この記事では、近接効果について紹介しています。心理学を活用して好きな人との距離を縮める方法を理解すれば、恋愛がよりスムーズに進展します。ぜひご覧ください!
それではどうぞ。

ねぇ、好きな人と仲良くなりたいんだけど、何か良い手はある?

たくさんあるよ。
今回はその中でもシンプルな恋愛テクニックを紹介するね。

シンプルなものを求めていたんだ。
どんなテクニックなの?

近接効果と呼ぶみたいだよ。
これから詳細に説明していくね。
好きな人と距離を縮めるために活用できる恋愛テクニックはたくさんありますが、その中でも私たちが身近で経験していて、馴染み深い恋愛テクニックが近接効果です。
皆さんが好意を抱く人はいつも幼馴染や学校が一緒など物理的に距離が近い人だったはずです。
逆に、どれだけ良いと思っていたとしても、引っ越しや転校をきっかけに距離感が遠くなると、そのまま疎遠になってしまいます。
それだけ、物理的な距離が近い異性を魅力的に思う傾向が強いのです。
この特性を近接効果と言います。
この記事では、「近接効果とコツや注意点、マスターした後の変化」について僕の周りの意見も含めて書いていきます。
・近接効果の概要
・近接効果のメリット・デメリット
・近接効果を活用する際の注意点とコツ
・近接効果をマスターした時に変化すること
近接効果とは
まずは近接効果の概要について簡単に説明します。
近接効果の法則とは、物理的な距離が近い異性に対して、好意を抱きやすいという心理状態を指します。
皆さんも、この近接効果を一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
今あなたが片思いしている相手だったり、過去にお付き合いしたことがある人はほとんどがあなたの身近にいて、物理的な距離が近かったはずです。
もちろん、以下のような例外もあると思います。
- たまたま通りすがりの人に一目ぼれしてしまった
- アイドルグループの一人を好きになってしまった
- 部活動の大会で敵チームのマネージャーに恋してしまった
しかし、猛アプローチすることで自然と物理的な距離が縮み、近接効果によりさらに距離を縮めてきたはずです。
このように、少し見渡せばより魅力的な異性がいる状況下でも、より物理的に近く、接点がある異性に惹かれてしまうのです。
それでは近接効果の活用方法に迫っていきます。
近接効果の具体例
定義だけではイメージしづらいかもしれませんので、具体例をいくつか紹介します。
- ずっとクラスが一緒の異性が特別に思えてくる
- 家が近い異性に好感を抱く
- いつも一緒に仕事をする異性に好意を抱く
このように、環境に左右されますが、物理的に距離が近いだけで好きな人から好意を抱かれているチャンスに恵まれます。
このチャンスをどうにかして、恋愛につなげたいところです。
遠距離恋愛が難しいのは近接効果が関係しているから
遠距離恋愛が難しいとされているのは、近接効果が大きく関わってきているからです。
遠距離恋愛は物理的な距離が2人の障害になり、会えない理由を簡単に作りやすいです。
また、近くに魅力的な異性がいてアプローチされると、近接効果により好意を抱いてしまいます。
だからこそ、遠距離恋愛中の浮気は珍しいことではなく、これは近接効果と言う心理現象がそうさせている部分があるのです。
とはいえ、遠距離恋愛が必ずしも上手く行かないということは無く、以下の条件を満たしていれば、連距離でも上手く行きます。
- 頻繁に連絡を取り、お互いの好意を確認し合っている
- お互いが一途で他の異性が気にならない
- 会えない時間の過ごし方が上手い
- 将来の2人の関係性を明確にし、強固な関係を築けている
遠距離恋愛は近接効果に抗いながらの恋愛になります。
そのため、遠距離恋愛を成功で終えたカップルは強い絆で結ばれており、長続きしやすいのです。
近接効果を活用した時のメリット

相手の視界に入り、意識されやすい
単純に好きな人の近くにいると、相手の視界に入るため、あなたの存在が無意識的に大きくなっていきます。
最初は何とも思わなかったとしても、何度も繰り返す内に、以下のように変化します。
- 話しかけてくる
- 気にかけてくれるようになる
- あなたのことを友達と話すようになる
このように、全く意識していなかったとしても、あなたの存在が無視できなくなり、何かしら行動を起こすか、感情に変化が起こります。
また、既に好意を抱いてくれている相手なら、以下のような変化が見られます。
- 好き避けする
- 2人きりのデートに誘ってくる
- 積極的に関わろうと努力してくる
このようなメリットが得られ、あなたのことに興味を持ち、より知ろうと努力します。
また、相手との接触頻度を増やすことで、ザイオンス効果が期待でき、さらに仲良くなれるチャンスが訪れます。
あなたがいる状況を当たり前にして、好きな人に手放したくないと思わせるようにできれば、完璧です。

好き避けはあなたのことを避けているように見えるため、嫌われていると勘違いしやすいよ。
でも、実はそうではないから、以下の記事を参考に好き避けの特徴を把握しよう。
親近感を感じる
物理的に距離が近ければ、自然と行く場所、考えることなどが一致する回数が増えます。
すると、あなたのことを他人ではないように思い始め、親近感を感じ、”気になる人”や”放っておけない人”に昇格します。
また、この時に類似性の法則を活用し、上手く好きな人との共通点をアピールできれば、運命的なものを感じさせることができます。
また、以下のように意図的に似ているところをアピールすることでさらに運命を感じさせられます。
- ミラーリングを活用する
- 好きな人が好きな趣味や考えを真似する
- 「それ今言おうと思った」のように、あたかもお互いが思っていることが合致したかのように振舞う
人は親近感を感じる人に心を許す傾向があり、自分の情報をたくさん話します。
すると、あなたと好きな人との間に2人だけの秘密ができやすく、それがさらに2人の距離を縮める手助けをしてくれるのです。

好きな人と接する機会があるのであれば、類似性の法則を活用すべきだよね。
以下の記事を参考に、類似性の法則を使いこなそう。
好きな人と距離を縮めるきっかけを作りやすい
好きな人との物理的な距離が近いと、こちらから行動しなくても、以下のように距離を縮めるきっかけが転がっています。
- 席が隣同士の人とペアで作業を行う
- 同じ部署の人だと、否が応でもコミュニケーションをとらなければならない
- 買い物をする場所が好きな人と被っており、たびたび遭遇する
このように、コミュニケーションをとる機会が自然に増えるため、お互いを知るきっかけが作りやすいです。
“近いから”と言う理由で一緒に行動する機会があり、一緒にショッピングに行ったり、何かを手伝ったりと共同作業が増え、ザイオンス効果も発揮されます。
また、幼馴染や家が近く両親が仲良かった場合は、家族絡みの仲になり、親公認の関係性になるため、第三者からの後押しもされやすい状況になります。
普通であれば、好きな人と接するきっかけ作りをどうするかが最初の壁ですが、物理的な距離が近ければ自然ときっかけができるため、かなり有利に恋愛を進められるのです。

恋愛が上手く行かないと悩んでいる方は、まず、好きな人と接する機会を作るところから始めよう。
しっかりとアピールできる
物理的な距離が近ければ、何度も接触する機会があるため、自分のことを知ってもらえる機会が多くなります。
好きな人との距離を縮めるためには、お互いのことをよく知る必要があり、自己プロデュース力が高い人の方が関係性を進めていく上で、かなり有利になります。
しかし、距離が近いと以下の方でもスムーズに自分の魅力をしっかりとアピールできるチャンスが訪れます。
- 恋愛に奥手な方
- 自己プロデュース力に自信が無い方
- チャームポイントが目立ちにくい方
恋愛を進めていく上で、自分のチャームポイントを如何に好きな人に伝えられるかで、あなたの評価が変わってきます。
自分を良く思ってもらいたいと強くアピールしたところで、相手から「うざい」と思われたり、苦手だと思われたりと空回りする可能性があります。
一方、距離感が近いと、一緒に過ごしていく上で自然と魅力に気づいてもらえる分、相手の中にすっと入り、受け入れられやすくなります。
また、通常では気づいてもらえない”秘密の窓“にまで気づいてもらえる可能性があり、2人の距離感がさらに近くなります。

特に本当に良い男性は女性に魅力をアピールできていないことが多いよね。
アピールできるようになれば、女性からの反応は違ったものになるよね。
近接効果を活用した時のデメリット

嫌われている場合はさらに嫌われる可能性がある
近接効果は、少しでも好意を抱いてくれている人やそれほど接点が無く何とも思っていなかった人に特に良い効果が出ることが多いです。
しかし、もし、好きな人に以下のように思われていた場合は、近接効果が悪い方向に働いてしまいます。
- 第一印象が悪く、関わりたくないと思われている
- 周りからの評価が悪く、避けるようにしている
- 接してみて、どうしても受け入れられない部分があり、会うたびに嫌いになる
皆さんも、マイナスな印象を抱いている相手から何度もアプローチされても、好意を抱くどころか嫌いな気持ちが強くなり、ごめん避けした経験があるはずです。
このように、好意を抱かれていない状態でアプローチしすぎると、恋愛対象外になってしまうことがあるのです。
本来は有利な状況のはずなのに、物理的な距離が近いほど悪い部分が目立ち、さらに嫌われるという悪循環に嵌ってしまうのです。
逆に言えば、この状態で嫌われてしまうのであれば、根本的な恋愛のやり方が間違っている可能性があるため、自分の行動を見直すべきです。

自分と好きな人の関係性を整理しておかないと、急にごめん避けされる可能性があるよ。
ごめん避けされるとすべてがマイナス方向に働くから、ごめん避けの特徴を把握していち早く気づくようにしよう。
パーソナルスペースが広い人には逆効果の可能性がある
パーソナルスペースの広さには個人差があり、狭い人は初対面から距離感が近く、広い人は多少仲良くなっても距離感が遠く、壁を感じます。
一般的にパーソナルスペースが広い人は、警戒心が強く、簡単に他人に心を許さないですが、心を許した相手とは親密な関係になりやすい特徴があります。
しかし、距離を縮める上で相手に合わせた距離の縮め方ができないと、以下のように思われる可能性があります。
- 距離感が壊れていて、チャラい
- 異性に慣れていない場合は信頼できないと思われる
- 過去の恋愛にトラウマがある場合は距離の縮め方次第で恋愛対象外になる
近接効果が有効でも、相手の性格やこれまでの経験次第で、逆効果になってしまう可能性があります。
近すぎて、異性として見られずに恋愛対象外になる場合がある
近接効果を狙いすぎて、相手との距離感を意識せずに近づきすぎた場合、異性としてでは無く、友達として見られるようになる場合があります。
一度友達枠に入ってしまうと、恋愛対象外になってしまい、よほどのことが無い限り異性として見られなくなります。
もし友達枠に入ってしまうと、以下のようなことが発生しない限りはその後の恋愛の可能性を絶たれたと言っても過言ではありません。
- 相手の人生を変えるくらいの手助けをした
- 自分磨きをして、異性にモテるようになった
- 一度引いて、あなたの大切さが身に染みてわかった
友達のように接するのではなく、一定の距離感を保ちつつ、アプローチも並行して行うことで、恋愛対象外になる可能性を下げられます。

これが恋愛が難しいと言われる由縁だよね。
以下の記事を参考に、難しい恋愛をより簡単にする方法を把握しておこう。
近接効果の恩恵を受けやすい人の特徴
近接効果は好きな人から嫌われていない場合に、メリットを発揮しますが、特に以下の特徴に当てはまっている方は近接効果の恩恵を受けやすいです。
- ギャップがある人
- 恋愛に奥手な人
- 大人数が苦手な人
- 行動力がある人
- 第一印象が良い人
- コミュ力が高い人
特にライバルと比較して、物理的な距離が近いというメリットがあるのであれば、その環境を生かさない手はありません。
上記の特徴に当てはまっている方は近接効果を狙ってみてはいかがでしょうか?
近接効果を実践するまでに準備すること

第一印象を高めておく
人は今まで接点が無い他人と関わる場合は無意識の内に、壁を作ってしまうため、警戒心を解かないと本当の意味で距離を縮められません。
警戒心の強さには個人差がありますが、あなたの印象次第で抱く警戒心の強さをコントロールできます。
もし、あなたの第一印象が良ければ、最初から好意的に受け止めてくれやすいため、第一印象を高めておいた方が良いです。
また、第一印象が良ければ良いほど、その後の行動がプラスに評価され、恋愛を進めやすい状況を作ることができます。
第一印象を高める恋愛テクニックを活用し、近接効果を最大限に引き出せるようにしましょう。
第三者からの評価を高めておく
近接効果は相手からの印象が良いほど、より効果を発揮します。
自分で魅力をアピールするのも良いですが、自己プロデュース力が低かったり、アピール頻度が相手と合わなかったりした場合は、逆効果になることがあります。
その際に、第三者からの評価を高め、周りから固めておくウィンザー効果を活用すると、より近接効果を高めることができます。
また、知り合う前から自分自身の評価を高めておけるため、実際に会う前から以下のように思われます。
- 早く会ってみたい
- どんな人か知りたい
- お近づきになりたい
第三者からの評価は信頼性が高いため、上記のように気になる人の方からアプローチされることがあります。
第三者からの評価を高めるためには、分かりやすいチャームポイントが必要になります。
そんなチャームポイントが無いという方でもしっかりと自分と向き合い、自分磨きできれば、状況を変えられます。

他人を納得させるためには、自分が努力して変わった方が早いよね。
以下の記事を参考に、おすすめの自分磨きをして自分を高めよう。
LINEをし合う仲まで深めておく
今やLINEはコミュニケーションツールとして欠かせなくなってきており、まるで相手が近くにいるかのようにコミュニケーションをとることができます。
そのため、インターネット越しですが、近接効果が期待でき、例え会っていない時でもLINEを上手く活用することで距離を縮められるのです。
そのため、いつでも連絡が取れるように仲を深めておくとライバルと差をつけられます。
また、現実で会った時もLINEの続きができ、会っている時は直接コミュニケーション、会っていない時はLINEでのやり取りと、抜け目ない状況を形成できます。
ただし、相手がLINEが苦手な場合があるので、相手に合わせたLINEの仕方をしましょう。
信頼関係を確立しておく
恋愛を進める上では、必ず好きな人との信頼関係を構築しないといけません。
人は信頼していない人に対しては警戒心を抱き、なかなか打ち解けたり、自分の情報を提供したりしません。
信頼関係を確立せずに、いくらアプローチしたところであなたの行動が相手に響きにくくなります。
また、ラポール形成している場合とそうではない場合を比較すると、努力が実る確率は段違いです。
近接効果で好きな人と距離を縮めるきっかけを生かして、まずラポール形成しておき、一緒に居て心地よい関係性を構築しておきましょう。

信頼関係を構築する上で、言動を一致させることは必須だよね。
以下の記事を参考に、言動が一致する人に変わろう。
近接効果を実践する際のコツ

相手の脈あり・脈なしサインを敏感に察知する
近接効果は好意を抱いてくれてる相手には効果的ですが、嫌われている人相手には逆効果になります。
そのため、相手の脈ありサインと脈なしサインを見逃さないように、敏感に察知しましょう。
恋愛が上手く行くためには、自分勝手な行動を控え、好きな人との好意レベルを合わせながら、徐々に高めていくことが重要です。
もし、好きな人の気持ちを無視して、アプローチを継続したとしても、自己満に終わってしまい、相手にストレスを与えるだけになっているかもしれません。
すると、あなたが気づかない内にごめん避けされ、失恋してしまっていることだってあるのです。
くれぐれも自分の気持ちを押し付け、自分勝手な恋愛をしないようにしましょう。

気づかない内に失恋したくないよね。
もし失恋した場合は、以下の記事を参考に早急に立ち直ろう。
押してばかりでは無く、たまには引いて見る
近接効果に便乗して、好きな人にアプローチしているばかりでは、本当に相手との関係性が深まっていないかもしれません。
“恋愛は好きになった方が負け”なので、どうしてもアプローチしている側の気持ちの方が大きくなり、あなたの好意レベルが相手を上回りがちです。
すると、いつも追いかける恋愛をしてしまい、いつか相手がアプローチされることに疲れてしまうことがあります。
また、押してばかりだと、相手の気持ちを確認する手立てがありませんので、たまには引く動作を行うことも大事です。
今まで、行動しなくてもあなたがアプローチする状態が当たり前の状況を意図的に崩してみましょう。
その時の相手の反応を見ることで、現時点で好きな人があなたに抱いている好意レベルを確認できます。

恋愛には押し引きの駆け引きは必要になってくるよね。
以下の記事を参考に、おすすめの駆け引きをして相手の気持ちを確認しよう。

もし、相手が反応が薄いタイプの場合は、軽く嫉妬させてみる手があるよ。
以下の記事を参考に、嫉妬させて叶えたい恋愛をつかみ取ろう。
ジョハリの窓を活用した褒め方をする
近くに居ればいるほど、好きな人のことを知る機会が自然に増えます。
すると、ジョハリの窓で言う”秘密の窓”、”盲点の窓”に値する他人がなかなか気づかない良いところを発見できます。
人は、褒められると基本的にうれしいものですが、普段褒められていることを褒められる時と普段褒められ慣れていないことを褒められる時で嬉しさの大きさが変わってきます。
近接効果で好きな人から好意を抱かれているところに赤の他人には分からないあなただけの褒め方ができれば、好きな人に以下のように思われます。
- 運命の人かもしれない
- 自分にはこの人しかいない
- 絶対に手放したくない
このように、相手を沼らせることができれば、追いかけられる恋愛になり、恋愛の主導権を握れるようになるかもしれません。

ジョハリの窓を有効活用すると、自分の努力が実を結びやすくなるよ。
以下の記事を参考に、ジョハリの窓をマスターしよう。
ザイオンス効果を活用する
近接効果を狙うなら、好きな人に接触する回数を増やした方が良いです。
もし、あなたと好きな人の物理的な距離が近く、接しようと思えば接せられる距離だった場合は、以下のように積極的な行動を心がけましょう。
- 頻繁にコミュニケーションをとる
- 近くを通る時、意図的に好きな人の視界に入る場所を通る
- 会えない時でもLINEなどを積極的に活用する
- お願いしたり、されたりの関係を築く
ザイオンス効果(単純接触効果)と近接効果は親和性が高いため、どちらか一方では無く、合わせて考える方が良いです。

近接効果を活用する際は、ザイオンス効果もセットで考えようね。
以下の記事を参考に、ザイオンス効果をマスターしよう。
近接効果を実践する際の注意点

自分の感情を押し付けない
距離感が近くなると、相手に求めるものも大きくなります。
今まで気を遣って遠慮していたことでも、仲良くなるとはっきりと口に出してしまうことがあります。
また、思い通りに行かないことがあると、相手の都合を考えずに自分の感情のままに動いてしまうことがあり、トラブル発生の元になります。
恋愛はお互いが譲り合って初めて成り立つものであり、どちらか一方が好き勝手してしまっては上手く行くものも上手く行きません。
最初の内はそれでも問題ないかもしれませんが、時間が経つと以下のようになります。
- 恋は盲目状態が終わった時に、嫌悪感を感じる
- 相手のストレスが溜まっていき、処理できなくなり、愛想を尽かされる
- 気づかない内に相手の気持ちが離れ、失恋してしまっていた
このように、自分の感情を押し付けると、相手の負担になるばかりでは無く、せっかく芽生えていた好きと言う気持ちが無くなってしまうことにもなります。
少しでも脈なしサインが見られたら、素直に引いて様子を見る
近接効果は好きな人から好意を抱かれている時に有効です。
しかし、脈なしサインが出ている時に、近接効果を狙っても逆効果にしかなりません。
好きな人があなたを脈なしだと思っている場合は、基本的に以下の行動をとります。
- あなたのために時間を使わず、努力もしない
- 執拗に友達アピールをしてくる
- デートに誘ったとしても断られる
上記のように分かりやすいものから、分かりにくいものまであります。
相手の状況など関係ない、今の自分の気持ちに従うといった心意気の方は、相手の気持ちを逆なでしてしまって、避けられるようになります。
脈なしサインが見られた時は、今までのように積極性を出すのではなく、一歩引いてツァイガルニク効果を狙った方が良いです。

脈なしサインをきっちり判別する力が必要だよね。
以下の記事を参考に、脈なしサインを見逃さないようにしよう。
適度な距離感を保ち、相手のプライベートに干渉しすぎない
仲良くなってしばらくすると、好きな人との距離が近くなり、相手が踏み込んでほしくない領域にまで足を踏み入れてしまうことがあります。
相手によりますが、どんなに仲が良い人でも、知られたくないことや干渉してほしくないことはあり、その境界線を越えてしまうと、一気に嫌悪感を抱かれるようになります。
すると、相手の中であなたのイメージが以下のように変化します。
- 空気が読めない人
- デリカシーが無い人
- 苦手で絡みたくない人
仲良くなりすぎても、相手を思いやる心は忘れないようにしましょう。
恋愛を上手く進めるためには、相手との距離を縮めつつ、思いやりを持ち、相手が安心する状況を作り出すことが重要です。
適度な距離感を保ち、恋人では無いのにまるで恋人に対するような態度や言動を取ることは控えましょう。
“親しき仲にも礼儀あり”を忘れない
親しい仲になると、今までの思いやりや気遣いを忘れ、自分の感情を優先してしまいがちです。
そのため、親しい相手だからこそ、以下のような振舞をしてしまいます。
- わがままになる
- 自分の思い通りに行かないと不機嫌になる
- 平気で待ち合わせ時刻に遅れてくる
“あなたがこれだけ仲良くなっているのだから、多少のことは許してくれるだろう”と思っていても、相手はそのように思っていないことがあります。
親しいからこそ、心を許せ、どんなことでも話せ、受け入れることができますが、何をしても許してくれるわけでは無いことを頭に入れておきましょう。
少しのことであれば大丈夫ですが、相手があなたの行動に耐えられなくなった時は、急に疎遠になる可能性があります。
自分にとって大切な存在を失わないよう、親しき仲だからこそ、礼儀をきちんとしましょう。
近接効果をマスターした時に変化すること
近接効果をマスターした時に変化することは以下の通りです。
- 脈なしを脈ありに変えられる
- 優先順位を上げられる
- 恋のライバルに差をつけられる
- 好きな人のことを知ることができる
- 追いかけられる恋愛ができる
このように、近接効果で恋愛を有利に進めたり、恋愛の可能性を高めたりと大きなメリットが得られます。
好きな人があなたに抱いている好意の度合いによって、近接効果のリターンとリスクの割合が変化します。
近接効果をマスターするには、しっかりとしたアプローチを交えながら距離を縮めなければなりません。
“物理的な距離が近いから、いつか好きになってくれるだろう”と期待していても、受け身になり、相手次第の恋愛をしてしまいます。
近接効果があるからと言って、自分の行動を妥協してしまい、他のライバルに奪われては目も当てられません。
近接効果で縮めた2人の距離をあと一歩縮める努力を怠らないようにしましょう。
また、以下の恋愛テクニックと併用して、相手との距離を縮めていくことを避けては通れないのです。
好きな人相手に出し惜しみをしている時間はありません。
活用できるものは活用し、後悔しない恋愛を目指しましょう。

モテる男性は工夫して近接効果を作り出しているんだ。
以下の記事を参考にモテる人に変わろう。
まとめ
「近接効果とコツや注意点、マスターした後の変化」について書いてきました。

詳細に説明してきたけど、どうだったかな?

周囲の環境に左右されるけど、もし、好きな人と物理的に距離が近かったら、絶対に活用すべきだよね。

そうだね。
でも、好きな人の気持ちを考えないと、逆効果になって、嫌われることもあるから注意してね。
皆さん、いかがでしたか?
物理的に距離が近い人に好意を抱きやすい近接効果を活用できれば、好きな人の気持ちを自分の方へ向けられる可能性が高まります。
好きな人と一緒の学校、職場、バイト先などのそもそもの巡り合わせが関係してきますが、もしその幸運に恵まれたのであれば、チャンスを生かしましょう。
そうでは無くても、自分から積極的に行動することで近接効果を発動することができます。
近接効果を活用して、好きな人と距離を縮め、相手にとって”特別な人”へと昇華し、特別な関係になれるように願っています。
特に一途な方は空回りしないように注意し、叶えたい恋愛を叶えましょう。
この記事が皆さんの役に立てれば、幸いです。
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