僕はAGA治療をしているんだけど、ミノキシジルを初めて服用する時に、その含有量で迷ったことがあるんだ。
含有量?
どれも同じじゃないの?
実は数種類あるんだ。
これからどの含有量が良いか僕の経験とともに説明するね。
AGA治療をしている方でミノキシジルを服用している方は多いです。
そんなミノキシジルですが、購入前に数種類の含有量があり、どれを選択すべきか迷った方はいるのではないでしょうか?
どれを選択するかは完全に個人の判断になりますが、おすすめの選択というものがあるのです。
この記事では、「おすすめのミノキシジル含有量」について僕の経験と共に書いていきます。
ミノキシジルの含有量の種類
AGA治療において、ミノキシジルは髪を「生やす」薬として知られています。
そんなミノキシジルですが、数種類の含有量のミノキシジルがあるのです。
内服薬と外用薬で、含有量は異なります。
- 内服薬・・・2.5mg、5mg、10mg
- 外用薬・・・1mg、5mg、15mg
このように、数種類の含有量のミノキシジルがあるのです。
ミノキシジルを選択する際のおすすめの含有量
ミノキシジルには、複数の含有量があることが分かりました。
含有量が多いほど、ミノキシジルによる発毛効果は大きくなります。
かといって、最初から含有量が最大のものを服用することはおすすめできません。
どうせ服用するなら、効果が期待できる含有量が多い方が良いよね?
普通に考えればそうなるね。
でも、他にも考慮しなければならないことがあるんだ。
ミノキシジルには無視できない副作用があります。
当然、含有量が多くなればなるほど、副作用の発生確率や発生した時の症状は重くなります。
僕は、2.5mgと5mgの内服薬を使用したことがあるけど、5mgの方が副作用がひどかったよ。
このように、副作用についても考慮しつつ含有量を選択しなければなりません。
効果が薄くて満足できない時の対処法
副作用に注意し、ミノキシジル含有量が最も低いものを選択したは良いものの、効果を実感できないことがあります。
その理由はミノキシジル含有量が低いことが原因かもしれません。
効果を実感できなかったら、服用している意味は無いよね?
少しは効いているとは思うんだけど、服用していないのと同じかもね。
せっかくお金を払って、毎日服用しているにも関わらず、目に見える効果が無ければ時間とお金を無駄にしているようなものです。
そういう時には、含有量が高いものを選択すべきです。
含有量を増やす際にやってはいけないこと
ミノキシジルの含有量を現状より高濃度のものに変更するにあたって、やってはいけないことがあります。
それは一気に濃度を上げすぎると言うことです。
例えば、ミノタブで言うと2.5mgで効果に満足できないから、10mgに変えてみるのようなことだよ。
ミノキシジル濃度が濃いものに変更することによって、髪を生やす効果が高くなることは事実です。
ほとんど効果が出ているか分からなかった状況から一変して、一目でわかるくらいの効果が出るようになる可能性があります。
しかし、それと同時に副作用の発生確率も高まります。
髪が生える効果を得られる代わりに、健康を犠牲にしているのであれば、元も子もありません。
濃度を変更するにしても、最小濃度から最大濃度に一気に変更することは避けましょう。
含有量を増やすときの注意点
先ほども説明しましたが、ミノキシジルの濃度を高いものに変更する場合には、段階を踏むべきです。
そうではないと、思わぬ健康被害が発生してしまう場合があります。
ここでは、副作用が発生する確率が高い内服薬で考えていきます。
内服薬は2.5mg、5mg、10mgの3種類ありました。
例として、2.5mg→10mgに一気に濃度を上げてしまった時の状況を見ていきます。
- STEP12.5mgを服用していて、6か月程度経過したが、少し髪が太くなったような気がする程度の効果しか期待できなかった
- STEP2劇的な効果を期待していたため、2.5mg→10mgに変更してみた
- STEP3ミノキシジルによって毛量が増えたが、同時に副作用で体調を壊してしまった
- STEP4体調が気になり、2.5mgに戻した
- STEP5ミノキシジルの効果が薄いが、濃度を高めると体調を壊す恐れから濃度を上げられない
このように濃度を一気に上げると副作用が無視できなくなる場合があります。
本来は5mgの濃度であれば、ミノキシジルの効果、副作用ともにバランスをとれていたかもしれません。
ですので、内服薬の場合は、2.5mgでダメなら5mg、5mgでダメなら10mgと段階的に試して、効果と副作用のバランスがとれる濃度に落ち着けましょう。
効果が出すぎる場合
ミノキシジル含有量を最も低くした場合でも、人によっては効果が出すぎる場合があります。
その際は、服用量を少なくすることで適切な効果に抑えることができるかもしれません。
少量でも効果が出すぎる人がいるの?
いるにはいるよ。
効果の出方には個人差があるからね。
外用薬の場合は、塗布する量を半分にしたり、塗布する場所の間隔をさらに空けることで効果を分散できます。
内服薬の場合は、タブレットを半分に割って服用することをおすすめします。
そうすると、実際に出る効果も副作用も小さくなりますので、おすすめの方法になります。
また、完全に回復した後で、もう少なくしても構わないと感じた時にも同様の方法で少しずつ少なくしていきましょう。
この場合は、フィナステリド(プロペシア)を服用していないと、すぐに元に戻ってしまいますので、注意しましょう。
僕の体験談
僕はミノキシジル外用薬に関しては、1mgと5mgのものを使用した経験があります。
また、ミノタブに関しては、2.5mgと5mgと10mgを服用した経験があります。
端的に言うと、濃度を高めるごとにミノキシジルによる本来の効果、毛量は増えていきました。
しかし、それと同時に発生する副作用の数と症状が重くなっていきました。
外用薬と内服薬それぞれの体験について詳しく書いていきます。
ミノキシジル外用薬
まずはミノキシジル外用薬の方から見ていきます。
外用薬は内服薬と比較して、効果が出にくいと言われていますが、僕的には、十分な効果が出ました。
1mgと5mgで変化がありましたので、それぞれの場合について見ていきます。
含有量1mgの場合
僕は幸いなことに、1mgの場合でもしっかりと発毛効果を実感できました。
気になる副作用ですが、初期脱毛が発生したくらいで他の副作用は発生しませんでした。
※僕は鈍感なので、気づいていないだけかもしれません。
今はフィナステリドとミノキシジルを併用していますが、ミノキシジルには含有量1mgの外用薬を使用しています。
含有量5mgの場合
1mgの外用薬を使用する前は、5mgの外用薬を使用していました。
効果は間違いなく出ていましたが、頭皮環境が関係するせいか、1mgの時と比較すると、同等もしくは、少し出たかなという程度でした。
外用薬の場合はこれがあるよね。
そうそう。
吸収率が関わってくるからね。
頭皮環境が影響してくるんだ。
副作用に関しては、めまいと立ち眩みが発生しました。
運動することが多く危なかったため、直ぐに1mgに切り替えました。
ミノタブ
次にミノキシジル内服薬、通称ミノタブについて見ていきます。
僕は以下の3種類の含有量のミノタブを使用したことがあります。
2.5mgと5mgと10mgのそれぞれの効果と副作用について、詳しく説明していきます。
含有量2.5mgの場合
まず初めに安全策をとって2.5mgのミノタブを服用しました。
初期脱毛などを経て6か月程度経過する頃には、髪が太くなり、毛量も少しずつ回復して行きました。
ですので、しっかり効果は出ていました。
初めて服用したから効果が出るか不安だったんだ。
でも、きっちり効果が出て安心したよ。
この時の副作用として目立っていたのは、多毛化です。
体中の体毛が徐々に濃くなっていくことが分かりました。
しかし、それほど濃くはならないため、最終的には自分に最も合った濃度でした。
含有量5mgの場合
次に、5mgに上げるとどうなるだろうと思い、2.5mgから5mgに変更してみました。
初期脱毛に関しては、2.5mgの時に発生していたため、それほどひどくはありませんでした。
肝心な効果に関してですが、2.5mgの時と比較すると、かなりの薄毛進行部分が回復して行くことが分かりました。
大きな違いは毛量が増えすぎた点です。
周りの人にも髪が多すぎだと指摘されたほどです。
それほどの効果を実感できました。
最初はうれしかったけど、増えすぎてうっとうしくなっていったね。
副作用についてですが、もちろん多毛化は発生しました。
多毛化の影響は強くなり、体毛がだいぶ濃くなりました。
多毛化に追加して、めまいや立ち眩み、むくみが発生しました。
具体的に言うと、頻度はそれほど多くはありませんが、長時間座っていた状態から立ち上がると、めまいや立ち眩みが発生することが増えました。
また、むくみに関しては、僕が気づいた範囲では顔周りで発生しました。
このあたりは耐えようと思ったら耐えられる範囲だったよ。
含有量10mgの場合
最後に興味本位で10mgに挑戦してみました。
※皆さんは興味本位で試すのは止めた方が良いです。
この時は完全に10mgの副作用について軽く考えていたね。
まず、ミノキシジル本来の効果について説明したかったのですが、残念ながら効果が出る前にやめてしまったため、ここでは書けません。
予想をするなら、5mgの時よりさらに髪が増えていただろうということです。
服用をやめた理由は、副作用に耐えられなかったからです。
5mgまでと比較して、副作用の影響はかなり強くなりました。
基本的には、5mgの服用時に発生していた副作用(多毛化、めまい・立ち眩み、むくみ)がひどくなった他、少ししたことでも息切れが発生するようになりました。
これらの副作用は健康に影響を及ぼすと思い無視できなかったため、1か月の服用で止めました。
めまい、立ち眩み、息切れだけであれば継続することにしたかもしれません。
しかし、多毛化と顔のむくみがひどく、自分でも見た瞬間以上だと分かったのです。
このように、10mgは僕には合いませんでした。
そのため、最終的に効果が実感できて、副作用もほとんど出ない2.5mgに戻しました。
結論
結論としましては、ミノキシジル含有量が高い方が髪を生やす効果が高くなります。
しかし、同時に副作用の発生確率と症状の程度が重くなることを実際に体験しました。
皆さんもAGA治療を始める際は、ミノキシジルの含有量は最も低いものから試すようにしてください。
まとめ
「おすすめのミノキシジル含有量」について書いてきました。
僕の経験とともに説明してきたけど、どうだったかな?
個人差があるから、人によっておすすめのミノキシジル濃度は異なるっていうことだね。
でも、濃度が少ない方から試した方が良いということだね。
そうだね。
一番怖いのは、副作用だからね。
ミノキシジルの濃度には、いくつか種類があります。
もちろん濃度が高い方が発毛効果が高くなります。
その一方で副作用にも影響してきます。
副作用は健康に悪影響を及ぼす可能性がありますので、単純に濃度が高いミノキシジルを選択するよりも、まずは健康を第一に考えましょう。
この記事が皆さんのお役に立てれば、幸いです。
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