恋愛テクニックって色々あると思うんだけど、どんな場面で使えるか知りたいんだ。
知ってても使い方が分からなければ、意味が無いからね。
確かにね。
そしたら、この記事でおすすめの恋愛テクニックと具体例を書いていくよ。
好きな人がいるけど、どうアプローチして距離を縮めていけば良いか分からないと悩んでいる方は多いと思います。
そんな時に活用できるのが恋愛テクニックです。
モテる人は、容姿が良い、特技がある、経済力があるとイメージできますが、稀に”なぜこの人がモテるの?”という方に出会います。
接してみても魅力が分からないと感じることも多いのですが、実はそういう人たちは恋愛テクニックの使い手の可能性が高いです。
皆さんも、恋愛テクニックを活用し、どうしても好きな人との恋愛をスムーズに進め、幸せをゲットしましょう。
この記事では、「おすすめの恋愛テクニックと場面別の具体例」について僕の周りの意見も含めて書いていきます。
恋愛テクニックとは
まずは恋愛テクニックについて整理します。
恋愛は好きな人との距離を縮めていった先に、2人が結ばれる未来があります。
しかし、誰もが同じ努力をして、同じ結果が得られるわけではありません。
なぜなら、以下のように前提条件が異なるからです。
- たまたま相手の好きなタイプに合致していた
- 好きな人との相性が良く、最初から親密な関係になれた
- 好きな人との物理的な距離が近く、努力の結果が出やすい環境下だった
このように、前提条件に恵まれていれば、好きな人との距離をすぐに縮められ、上手く行けばあっという間に好きな人と結ばれます。
しかし、上記の条件とは真逆だったり、全く合致しない状況ではどんなに頑張っても努力が結果に反映されないばかりか、逆効果になることだってあります。
これが恋愛が絶対に成立する方程式が無いと言われている由縁であり、恋愛の難しい部分です。
しかし、人が人を好きになる時に心理状態の変化が大きく絡んできているため、恋愛テクニックを活用できれば、恋愛の成功率を高めることはできます。
100%にまで高めることはできませんが、0→1などは変えられるため、不可能な恋愛をも可能に変えてしまえるのです。
それでは、場面別で活用できる恋愛テクニックを見ていきます。
初対面時に活用できる恋愛テクニック
人は初対面で異性を恋愛対象か恋愛対象外かに分ける傾向にあります。
この特性は男性の方が強く、一目見た瞬間に脳内で無意識的に分けているため、初対面の印象は大事になります。
また、初対面の時から多少距離を縮められていると今後の恋愛が楽に運べる可能性があります。
それでは、初対面時に活用できる恋愛テクニックについて見ていきます。
メラビアンの法則で第一印象を高める
よく初対面の第一印象は、何よりも見た目が大事だと言われた経験はありませんか?
これはメラビアンの法則で説明できます。
人は他人の印象を以下の割合で見ています。
このように、視覚つまり外見が与える印象が過半数を占めており、如何に見た目に依存するかが分かります。
聴覚や言語も大事ですが、初対面時に相当な失敗をしない限りは大丈夫ですので、まずは以下のように外見を整えましょう。
- 服装を整える
- ムダ毛を処理する
- 清潔感を出す
細かく見ればまだまだありますが、客観的に見て、マイナスな面が目立たないように努力しましょう。
最低限、初対面で恋愛対象外にされなければ、今後の努力次第で恋愛が成立する可能性は残ります。
スリーセット効果で意識してもらう
人の印象は外見がほとんどを占めていると書きましたが、初対面で失敗したからと言って、もう終わりと考えるには早いです。
実は、人の印象は出会ってから3回目までに固定されるというスリーセット効果があるのです。
3回目までの相手の印象の変化は以下の通りです。
つまり、初対面で失敗してしまったとしても、3回目までであれば挽回可能ということになります。
初対面で相手と接し、相手の好きなタイプを聞き出すことができれば、2回目以降は好きな人の好きなタイプに寄せることで良い印象を持ってもらえるようになります。
初頭効果でその後の状況を良くする
皆さんは、この人から頼まれたら何かしてあげたくなる、あの人から頼まれても何もやってあげたくないと経験したことは無いでしょうか?
これは、相手に対するイメージであなたの行動や考え方が大きく左右されているということになります。
この心理効果を初頭効果と言い、最初に与えられた情報がその後の行動に影響を与える効果に基づいています。
つまり、最初に優しそうな印象を与えていれば、その後にいくら雑な行動をしようとそれは相手のためを思ってわざわざその状況にしてあげたと思い込みます。
逆に、最初に不真面目な印象を与えていれば、雑な行動をとった際に、自分がやりたくないからいい加減だったんだろうなと思いこみます。
このように、相手のイメージ次第で本人の意図とは関係なく、同じ行動をしたとしても、他人からの印象が全く異なるのです。
あなたの印象を高めて、その後の恋愛を有利に進めましょう。
ハロー効果でブラックボックスを良くイメージしてもらう
みなさん、人を評価する際にまだ相手のことを十分に把握していないにも関わらず、”○○そう”のように勝手にイメージしているのではないでしょうか?
例えば、
・イケメンだからスポーツもできるだろう、モテるだろう
・可愛いから愛嬌があるだろう、可愛くなるための努力をしているんだろう
・仕事ができるから、家事もしっかりできるだろう
この現象をハロー効果と呼び、人は相手の見えない部分をその人の最も目立つ部分に引っ張られて評価する傾向にあります。
そのため、誰もが認める長所があればアピールするべきですし、努力してもっと高めることでその他の行動もより良く評価されます。
また、最も目立つ部分が短所の場合もありますので、短所もきっちり改善する努力をしましょう。
バンドワゴン効果でたくさんの人の目線を集める
モテる人がモテるのはなぜでしょうか?
もちろん、モテるには異性にモテるだけの魅力を兼ね備えているのは当然です。
しかし、人それぞれにタイプがあって当然ですし、余程とびぬけたものが無ければ、めちゃくちゃモテるまでは行かないのです。
それにも関わらず、現実にはめちゃくちゃモテる人がいますし、その中には”モテるはモテそうだけど、なぜそんなにモテているの?”と疑問に思うような人が混じっています。
これは、バンドワゴン効果が関連しており、人が支持する人に好感を持ちやすい心理現象が現れているのです。
そのため、以下の現象が発生するのです。
モテている人がさらにモテる
体育祭の応援団長を好きになる
このように、自分は異性に評価されていることを証明できれば、好感を持ってくれるのです。
ウィンザー効果であなたの評価をより確固たるものに
自分の長所をアピールしようとしたところで、相手からは”はいそうですか?すごい”と素直に受け入れられるわけではありません。
もし、そのような反応をしてくれているのなら、社交辞令かすでにあなたに心酔している人だけでしょう。
皆さんは、当人から”自分ってこういう部分があってすごいよね?”とアピールされた時と第三者から”あの人○○がすごいよね”と言われた場合はどちらを信じやすいでしょうか?
おそらく、第三者から入った情報の方が素直に受け入れやすいですし、疑うことすらないかもしれません。
ウィンザー効果は第三者の情報の方が信頼性が高く、信じやすいという心理を利用しています。
あなたの第一印象を高める際は個人の努力も必要ですが、まずは周りから固めるのも効果的です。
好きな人と距離を縮める恋愛テクニック(脈ありの場合)
恋愛テクニックは上手く活用できれば、すごい効果を発揮しますが、それは相手の状況に合わせると言う前提条件付きです。
今度会った時にこの恋愛テクニックを使おうと思っていたとしても、相手の状況によって効かないことがあったり、逆効果になったりと状況を把握することが重要です。
今回は相手から脈ありサインが出ている時により効果を発揮する恋愛テクニックについて見ていきます。
ラポール形成し、好きな人からの信頼を勝ち取る
好きな人と親密になっていくには、まずはラポールを形成する必要があります。
ラポール形成とは信頼関係を築くことであり、信頼関係を築くことで以下のようなメリットがあります。
- 好きな人からあなただけにしか話せない情報を手に入れられる
- あなたの行動を疑わずに信頼してくれる
- 多少嫌なことがあったとしても、離れずに受け入れてくれる
このように、信頼関係を築いていると、好きな人のあなたに対する思いや見方が変わり、同じ行動をしても他の異性よりも有利に恋愛を進められる環境が整います。
信頼関係を構築できないまま、恋愛を進めようとしても、好きな人との間の壁を取り除けていないため、ある一定以上近づくと拒否反応を示されるかもしれません。
相手と仲良くなる時はまずは信頼してもらうこと、これを忘れないようにしてください。
ギャップを見せて、キュンキュンさせるゲインロス効果
人はギャップに弱いものです。
ギャップを感じるのは、スリーセット効果であなたの印象が固定化した後に、その印象と大きく異なる部分を好きな人に見せた時です。
この時にギャップを見せられた相手は強烈に感情を揺さぶられ、あなたの評価を改めるきっかけになります。
このように、抱いていた印象を覆すような特徴を発見した時に、ギャップを感じるのです。
またギャップ萌えという言葉があるくらい、ギャップで恋愛感情が燃えることがあるため、ギャップを持っている人はアピールしたほうが良いです。
何かをしてあげたいと思わせるベンジャミン・フランクリン効果
よく、好きな人のためなら、進んで何でもやってあげたいと思うものです。
そして、○○をやってあげるほど、相手のことが好きだと錯覚するものです。
これにはベンジャミン・フランクリン効果が絡んできていて、人に何かをしてあげると、そうではない場合に比べて、好意を抱いてしまう心理が働いています。
距離を縮めていくと、相手のために何かをやってあげたり、やってもらったりすることが自然に増えますが、そこまで仲良くなるまでに以下のように、意図的に状況を作り出しましょう。
- 異性の幼馴染の誕生日プレゼントを選ぶ際に買い物についてきてもらう
- 小さなお願いごとをする
- 相手にできる範囲でお願いする
“あの人のために何かをしてあげたということは、好意を抱いているに違いない”と思わせることでより好きな人に好意を抱いてもらえます。
好きの気持ちを引き出す好意の返報性
人は好意を伝えられたら、好意を返したくなる心理を利用したものが好意の返報性です。
すでに脈ありサインが出ていたら、好意を伝え相手の反応を見ることで、脈ありかどうかを確定できます。
また、相手が奥手でなかなか自分の気持ちを表面化できないタイプだった場合は、あなたの方から好意を伝えることで、相手も以下のように思い、好意を伝えてくれるようになります。
- 自分と同じ気持ちで安心して好きと言える
- 好きと言いたいけど、もしも負担になったらいけないと思っていたけど、伝えても良いんだね。
- 好きでいてくれる自信が無かったけど、あなたの行動で自信を持てたよ。
恋愛を進める上でお互いの気持ちを確認する作業は必須です。
相手が好意をなかなか伝えてこない場合は、こちらから好意を伝えたことがきっかけで、一気に関係が進展するかもしれません。
よりお互いを理解するための自己開示の返報性
好きな人との距離を縮める上で2人の間に信頼関係を築く必要性がありますが、自己開示の返報性を活用すると、信頼関係を築きやすいです。
皆さんも、今まで人と仲良くしたいと思い、自分のことを話すと相手も打ち解けてきた経験をしたことがあるはずです。
というのも、自己開示の返報性は自分から自分を開示することで、相手を信頼していると思わせることで相手からも同等以上の情報を引き出せるからです。
クラスの人気者や営業で好成績を収めている人はほとんどが自己開示の返報性を活用しています。
これを恋愛に応用することで、“あなただったら信頼できる”と思わせることができ、好きな人と距離を縮める第一条件をクリアしたことになります。
また、ここで引き出した好きな人の情報はそのまま聞くだけではなく、今後活用するために、しっかりと整理しておき、使える時に使える準備をしておきましょう。
会う回数を増やして、特別な人になるザイオンス効果
人は接触する回数が多い人ほど好意を抱きやすいという心理現象をザイオンス効果(単純接触効果)と言います。
好きな人とは長くいたいからと言って、最初から長時間のデートに誘ってしまうことがありますが、あまり好ましくありません。
もちろん、長時間のデートにOKしてくれたということはあなたを信頼している証拠ですし、そこで上手くアピールできれば、さらに仲が深まり、思い出もできます。
しかし、その分上手く行かなかった時のデメリットも浮き彫りになります。
スリーセット効果でも説明したように、あなたの印象が決まるまでは長時間のデートと言うリスクを冒さないほうが良いです。
相手のことをそれほど知らない段階での長時間デートは以下のように楽しさよりも不安が勝つものです。
- 共通の話題が無くなった時に沈黙の時間をどう過ごそう
- 考え方や相性が合わなかったらどうしよう
だからこそ、仲良くなっていない時期は長時間のデートよりも短時間のデートを複数回することでザイオンス効果を発動できますし、気まずい雰囲気にならずに相手にあなたと一緒にいると楽しいと思わせることができます。
1回に2時間会うよりも、1時間を2回に分けたほうが好きな人に好意を抱いてもらえるのです。
ジョハリの窓でさらに唯一の異性としての格を上げる
ジョハリの窓を有効活用することで、好きな人にとって数少ない理解者になることができます。
皆さんも今までたくさんの人に出会ってきた中で、この人なら心を許せる、信頼できると思っているのは以下の人ではないでしょうか?
- 古くからの幼馴染
- 親友
- なんでも気を許せる恋人
このように、たくさんの人の中のごく一部の人だけが、あなたの中で特別な人になっているはずです。
ジョハリの窓を理解することで、好きな人のごく一部の特別な人には割り込むことができます。
特に、秘密の窓と盲点の窓をついたアピールはかなり有効です。
- 秘密の窓:見えない努力などの過程
- 盲点の窓:相手の新たな魅力の発見
どちらも相手のことを深く理解していないと踏み込めない領域であり、他の異性と差をつけやすい部分です。
相談に乗る時、褒める時に活用できれば、相手のかけがえのない存在へと格上げできます。
アンダードッグ効果で相手の警戒心を下げる
既に脈ありだと思っていたとしても、以下のような方は警戒心が強く、距離を縮める際に障害になってしまうことがあります。
- 過去の恋愛がトラウマになっている人
- 異性に偏見を持っている人
- 恋愛経験が浅く、無意識の内に壁を作ってしまう人
人が警戒してしまう原因は”相手のことが分からないから”であり、その部分を満たしてあげると安心して心を開いてくれるようになります。
そしてそれは他人の凄いところではなく、悩みや弱みを見せることで簡単に満たせ、親近感を感じるようになるのです。
皆さんも、隙が無く近寄りがたいと思っていた方が自分と同じような悩みを抱えていた場合に、急に距離感が近くなった気がした経験があると思います。
アンダードッグ効果を活用して、自分の弱みや悩みをさらけ出し、相手の情や共感を得て以下のように思わせると信頼関係を構築でき、距離を縮めやすくなります。
- 力になりたい
- こんなすごい人でも、自分と同じ悩みを抱えているんだ
- 誰にでも言えないようなことを自分に話してくれるということは信頼してくれているんだ
意図的に相手が入り込む隙を作って、距離を縮めましょう。
好きな人と距離を縮める恋愛テクニック(脈なしの場合)
脈ありの場合は上記のテクニックを用いれば、さらに好きな人との距離を縮められ、恋愛の進展の手助けをしてくれます。
しかし、相手が脈なしの場合は話が変わってきます。
相手の状況を考えずに、”押して押して押す”動作を繰り返すと却って嫌われる原因になってしまうことがあります。
相手が脈なしの場合は、押す行為は好きな人との恋愛にとどめを刺す致命傷になりかねません。
脈なしの場合は脈ありの場合と比較して、取るべき行動が大幅に変わってきます。
それでは脈なしの場合に効果的な恋愛テクニックについて見ていきます。
焦らして意識させるツァイガルニク効果
好きな人から脈なしサインが出ていたら、押すのではなく引いてみましょう。
その引く行為の一つがツァイガルニク効果で、上手く活用出来れば好きな人に意識してもらえるようになります。
ツァイガルニク効果は達成した物事よりも、未達成の物事の方に記憶に残りやすい心理現象を利用したものであり、以下のように意図的に未達成な状態を作り出すことで効果を発揮します。
- だいぶ先の約束をしておく
- デートの日程を延ばす
- 会話を中途半端に終わらせる
脈なしだったら、デートの約束すらできないと思った方は、後述するデートに誘う際に活用できる恋愛テクニックを参照してください。
このように、意図的に相手の記憶に残ることで、あなたのことを意識させられます。
そして、あなたのことが気になり始めたら、チャンスと思って、しっかりとアプローチしましょう。
お願いをして意識させるベンジャミン・フランクリン効果
ベンジャミン・フランクリン効果は実は脈なしの相手にも活用できます。
ベンジャミン・フランクリン効果は相手に何かをしてあげた時に相手を意識するようになる心理現象ですが、脈なしの場合は受け身でいたところで、何もしてくれません。
そのため、こちらから働きかけることでベンジャミン・フランクリン効果を強制的に発動させることが大事です。
その一つの手が”お願いをする“です。
脈なしと言うことでお願いをする際は以下のように細心の注意を払いながら、お願いしましょう。
- 相手の状況に敏感になり、お願いを聞いてくれるタイミングを狙う
- お願いの内容が簡単なもので且つ好きな人では無いといけない理由付けを行う
- お願いをした時の反応でその後のお願いの頻度を考え、調整していく
お願いを上手にし、ベンジャミン・フランクリン効果を引き出し、あなたへの気持ちを0→1に変え、脈ありの状態にまでもっていきましょう。
ギャップを見せて、相手からの評価を改めさせるゲインロス効果
ギャップは、スリーセット効果で固定された印象を覆すほどの効果があります。
そのため、ギャップがあれば、さりげなく好きな人にアピールしてみましょう。
もし、そのギャップが好きな人に刺されば、好きな人の脳内が狂い、あなたに興味を持ち、再度しっかり知ろうとします。
また、イメージしたものより良い意味でギャップがあった場合は、より印象づくため、本来よりも高く評価され、全体的な印象も上がります。
特に以下のような方にてきめんな効果を期待できます。
- 自己プロデュース力が低く、自分の長所をアピールできない人
- 言葉よりも行動で示すタイプ
- 見た目からは想像できないギャップを持っている人
(おとなしそうなのに、運動神経抜群、歌が上手いなど)
好きな人と接する機会をなかなか作れない方は、第三者の力を借りて、アピールしてもらうのもありです。
第三者の力を借りて、恋愛の土俵に立つウィンザー効果
人は脈なしの相手の場合は、積極的に知ろうとはしません。
もし、あなたが好きな人に好意を抱いていることがバレているのであれば、ごめん避けされ、接触する機会すらも制限されることがあります。
そうなった場合は、第三者の力を借りて、何とかあなたのことを良く言ってもらい、印象を高めてもらうしかありません。
特に職場やバイト先、学校での恋愛は周りにお願いしやすい協力者がいるはずなので、恋のキューピット役をお願いしてみましょう。
もし、好きな相手が第一印象であなたのことを脈なしだと思っていた場合は、あなたの良い情報を与えられると考えを改めるきっかけになるかもしれません。
脈なしサインが出ているから諦めるのではなく、第三者にお願いしてまでも恋愛の可能性をどうにかして見出す努力をしましょう。
相手の情を引き、心の距離を縮めるアンダードッグ効果
好きな人から脈なしサインが出ているのであれば、いくらアプローチしたところで、逆効果になることは目に見えています。
そのため、正攻法では無く、別の角度から切り込む必要があります。
それが自分の弱みを自ら表に出して、情を抱いてもらう方法です。
人は脈なしだと思っている相手のことはどうでも良いと思っていますが、悩みや弱みを打ち明けられ、その内容が自分と似通っていると感じると、放っておくことができません。
それを機に、自分の経験や考えを話すことでコミュニケーションが取れる且つ親近感を感じるため、心の距離を縮めることができます。
情は人の気持ちを狂わせるもので、情を抱いた相手からのお願いを断りづらくさせる効果があります。
アンダードッグ効果を上手く活用し、好きな人との接点を作ったら、自分の良いところをアピールし、異性として有りだと思わせる努力をしましょう。
好きな人をデートに誘う際に活用できる恋愛テクニック
それほど好きでは無い人をデートに誘おうとした時は、緊張せずに自然体で誘えるのに、本当に好きな人をデートに誘おうとしたら、躊躇う人が出てきます。
これは、もし断られたらどうしようと考えてしまうからです。
もし、断られれば、気まずくなるし、好きな人が嫌な思いをしたら距離感が遠くなると思ってしまい、なかなか行動に移せません。
しかし、そこで躊躇っていてはいつまで経っても次のステップに進むことはできません。
それでは、好きな人をデートに誘う際に活用できる恋愛テクニックについて見ていきます。
小さなお願いを重ねて本来の目的を実現するフット・イン・ザ・ドア
好きな人が脈ありで、両想いだと分かっていれば、直ぐにデートに誘えますが、いつもそういうわけではありません。
もし、好きな人があなたに興味を抱いていなかった場合は、デートを断られる可能性が高くなります。
そんな時にデートの難易度を下げる役割を果たすのがフット・イン・ザ・ドアなのです。
相手との関係性次第ですが、いきなりデートに誘うと、相手に好意があると伝えているようなものです。
相手によっては、あなたの気持ちに応えられないと思い、ごめん避けしてしまうことがあります。
しかし、デートを提案するまでの間にいくつか小さなお願いをすることでそれがクッションとなり、相対的なデートの難易度を下げることができるのです。
無理なお願いをして相手の感覚を麻痺させるドアインザフェイス
提案するデートよりも1・2段階上の難易度のお願いをすることで相対的に本来提案するデートの難易度を下げることができます。
皆さんも、人にお願いをされた時にやりたくないと思い断ったけど、その後に”じゃあ、これだけお願い”と言われると、それくらいだったらと引き受けた経験はありませんか?
この現象にドアインザフェイスが絡んできています。
最初に断られる前提で行う無理なお願いは相手との関係性を考えなければ、その時点でありえないと思われ、逆効果になってしまうことがあるので、注意しましょう。
ドアインザフェイスのメリットの一つに断られる前提のお願いでもOKしてくれる可能性があることです。
もしOKしてくれたら、万々歳ですね。
YESを重ねることで、断りづらくさせるYESの法則
人はYESと連続で答えると、NOと言いずらくなる心理を利用したものがYESの法則です。
そのため、デートに誘う前に、好きな人に連続でYESと言わせるように質問をしましょう。
特に6回目のYESが最も引き出しやすいので、6回目にデートのお誘い、それまでに5回のYESを言わせましょう。
具体例としては以下の通りです。
- この前のTiktok見た?地元が載っていたよ→うん、見たよ
- あそこってここからそれほど離れていなかったよね→そうだね、近かったはずだよ。
- しかも、名物の○○があるって知らなかったよ。おいしそうだね。→あの肉汁すごかったね。
- 自分は有れ好きなんだけど、○○君(さん)は好き?→うん、好きだよ。
- 急に行ってみたくなったよ。→自分も。
- 一人で行くのは気まずいから、今度一緒に行ってよ。
5回目までのYESの言わせ方は人それぞれですが、理想は6回目に本来の目的であるデートのお誘いを持ってくるべきです。
コツは6回目から逆算して、徐々に相手の感情を高めていくことです。
YESを重ねて、YESの法則の力を借りて、デートのこぎつけましょう。
デートをする前提に物事を進めるダブルバインド
今までは、デートの難易度を下げたり、デートを断りづらくするための恋愛テクニックを紹介してきましたが、ダブルバインドは毛色が異なります。
皆さんは、”○○と△△だったらどっちが良い?”と聞かれると本来の相手の目的を考えずにどちらかを選択してしまった経験はありませんか?
これがダブルバインドの効果なのです。
ダブルバインドを活用すると、あたかもデートに行くことは決まっているかのように話を進められます。
このように、相手にデートでは無く、あなたが提示する選択肢に意識を向けさせることで、デートを断る選択肢を消しているのです。
多少強引な手段ではありますが、好きな人が押しに弱かったり、面倒見の良い人だったり、優柔不断な人の場合はより強く効果を発揮します。
好きな人とデートする際に活用できる恋愛テクニック
デートに上手く誘えたのなら、次はデートでどれだけ距離を縮められるかが今後の恋愛のカギを握ります。
相手次第ですが、デートの位置づけを相手をよく知る機会にしている場合が多く、デートで相手との今後の恋愛の可能性の有無を確認するようです。
そのため、デート時の振舞や印象しだいで恋愛対象になるか恋愛対象外になるか決まってきます。
ここでうまくアピールできれば相性が良いと思われ、さらに仲を深められるし、もし合わないなと思われると、デート後に距離を置かれることになります。
だからこそ、デートでは最大限楽しんでもらい、良い印象を持ってもらいたいですよね。
そんな時に活用できる、好きな人とデートする際の恋愛テクニックについて見ていきます。
デートで良い印象を抱かせるピークエンドの法則
最初のデートは短時間デートの方が良いですが、どこかに遊びに行くとなったら移動時間を含めてどうしても一緒に居る時間が長くなってしまいます。
一緒に居る間はできるだけ相手に楽しんでもらおうと頑張りますが、いずれ限界がきて疲れ果ててしまい、沈黙の時間は必ず訪れます。
そんな時に焦ってしまい、不適切な行動をとってしまうと逆に悪い印象を与えることになるかもしれません。
そんな時に、活用すべきテクニックがピークエンドの法則です。
人は全てを記憶しておけないので、自然と最も感情が高まったピーク時とデートの別れ際のエンド時の印象を全体の印象として決定づけてしまう心理を利用したものです。
つまり、部分部分で盛り上げ楽しんで、後は別れ際を丁寧にすることで、デート中常に頑張る必要は無いということになります。
ピークはコントロールすることが難しいので、別れ際だけは以下のように好印象を残すように努力しましょう。
- 今日は楽しかった。ありがとね。また今度遊びに行こうね。
- こんなに楽しめたの初めてだよ。○○君(さん)と一緒だったからかな。
- 楽しい思い出になったよ。ありがとう。これからも一緒に思い出を増やして行こうね。
このように言われると、相手もうれしくなり、多少疲れたとしてもあなたに好印象を抱き、”またデートに行っても良いかも”と思わせられます。
また、別れた後はLINEなどで2度押ししておくと、さらに効果を期待できます。
2人だけの空間を作りだすカリギュラ効果
デート中にカリギュラ効果を活用して、2人だけの秘密を作りましょう。
カリギュラ効果は「~してはいけない」と禁止されていることをやってみたくなる心理現象のことを言います。
このように、意図的に制限事項を増やすことで、相手からは以下のように思われます。
- もっと長くいたいと思う
- 誰にでも言えないという特別性を感じるようになる
- また会いたいと思う
- 一緒に居る時間を増やして、独占したいと思う
このように、カリギュラ効果を活用することで、好きな人との距離を縮めましょう。
意識的に同じ行動をし、距離感を深めるミラーリング
人は、自分と同じ行動をする人に好意を抱きやすく、好意を抱いている相手の行動を真似てしまう心理現象があり、これをミラーリングと言います。
デート中に相手から無意識的にあなたの行動を真似するような場面があれば良い傾向ですが、そうではない場合は、あなたから相手の行動を真似してみましょう。
例えば、以下のような行動をしてみてください。
- 食事をしている際は相手が飲み物を飲むタイミングで自分も飲み物を飲む
- 好きな人が楽しそうにしていたら、笑顔で楽しそうに応える
- 歩くスピードや話すスピード、LINEの返信速度などを相手に合わせる
このように、基本的に相手の心情を考え、その状況に上手く合わせることがミラーリングの基本です。
ただし、余りにも真似しすぎると、ウザがられることがありますので、あくまで気づかれないようにさりげなく行うようにしましょう。
話し方や表情で相手を虜にするメラビアンの法則
デートをした時に初めて2人きりの空間を過ごす状況は多いと思います。
外見など分かりやすい部分は第一印象で決定づいていますが、その他の話し方や表情などはきっちりと向き合う機会が無いと分かりにくい部分になります。
そのため、デートでは外見を整えることも必須ですが、メラビアンの法則の45%を占めている聴覚、言語を上手く活用し、あなたの印象を高めましょう。
例えば以下のような行動をしてみてください。
- 話す時はゆっくりと相手に分かりやすくを心掛ける
- 難しい言葉は使わず、かみ砕いて相手の頭の中にすっと入る言葉選びをする
- 明快な声で声量十分(大きすぎると逆効果の可能性あり)
このように、デート中の会話でさらに好きな人に好意を持ってもらえる可能性があるのです。
食事の力を借りて、好きな人と距離を縮めるランチョンテクニック
好きな人との最初のデートにお勧めされがちなのが、食事か映画です。
この中で食事がおすすめされるのは、ランチョンテクニックという心理現象を利用するためです。
ランチョンテクニックとは、一緒に食事をすることでその空間にいる相手に好意を抱きやすくなる心理現象のことを指します。
人間の三大欲求である食欲を満たす空間にいることで満足感を得るとともに、幸福を感じやすく、その幸福を共感した相手に好意を抱きやすくなるのです。
前提条件としては、食事が美味しいものであり、相手の好物であればあるほど、ランチョンテクニックの効果は高まります。
逆に言えば、食事は美味しいけど、相手が苦手なものだった場合は苦痛にしかならないため、逆にマイナスな印象を抱かれます。
食事の力で相手と距離を縮めやすい空間づくりをし、しっかりとアピールしましょう。
早目にデートを切り上げ、意識させるツァイガルニク効果
皆さん、同じくらい好意がある人とデートに行った際に以下の2つの状況であれば、どちらがまたデートに行きたいと思いますか?
- 短い時間で時間的に物足りなかったデート
- 長時間で全てが満足できたデート
おそらく、ほとんどの人は短い時間のデートと答えるはずです。
人は満足したものよりも満足できなかったものに対して、執着心を抱き求めてしまうものです。
その心理現象をツァイガルニク効果と言います。
それほど仲良くなっていない内は”長時間デートを避け、短時間デートをしろ“と言うのはこのツァイガルニク効果が絡んできています。
短時間のデートで切り上げることで、相手からすると、不完全燃焼で早くデートして前回のデートの続きをしたいと思わせることができます。
また、次回のデートを早々に約束しておくことで、次のデートが来るまでに相手が楽しみの感情を維持し、好きな人から意識してもらえるのです。
相手に楽しんでもらう笑顔伝染の法則
デート中は如何に好きな人に楽しんでもらえるかが重要です。
相手が楽しんでくれるのであれば、自身のことは二の次で良いです。
デート中はできるだけ笑顔を心がけ、あなたが楽しんでいることをアピールすることで相手も楽しいと錯覚します。
そうなると、相手に以下のように思われます。
- 一緒に居て楽しい
- 相性が合いそう
- この人といると楽かも
上記のようにポジティブな感情を抱き、その後の恋愛を有利に進められます。
逆に、感情を表に出さない人や仏頂面の方は楽しんでいたとしても楽しそうに見えないため、相手から”自分と一緒に居ても楽しいのかな?気を遣うよ”と思われてしまいます。
その結果、デートするのが億劫になり、次のデートは断られる可能性が高くなります。
そのため、多少無理をしてでも笑顔を増やし、伝染させることで楽しいという気持ちにさせましょう。
ドキドキ感を利用する吊り橋効果
恋愛ではドキドキ感こそが”好きの証拠”だと思っている人が多いです。
このドキドキ感は容姿が良かったり、第一印象が良かったりと少なくとも好きな人から好意を抱いてもらっていないと演出が難しいです。
しかし、このドキドキ感は以下のようにあなたの努力次第で作り出すことができるのです。
- 初めての場所に行く
- 心霊スポットに行く
- スリリングな映画を見に行く
このように、行く場所、体験する内容によって、好きな人にドキドキ感を感じさせ、あなたのことが好きかもしれないと錯覚させることができます。
好きな人との距離を測るパーソナルスペース
人には誰にでもパーソナルスペースと言うものが存在します。
パーソナルスペースは他人が入ると不快に感じる自分を取り巻く空間のことで、以下の特徴に当てはまる方はパーソナルスペース内に入っても不快に感じるどころか心地よさすら感じます。
- 心を許した相手
- 好意を抱いている相手
- 自分にとって特別な存在
このように、パーソナルスペースに侵入しても許される人は限られたごく一部の人のみです。
そのため、デートの最中に好きな人に近寄り、相手のパーソナルスペースに侵入してみて、今の立ち位置を確認することができます。
もし、パーソナルスペースに入っても相手が拒否反応を示さなければ、手をつないでみてはいかがでしょうか?
逆に少しでも拒否反応を示せば、まだ相手から信頼されていない証拠なので、距離を縮めるための努力を継続しましょう。
意図的に親近感を生み出す類似性の法則
人は親近感を感じる人にこそ、特別性を見出しますし、一緒に居たいと思うものです。
もしあなたが好きな人の運命の人であれば、普通に接していても共通点が多く、お互いがなんとなく運命の人だと気付きます。
しかし、運命の人である可能性にかけるのは、同時に受け身の恋愛をしてしまっている状態になってしまいます。
好きな人とどうしても仲を深めて特別な存在になりたいと思っているのであれば、積極的な恋愛をしないと、もしダメだった時に不完全燃焼となり、悔いが残ります。
そのため、運命に流れを任せるのではなく、自分からつかみ取りに行きましょう。
類似している部分を作り出し、アピールすることで意図的に親近感を生み出すことができます。
具体例を挙げると以下の通りです。
- 相手の趣味を聞いてから話を広げ、自分に関連することに無理やり紐づける
- 好きな人の情報を聞き取り、好きな人に寄せる努力をする
- 無理のない範囲で相手の話や状況に共感を示す
上記のような行動をとることで、好きな人との距離を縮めさらにワクワクしたデートをすることができます。
告白時に活用できる恋愛テクニック
好きな人とデートを重ね、相手から脈ありサインが出ている場合は告白のフェーズに移ります。
正直告白が成功するかどうかは、告白する前にすでに決まっています。
しかし、相手が告白された時にお付き合いしようかしまいか悩む状況なら、今から紹介する恋愛テクニックを活用することで、良い結果に傾けることができます。
少しでも告白の成功率を上げるために、告白時に活用できる恋愛テクニックについて見ていきます。
自分だけのオリジナルの言葉で落とすジョハリの窓
告白はする側もされる側も特別だと思っているもので、ロマンチックな展開を望んでいます。
告白時の言葉や場所次第で”告白されても絶対に付き合えない→付き合える”のような大逆転は期待できませんが、一押しならできます。
人は赤の他人とお付き合いすることは無く、できるだけ自分のことを理解してくれて受け入れてくれている人に好意を抱きます。
そのため、ジョハリの窓を活用して告白時の言葉を選びましょう。
相手のことをよく理解していないと分からない”秘密の窓”、相手すらも知り得ない”盲点の窓”を積極的に含めることで、唯一の理解者というアピールできます。
もし、あなたとお付き合いを決定づける何かが不足しているなら、ジョハリの窓を活用した告白時の言葉が決定的となり、告白が上手く行く可能性が出てきます。
相手のすべてを受け入れてあげる自己是認欲求
人は無意識の内に他人に褒められたいと思っています。
告白の言葉は長くなればなるほど意図が伝わりづらくなりますが、”ありのままの相手が好きで、受け入れている”と思わせられれば、相手の心情にプラスの変化が訪れます。
この時にジョハリの窓も併用して、誰もが分かる”開放の窓”だけではなく、”相手の良いところも悪いところもすべて含めて好きだ”と伝えることができれば、真剣さを感じさせられます。
また、相手が良い気分になるため、OKするか断るかで悩んでいた場合は、OKの返事を引き出しやすくなります。
この人しかいないと思わせる類似性の法則
告白の際に、恋人は好きな人しかありえない理由付けをすると、よりOKの返事をもらいやすくなります。
人は他人に求められた時に、無意識の内に自分では無いといけない理由を求めています。
そのため、普段から愛情表現をできていない内は「好きです。付き合ってください」の言葉だけでは、相手を納得させられずに、満足させられません。
告白の時に、「君との未来しか想像できない」、「初めてこれだけ好きになったのは君だけ」のように相手だけしかいないという特別性を感じさせましょう。
きっと勇気を出して言葉にした特別性が告白の回答に良い影響を与えるでしょう。
好きな人の判断力が落ちた時に狙う黄昏効果
人は夕暮れ時に思考力や判断力が落ちると言われています。
冷静に考えることができる状況下では断られるとしても、夕暮れ時を狙うと直感や感覚が占める部分が多くなるため、OKの返事を得られる可能性が高まります。
この時にOKと返事をしたことは後で冷静になると取り消されると思うかもしれませんが、告白という一大イベントの回答をなかなか取り消すことはできません。
取り消すと相手からどう思われるかも絡みますが、人は一度決断したことを貫き通そうとする一貫性の原理が働くため、一度した返事を撤回することはあまりありません。
どうしても成功させたい告白は、美味しい食事をとってランチョンテクニックの効果を引き出した後に、夕暮れ時と言う時間帯を狙ったタイミングで告白しましょう。
周囲の環境に恵まれていない恋愛に使える恋愛テクニック
恋愛は2人だけでするものですが、必ずといって良いほど周囲の環境が影響してきます。
周囲の環境に恵まれていれば良いですが、恵まれていなければ、2人の恋愛を妨げる要因になりかねません。
しかし、そんな状況を打開する恋愛テクニックがあるのです。
それでは、周囲の環境に恵まれていない恋愛に使える恋愛テクニックについて見ていきます。
2人の間の壁が高ければ高いほど燃えるロミオとジュリエット効果
物理的に距離が遠くなかなか会えなかったり、周りから反対されたりと何かと2人の恋愛を進める上で障害が立ちはだかる時があると思います。
皆さんも、この状況下で運命に抗って絶対に2人の距離を縮めて、結ばれようと思い、頑張った経験があるのではないでしょうか?
実は2人の間の壁が高ければ高いほど燃えるロミオとジュリエット効果という心理現象が存在します。
通常であれば2人の間の壁が高いと諦めモードに入り、他の異性に焦点を当てますが、相手のことが好きすぎた場合は”壁すらも何の”という気持ちで乗り越えようとします。
そのため、これを上手く活用できれば、遠距離恋愛だって乗り越えられるのです。
しかし、実際は遠距離になればなるほど恋愛が続かないことが多いです。
それはロミオとジュリエット効果を継続するためには、相当な精神力と相手を思い続ける力が必要だからです。
物理的に距離が近いほど相手に好意を抱きやすくなる近接効果がありますが、こちらはザイオンス効果も相まって、それほど努力せずとも好意の確認ができるため、気持ちが切れにくいです。
ロミオとジュリエット効果と近接効果は相反する効果ですが、愛情や好意の確認ができる分近接効果が優勢なのは間違いありません。
しかし、どうしても叶えたい恋愛ではロミオとジュリエット効果を活用し、2人の将来を決定づけましょう。
周囲を納得させるウィンザー効果
相手のことが好きでも、お付き合い、結婚となると周囲の意見が大きくなり、以下のような特徴の人は左右されがちです。
- 自分を持っていない
- 自信が無い
- 信頼している人の意見を無視できない
第三者の意見はより信頼性があるというウィンザー効果により、周りから否定されると”そうなのかな、やっぱりやめた方が良いのかな”と雑念が入ってしまいます。
恋愛を上手く進めるためには、相手自身を好きにさせることはもちろんですが、相手の周囲の人をも納得させる必要があります。
逆に言えば、周囲を納得させられれば2人の恋愛を後押ししてくれるほど、周囲の評価は影響があるのです。
そのため、以下の事項を実践し、周囲の評価を高めウィンザー効果を活用して、恋愛を後押ししてもらいましょう。
- 第一印象を高める
- 恋のキューピットを依頼する
- 自分磨きをする
禁止されると思わず反抗したくなるカリギュラ効果
あの人は止めておいた方が良いと他人に言われるほど反抗して、お付き合いしたくなるカリギュラ効果が力を発揮します。
“あの人とはお付き合いしてはいけない”と言う禁止事項があると、相手のことを知らないのに憶測で判断する人に不信感を抱き、自分が正しいと思う気持ちが増大していきます。
もし、周囲から2人の恋愛を反対されていようとも以下のように好きな人にアピールできれば、逆に周囲の意見が2人の恋愛を燃えさせるきっかけになるかもしれません。
- ギャップを見せて、相手を沼らせる
- 親近感を感じさせ、運命の人だと思わせる
- ジョハリの窓を活用して、好きな人の一番の理解者になる
このように、好きな人にこの人しかいないと思わせ、沼らせることができれば、周囲の意見をかき消してカリギュラ効果を狙って、2人だけの恋愛が進みやすくなります。
場面別使ってはいけない恋愛テクニック
今までさまざまな恋愛テクニックと使用場面について説明してきました。
恋愛テクニックを上手く活用できれば、基本的に好きな人と距離を縮めることができます。
しかし、条件があり、すべての恋愛テクニックが有効なのは、すでに好きな人があなたに好意を抱いている時のみです。
逆に言えば、相手がまだあなたに好意を抱いていない、脈なしの状態では活用できる恋愛テクニックは限られています。
もし、脈なしの相手に誤った恋愛テクニックを使用してしまえば、効果があるどころか逆効果になってしまい、ごめん避けされるきっかけになるかもしれません。
脈なし時に使ってはいけない恋愛テクニックを以下に示します。
- 脈なしの場合のジョハリの窓
- 告白の時のダブルバインド
- 相手との関係性を考慮しないフット・イン・ザ・ドア
- 脈なしの場合のザイオンス効果
- 脈なしの場合の好意の返報性
- 脈なしの場合のミラーリング
状況と場面、相手の気持ちを考えながら、自分勝手な恋愛の進め方をしないようにしましょう。
まとめ
「おすすめの恋愛テクニックと場面別の具体例」について書いてきました。
僕の経験とともに説明してきたけど、どうだったかな?
私たちが人を好きになるのは、直感の他にもきっちりとした心理現象が関係しているということだね。
そこを突けば、意図的に好きな人に好きになってもらうことができるから最高だね。
そうだね。
誰にでも100%効くわけでは無いから注意が必要だけどね。
皆さん、いかがでしたか?
どうしても上手く行きそうにない、自信が無く今まで恋愛で成功したことが無い人でも、恋愛テクニックを活用できれば、状況を変えられるかもしれません。
そのためには、状況別に合致した恋愛テクニックを活用して、好きな人と距離を縮めていかなければなりません。
叶えたい恋愛が必ず叶うことが無いことが恋愛の難しいところですが、可能性を少しでも高められるように活用できるものは活用しましょう。
この記事が皆さんの役に立てれば、幸いです。
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