長年パソコンを使っていると、なんか動作が遅いと感じることない?
購入したときは、もっと速かったと思うんだ。
そうだね。でも各部品が寿命に近づいているのかな・・・
こちらでできることってあるのかな?
寿命の可能性はあるけど、そう判断する前にいくつか試すことがあるよ。
これから「パソコンの動作を速くする方法」について説明するね。
パソコンを長年使用していると、次第に動作が遅くなってきますよね?
そんな時、パソコンの寿命だから仕方がないと諦めていませんか?
もしかしたら、今から紹介する対処法を実行すると、解決するかもしれません。
この記事では、「パソコンの動作を速くする方法」について書いていきます。
パソコンの動作が遅くなる?
気づいたときには、動作が遅くなっているよね。
ここでいうパソコンの動作が遅くなるとは、ある一定の作業時だけではなく、全体的に遅くなることと定義します。
つまり、パソコンの起動からシャットダウンまでの動作すべてが遅くなります。
こうなると長年使用していることもあり、パソコンの寿命と考えるかもしれませんが、設定変更で改善できるかもしれません。
なぜ、パソコンの動作が遅くなるのか?
パソコンの動作が遅くなる原因を説明するよ。
パソコンの動作が遅くなる原因は以下の6通り考えられます。
- パソコン部品の寿命
- Windowsアップデートを行っていない
- セキュリティソフトの影響
- フラグメンテーション
- ストレージ容量の空きが少ない
- ウイルスに感染している
では、それぞれについて説明します。
パソコン部品の寿命
パソコンの寿命であれば、部品交換か新品購入が必要だね。
パソコン部品の寿命が考えられます。
パソコンの動作に影響を及ぼす主部品のCPU、メモリ、HDD等の内、いずれかの製品に寿命が来ている可能性があります。
部品のみの交換で対処できますが、他の部品も劣化が進んでいるため、パソコンを新品に変えてしまう方が良いと思います。
Windows Updateを行っていない
Windows Updateが行われていない可能性があるね。
長年Windows Updateを行っていないと、マイクロソフト製のソフトや他のソフト等が動作する環境にうまく対応できず、動作が遅くなる場合があります。
また、セキュリティ面から見てもとても危険な状態なので、Windows Updateはなるべく最新の状態にに近づけるようにしましょう。
※稀にWindows Updateにより一部不具合が発生する可能性があるので、注意しましょう。
セキュリティソフトの影響
セキュリティソフトが悪さをしていることがあるね。
セキュリティソフトは毎日定義ファイルを更新しています。
ソフトそれぞれによって仕様は異なりますが、パソコン起動時に定義ファイルをダウンロードしたり、パソコン内のファイルをスキャンしたりするソフトが多いため、起動時は動作が遅くなる可能性があります。
また、正常な状態にもかかわらず誤検知されることでも動作が遅くなることがあります。
フラグメンテーション
HDD内のデータが散らばっている可能性があるんだ。
HDDへの書き込み・削除を繰り返していると、HDD内のデータが断片化した状態になります。
断片化すると、あるデータにアクセスしようとしても、複数の記憶領域へアクセスしてちりばめられたデータを集めなければならないので、その分時間がかかるようになります。
フラグメンテーションを解決するには、デフラグメンテーションを行いましょう。
※デフラグメンテーションは、断片化したデータを整理するため、HDDへ負荷がかかります。
HDDの寿命に近づくと、この作業が原因でHDDが壊れてしまう可能性がありますので、注意して行うようにしましょう。
ストレージ容量の空きが少ない
HDDやSSDの空き容量が少なくなっているまたは、0の可能性があるね。
ストレージの空き容量が少ないと、データを読み出す際に、大量のデータの中から探さなければなりません。
その分データが表示されるまでに時間がかかるようになります。
また、ソフトの起動や動作にも悪影響を与えることがあります。
ウイルスに感染している
ウイルスに感染しているかもしれないね・・・
ある日突然、パソコンの動作が遅くなったら、ウイルス感染を疑いましょう。
ウイルスはパソコン内で増殖したり、裏で情報を送信したりと何かしら作業を行いますので、常時パソコンに負荷がかかっている状態になります。
同じ作業を行っていても、通常より動作が遅くなったり、処理待ち時間が発生したりという現象に見舞われます。
パソコンの動作が遅くなった場合にやっておくべきこと
パソコンの動作が遅くなったと感じた時に、やっておいたほうが良いことを説明するね。
パソコンの動作が重くなった時に絶対にやっておくべきことはデータ移行です。
これまで紹介した原因を取り除くことで改善する場合もありますが、部品の寿命の可能性もあります。
特にHDDが壊れてしまうと、データがすべて消失してしまうので、データ移行を速やかに行いましょう。
おすすめは普段から定期的にデータのバックアップを行っておき、トラブルが発生した際に、データの救済のみはできる状態にしておくことです。
※ウイルス感染の場合は、HDDにデータ移行することでHDDにもウイルスの感染が広まりますので、気をつけましょう。
パソコンの動作が遅くなった時の対処法まとめ
パソコンの動作が遅くなった時の対処法を整理するよ。
これまで紹介してきたパソコン動作が遅い時の対処法を表にまとめました。
原因 | 対処法 |
パソコン部品の寿命 | パソコン部品の交換またはパソコンを新品に交換 |
Windowsアップデートを行っていない | Windowsアップデートをこまめに行う |
セキュリティソフトの影響 | セキュリティソフトの設定を最適にする |
フラグメンテーション | デフラグメンテーションを行う |
ストレージ容量の空きが少ない | ストレージの空き容量を増やす |
ウイルスに感染している | ウイルスを駆除する |
このように比較的簡単なものが多いですので、やってみる価値はあります。
まとめ
「パソコンの動作を速くする方法」について説明してきたけど、どうだったかな?
教えてくれてありがとう。納得したよ。
対処法をどうするかが鍵だね。
そうだね。
原因は複数考えられるので、一つ一つつぶしていこう。
「パソコンの動作を速くする方法」について書いてきました。
パソコンが遅くなる原因は複数考えられます。
しかし、原因を特定することは意外と難しいです。
一つ一つ対処法を実行し、原因追及・恒久的な対策を行いましょう。
この記事が皆さんの役に立てれば、幸いです。
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