たせる
ここは、完全に褒める側の技量のお話になります。
先ほど、褒める回数が少ない方がここぞの場面で、より相手を喜ばせると書きました。
しかし、褒め方を工夫して、好きな人に飽きさせなければ、何度褒めても効果が期待できます。
そのため、褒める際には以下のように工夫しましょう。
- 褒める際に言い回しを変える
- 褒める際に多彩な例えを使う
- 褒める順番を考えて、何度も褒められていると意識させない
何度も褒めると効果が落ちてくるのは、相手の慣れによるものなので、同じ部分を褒めていたとしても、そう感じさせないことが重要です。
そのため、多彩な褒め方ができる方は何度も好きな人を褒めても、ここぞという時にでもきちんと褒めた時の効果が期待できます。
モテる男性は無意識でできている行動だよね。
確信が持てない褒め方は極力避ける
ジョハリの窓を上手く活用して、”秘密の窓”や”盲点の窓”に位置づけされる部分を褒めることで相手に意識してもらえるようになります。
そのため、”秘密の窓”や”盲点の窓”を意識しすぎて、大それた部分を褒めてしまうことがあります。
それが相手に上手く嵌れば、もちろん距離を縮められますが、もし嵌らなかった場合は以下のように思われる可能性があります。
- 苦手意識があるかも
- 自分のことを分かったように思っているけど、全然違うから
- 間違っているし、絶対にそう思ってないよね
恋愛では相手と距離を縮める際に、できるだけマイナスな部分は取り除かなければなりません。
そのため、確信が持てない一か八かを恋愛で活用するのはリスクが大きすぎます。
もし、嵌らなかった時のリスクを考え、リスクヘッジを行いましょう。
恋愛はどれだけリターンが得られるかではなく、どれだけリスクを小さくできるかの積み重ねが重要で、その先に良い結果が待っているのです。
褒めた時の相手の反応を見て、調整を行う
褒めた時の相手の表情や仕草などの反応を見ることで、相手が褒められて本当にうれしく思っているのかそうではないのかをある程度判断できます。
もし、相手が嬉しそうにしているのであれば、以下のような言葉を後ろにつけることでさらに喜んでくれます。
- やっぱり?初めて会った時から思っていたんだよね。
- 気付くのすごいでしょ?なんか分かるんだよね。
- そういうところ尊敬すると追撃して褒める
ジョハリの窓を活用でき経験値が増えていくと、自信が出てくるため、自分勝手な褒め方になってしまいがちです。
そのため、自分は手ごたえがある褒め方だとしても、相手はそう思っていない可能性があります。
ジョハリの窓はあくまで相手に喜んでもらい、あなたの印象を高めるためのものであることを忘れないようにしましょう。
褒めた時の相手の反応が薄かったとしても、好き避けが影響しているかもしれないよ。
以下の記事を参考に、好き避けの特徴を把握しておこう。
ジョハリの窓を有効活用する際の注意点
褒めていても、本心から喜んでいない可能性がある
あなたが褒めた時に、相手の反応を見ても喜んでいる姿を見て、上手く誉めることができたと思っていたとしても、実は気を遣って喜んでいたように見せていたということもあり得ます。
ここが恋愛が難しい由縁であり、相手の心情がはっきりと正確に分からない点が勘違いやすれ違いを生み出します。
だからこそ、相手の反応を伺っていてばかりでは、相手に振り回されてしまうことになります。
解決策は、事前の調査で相手の”秘密の窓”と”盲点の窓”を徹底的に研究することです。
事前にしっかりと準備ができていれば、相手の反応で自分が正しかったかどうかを答え合わせするだけで済みます。
ここまでの状態に持っていければ、好きな人が本心から喜んでいない可能性を限りなく低くできます。
気を遣って喜んでくれているということは、まだまだ本当の意味で仲良くなっていない証拠だよね。
その中で褒め続けていると、好きな人から避けられ、いつの間にか失恋している時もあるよね。
ジョハリの窓を意識しすぎて、他の話題を用意していない
ジョハリの窓を活用しようとすると、どうしても相手をどうやって褒めるか、どのタイミングで褒めるかに注力しがちになってしまいます。
そのため、好きな人と距離を縮めるためのコミュニケーションが疎かになってしまいがちです。
ジョハリの窓は好きな人に良い印象を抱いてもらうためのテクニックであり、距離を縮めるためのテクニックではありません。
ここを勘違いしてしまうと、お互いの好意レベルに差が生まれ、相手から重いと思われ、避けられてしまうかもしれません。
ジョハリの窓はあくまで好きな人に意識させるための手段の一つとして活用し、”好意がある”から”好き”に変えるまでのアプローチをしっかり行うようにしましょう。
ジョハリの窓に頼りすぎてはいけない
ジョハリの窓は上手く活用できれば、好きな人に特別だと思わせることができます。
しかし、どれだけ上手いこと活用できたとしても、”好意がある”状態までにしか至りません。
好きな人とお付き合いするには、好意レベルを高めていって、以下のように思わせなければなりません。
- この人とだったら、付き合っても良いかな
- 自分にはこの人が合っているな
- この人以外は考えられないな
学生時代など恋愛と遊びが混在している時期であれば、少しでも好意があれば、お付き合いにまで至る可能性があります。
しかし、社会人になり、お付き合いする意味をきちんと考え、結婚を視野に入れ始めた人は“好意があるからお付き合いする”のではなく、”好きだからお付き合いする”に変わります。
つまり、お付き合いするには、相手に好きになってもらわなければならないのです。
だからこそ、ジョハリの窓で好意を抱いてもらうきっかけ作りをし、好意を高めた後の”好意がある”から”好き”に変えるためのあと一歩を埋める作業が必要になります。
ジョハリの窓に頼りすぎて、恋愛に本当に必要なものを忘れないようにしましょう。
この場合はあと一歩の恋愛ばかりになってしまい、結局成就しなくて後悔が残る恋愛になってしまうよね。
そうならないように、きちんとしたアプローチも並行して行おう。
ジョハリの窓の実践例
今からジョハリの窓を得るための相手との接し方について一例を提示します。
上記の場合は、相手の努力と言うか過程を褒めていて且つ最終的にはデートにも誘えている例です。
人は努力という自分だけしか分からないと思われる”秘密の窓”を褒められると、うれしいものです。
ここまで行けると完璧ですが、実際が相手の反応次第なので、シミュレーションをしっかりしておきましょう。
ジョハリの窓をマスターした時に変化すること
ジョハリの窓を活用し、好きな人に本当の意味で喜んでもらえたのであれば、相手に以下のような変化が見られます。
- 好きな人に良い印象を持ってもらえる
- 好きな人にお願いを聞いてもらいやすくなる
- 他の異性と差別化できる
- 相手にとって特別な存在になり得る
- 好きな人に好意を持ってもらえる
- マンネリ化を解消できる
このように、ジョハリの窓を恋愛に有効活用することで、好きな人から意識されるようになり、難しかった恋愛の難易度を下げることができます。
同じ時間一緒に居たとしても、褒め方を工夫したり、本当に有効な褒め方をすることで、好きな人との距離は大幅に変わってきます。
恋愛は如何に相手に意識させるかが重要であって、その後にしっかりと距離を縮めることができた人だけがお付き合いできるのです。
だからこそ、褒め方で優位に立ち、相手の優先順位を高めておくだけで、今後の恋愛がスムーズに進めるようになります。
使えるテクニックは出し惜しみせずにすべて使い、好きな人と後悔しない恋愛をしましょう。
まとめ
「ジョハリの窓とコツや注意点、マスターした後の変化」について書いてきました。
実践例とともに説明してきたけど、どうだったかな?
今まで好きな人を褒めても、変な顔をされることがあって落ち込むことが多かったけど、それもなくなるかもしれないね。
早いこと、本当に喜んでもらえる褒め方をマスターできるよう頑張るよ。
そうだね。
好きな人と仲を深める上で、褒めるという行為は必要になるからね。
同じ褒めるという行為でも、差がつくんだよね。
皆さんいかがでしたか?
ジョハリの窓を理解し、恋愛に応用できれば、好きな人の心に響く褒め方や行動ができるようになります。
意外に形上はできているけど、好きな人には響いていないということは多く、自分の行動による成果が思ったように出ない状況は多々あります。
本当に相手に響く行動をとれると、あなたの印象を高めるとともに、好きな人にとって”自分を分かってくれる貴重な存在”になり得ます。
すると、恋愛の優先順位が上がり、難しかった恋愛でもスムーズに進めるようになり、手ごたえを感じながら、追いかける恋愛から追いかけられる恋愛にすることができるかもしれません。
一つ一つの行動を見直し、行動による結果を最大限に高めて、効率的なアプローチを心がけましょう。
この記事が皆さんの役に立てれば、幸いです。
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