好きな人との二人きりの沈黙の時間を「気まずくない」に変える方法！

好きな人との二人きりの沈黙を「気まずくない」に変える方法を紹介します。これを理解すれば、会話が弾む素敵な時間を楽しめるようになりますので、ぜひご覧ください！

それではどうぞ。

皆さんも好きな人と一緒に居る時間は精一杯楽しみたいと思っているけど、一緒に居る時間ずっと楽しめるわけではありません。

必ず、沈黙の時間というものが訪れ、恋愛経験が少ない内はその時間のやり過ごし方が分からず、焦ったり、戸惑ったりした経験があると思います。

しかし、好きな人と仲良くなっていく上では、沈黙の時間を避けては通れないし、その沈黙の過ごし方こそが今後の２人の恋愛を占うと言っても過言ではありません。

この記事では、「好きな人との沈黙の時間の楽しい過ごし方と考え方」について僕の周りの意見も含めて書いていきます。

沈黙の時間はどんな仲の良いカップルにだって訪れる

好きな人を好きになるほど、”一緒に居たい”という思いが強くなる反面、いざ一緒に過ごすことになったとすると、”沈黙になったらどうしよう”という不安に苛まれます。

しかし、沈黙を怖がっているようでは、普段通りのあなたを出せませんし、緊張が相手に伝わってしまうとなおさら、お互いが何か話さなければと思い、居心地の悪い空間が出来上がってしまいます。

皆さんは不安かもしれませんが、どんなに仲が良いカップルや夫婦でも沈黙の時間は必ず訪れます。

外にいる時は、会話が絶えないカップルを目にすることが多いかと思いますが、それは外出している、楽しんでいる、気分が盛り上がっているから会話が続くのであって、運転の最中、まったりしている時、疲れている時は沈黙の時間があって当たり前なのです。

ましてや、あなたと好きな人の仲がそれほど縮まっていなければ、沈黙の時間ができてしまうことは当然なのです。

だからこそ、沈黙の時間ができないように頑張ることも必要ですが、沈黙の時間ができること前提で沈黙時の過ごし方に着目した方が好きな人との恋愛がより良い方向に行くのです。

大事なのは好きな人との沈黙の時間にお互いが気まずくないと感じているか

これまでに沈黙の時間が発生することはやむを得ないことだと書いてきました。

しかし、好きな人と一緒に居る時の沈黙の時間は緊張し、何とかしなければと思ってしまいます。

ここで重要なのは、沈黙の時間の長短では無く、沈黙の時間にお互いがどう感じているかになります。

お互いが沈黙の時間すら心地良いと感じるのであれば、既に良好な関係性を築けていることになります。

沈黙の時間に気まずい、どうにかしなければという使命に駆られたのであれば、まだまだ距離を縮めなければならないということです。

沈黙の時間に相手が他のことをし始めたのであれば、あなたに対する気持ちが薄いとも言えます。

沈黙の時間ができてしまうとどうしても、以下のようなマイナスの感情を抱いてしまいます。

• 相手が自分との会話に飽きてしまったのではないか
• 自分がつまらない人間だと思われてしまうのではないか
• 本当は自分との時間を早く切り上げたいのではないか

恋愛では相手を思いやる心は大事ですが、思いやりが過ぎることも良くなく、むしろ空気を読めない方が成功しやすいとも言われているのです。

とにかく好きな人と過ごす時間に沈黙の時間ができてしまったら、まずお互いがどう感じているかに注目してみましょう。

好きな人と二人きりになると沈黙の時間ができてしまう原因

沈黙の時間ができてしまうのは仕方が無いとは言っても、考え方を変えてみれば、好きな人と距離を縮める時間を無駄にしているとも言えます。

できれば沈黙の時間を限りなく少なくして、2人の有意義な時間にしたいものです。

そのため、沈黙の時間ができてしまう原因を把握しておくと、沈黙の時間を少なくするための対処法をとれます。

それでは、沈黙の時間ができてしまう原因について見ていきます。

話題が無い（お互いのことを知らない）

まだ出会ったばかりだったり、お互いのことをそれほど知らない状況だったりすると、どうしても沈黙の時間が生まれてしまいます。

おそらく、会って最初の内は相手の上辺だけをなぞるような会話になり、それが終わると何を話せば良いか分からなくなります。

ここが難しいところで、人は出会ってからきちんとした信頼関係が構築できるまでは、相手に自分の情報をなかなか出しません。

そのため、一方が好意を持っていたとして、どんなに話題を展開しようと頑張ったところで相手の反応が薄いため、お互いの間に温度差が生まれ、沈黙の時間が自然と生まれることになるのです。

お互いが緊張している

初対面でも関係なく、誰とでも仲良くできる人であれば、相手もその状況を見て、心開いてくれますが、ほとんどの方は相手のことを知らない内は緊張してしまいます。

そのため、リラックスすればいくらでもコミュニケーションを取れる人でも、緊張してどう振舞って良いか分からなくなります。

また、相手からも緊張していることが伝わってきて、なおさら緊張してしまうため、居たたまれない気持ちになるのです。

そうなると、この空気を何とかしなければという義務に近い感情を抱き、頑張って話題を探そうと必死になります。

しかし、同時に失礼が無いようにと言う思いが強くなり、雑念が入るため、いつも通りのコミュニケーションをとれずに、本人の中では焦りはあるものの、沈黙の時間が続いてしまうのです。

自分勝手な話ばかりして相手が疲れた

逆に、沈黙の時間が続かないように自分の話をしている内に、相手が疲れてしまったというパターンも存在します。

たまに勘違いしている人がいますが、コミュニケーション能力が高いということは自分がどれだけ話せるかではありません。

以下のように、自分と相手のバランスをとりながらも、お互いに心地よい空間を作れる人を本当にコミュ力が高いというのです。

• お互いの共通する話題を引き出す
• 相手中心の話題を展開し、相手に合わせた会話ができる
• 話の内容に沿った感情を出したり、相槌を打ちながら、相手に話を聞いていると安心させる

上記の条件を満たさずに、自分だけが気持ちよく話していれば、時間が経つにつれて相手は疲れてしまい、話す気が失せてしまいます。

すると、あなたが話す内容が無くなった途端に、沈黙の時間ができてしまうのです。

あなたのことを脈なしだと思っている

人は大人になるにつれて、社交辞令を身に着けるため、あなたのことを脈なしだと思っていたとしてもなるべく態度に示さないようにします。

しかし、以下のような人はその限りではありません。

• 自分の感情が態度に出やすい人
• 曖昧にしておくことを嫌い、何事もはっきりさせておきたい人

上記の人は、脈なしサインをバンバン出し、もし、２人きりの空間になったとしてもあなたと会話しようとしません。

そのため、あなたがいくらコミュニケーションをとろうとしても、以下のような反応をして、直ぐに会話を終わらせようとします。

• そうだね。
• うん。
• 無言で、笑顔だけ。

このように、会話を続けたくないと伝わってくるような反応が見て取れます。

この場合は、あなたの努力が実を結ばないため、その場から離れたり、切り上げたりと無駄な時間を過ごさないようにしましょう。

恋愛では引き際が大事なので、自分が満足したタイミングで引くようにしましょう。

リラックスしている

この場合は、脈なしの可能性もありますが、脈ありの可能性も高いです。

リラックスしているということは、あなたを信頼している証であり、そこに入れただけで好きな人にとってあなたは特別な存在になっているのです。

問題は、特別な異性になっているのか、友達として見られているのかということになります。

異性として見られていたら脈ありのため、恋愛を進める上で大きくリードできていますが、友達として見られている場合は脈なしのため、今後の恋愛の可能性はかなり低くなります。

お互いにリラックスしていても、目的は好きな人と”異性として距離を縮めること”のはずなので、以下の手法で2人の関係性をしっかり把握しておいたほうが良いです。

• 好きな人に直接聞く
• あなたの友達にあなたのことをどう思っているか聞いてもらう
• 好きな人の友達に近づき、好きな人の好きな人の情報を取得する

この内、3番目はリスクが高く、自分には興味がないと思われ、恋愛対象外にされてしまう可能性がありますので、十分に注意しましょう。

自分に自信が無い

好きな人と同じ空間にいるだけでうれしいものですが、自己肯定感が低いと2人きりになった時に、以下のような感情を抱きます。

• こんな自分と話して、相手は嫌にならないだろうか
• もし、話が続かなかったらどうしよう

このように、マイナスの感情ばかりが頭の中を埋め尽くしてしまうため、余計に緊張してしまいます。

そのため、会話はできるかもしれませんが、話す内容や態度にもその影響が現れ、どこか面接のようになってしまい、1ラリーで終わってしまうこともしばしばです。

そうなると、相手はあなたとの会話に違和感を感じ、自分とは合わない、なんかこっちも緊張すると心を閉ざし、余計に沈黙が加速してしまうのです。

デートなどの緊張感のある場面

皆さんも、普段であれば問題なく会話出来ていたとしても、好きな人と特別な場面に出くわした時は、心持ちが異なるため、いつもと違う自分になり、緊張してしまうと思います。

特に以下のような状況の際に、特別緊張することになります。

• 初めて2人きりは話す時
• 初デート

上記のような場面では、緊張して当然ですし、自然と沈黙が生まれてしまうのです。

特に、好きな人と2人きり、初デートを意識すればするほど、ドツボに嵌ってしまいます。

好きな人と二人きりの時の沈黙の時間の意味

好きな人との沈黙の時間の原因について見てきましたが、皆さんはどれに当てはまっていましたか？

ここでいったん好きな人との沈黙の時間の意味について考えてみましょう。

好きな人との沈黙の時間を想像すると緊張や不安などのマイナスなイメージが先行してしまいますが、実際はマイナスばかりとは限らないのです。

考え方を変えると、好きな人との沈黙の時間は、お互いに心を通わせる特別な瞬間とも言えます。

好きな人との恋愛を進めていく上で、”何もしない時間にどう感じるか”が重要になってきますが、沈黙の時間を共にすることで、言葉に頼らずに、ただ存在することでお互いを感じることができます。

この時間は、お互いの存在を確認し合うために必要なものであり、静かな時間が流れることで心の距離が縮まり、お互いが素の状態を出せる手助けをしてくれます。

そのため、沈黙の時間を避けずに受け入れることで、より深い絆、信頼関係を築くことができるのです。

好きな人と二人きりの時に沈黙を発生させない対処法

沈黙の時間は好きな人と距離を縮める上で大切なものであり、モテる人や恋愛経験が豊富な人は意図的に沈黙の時間を作り出します。

だからと言って、何も対処せずにかまけていては、沈黙の時間が多くなるだけであって、アプローチできる時間を無駄にしているにすぎません。

しっかりと好きな人と距離を縮められる人は、沈黙の時間と楽しむ時間にメリハリをつけているから、沈黙の時間がより生きてきます。

逆に、沈黙の時間しか無かったら、一生好きな人との間にある壁を取り除くことはできません。

恋は時とタイミングが重要であり、いつまでもチャンスがあるわけではありませんので、沈黙の時間と楽しむ時間にメリハリを付けながら、チャンスをものにしましょう。

それでは、沈黙の時間ができないようにするための対処法について見ていきます。

質問をする

沈黙の時間が多い時に、相手から話し出すのを待っていてはいけません。

沈黙の時間は自分が破るくらいの気持ちで行かなければ、お互いが受け身の場合は一緒に過ごしている時間が無意味になってしまいます。

一緒にいられる時間は有限なので、好きな人とは楽しく時間を過ごしたいものです。

沈黙の時間を破る方法はいくつかありますが、その中の一つの手段として相手のことについて質問することが挙げられます。

質問をする行為はコミュニケーションをとる上で基本となり、相手の情報を引き出す際の手段になります。

また、相手に興味を抱いていることを間接的に伝えることになるため、質問すると、今までの沈黙が嘘だったかのように晴れ、会話が続くようになることはよくあることです。

ただし、質問をした際に相手が乗り気ではなかった場合は以下の可能性が考えられますので、注意しましょう。

• 警戒心が解けていない
• あなたを脈なしだと思っている
• 緊張している
• 好き避けしている

質問をすることで、相手の声や反応、内容からより多くの情報が得られるため、質問は大事なのです。

２人の共通の話題を出す

沈黙の時間をなくすには、２人が楽しむ必要があります。

一方が楽しんで、もう一方が楽しめていなかったら、いずれ沈黙の時間が待ち受けることになります。

そうならないように、２人の共通の話題を出す必要があります。

初対面やそれほど相手のことを知らない時期はなかなか２人の共通点を探し出すのは困難ですが、質問をすることで共通点を見つけられます。

それでも、共通点が無いと悩んだ場合は、以下のように過去の話をすれば良いです。

• 小さい頃、流行した遊び
• 学生時代の思い出
• 自分の好きな映画や歌

今にこだわってしまうと、共通点を見つけにくいかと思いますが、過去まで遡ると必ず共通点はあります。

好きな人を褒める

沈黙の時間が多い時の打開策として、好きな人を褒める行為が挙げられます。

よく初対面でも、居心地よく感じる方が周りにいらっしゃると思います。

その人たちを観察すると、相手を褒めるところから入っていないでしょうか？

人は基本的に褒められると嬉しく感じるもので、高かった警戒心を下げ、心を開きやすくなります。

そのため、共通の話題に困り、質問する内容すら思いつかない場合は、好きな人の良いと思うところを褒めると場が和み、一気に距離を縮められる可能性があります。

この時により効果的なのは、相手が褒められて本当にうれしい部分を褒めることです。

褒める側はパッと思いついたから褒めたとしても、褒められる側は褒められた部分をよく見ており、相手がどれだけ自分を理解しているのかを判断していることがあります。

そのため、相手が褒められ慣れていない本当に喜ぶ特徴を褒めることができれば、心を開いてくれ、一気に距離が縮まるかもしれません。

自己開示をする

沈黙の時間は何も自分だけが気まずいと思っているのではなく、相手も同様の気持ちでいることが多いです。

人は質問をされたとしても、警戒心が強ければ、なかなか本音を答えず無難な回答に終わってしまいます。

好きな人と距離を縮めるためには、本音を交えながら、深い話をしなければなりません。

しかし、人は自分の本心を他人に見せるのは怖いため、なかなか開示しようとはしません。

そのため、相手の心を開かせるために、まずはあなたの方から心を開き、相手に以下の印象を与えましょう。

• 自分も素を出して良いんだね。
• この人だったら安全だね。

自己開示することで、好きな人に興味があること、今までの経験などを伝えられるため、お互いが相手のことを理解するきっかけを作れます。

また、自己開示により、お互いに共感する部分や共鳴する部分を見つけ出せるため、より深い会話ができるようになり、沈黙の時間が皆無なまま過ごすことができます。

自分磨きをする

自分磨きをすることで、沈黙の時間を少なくできます。

自分磨きというと、外見面での変化をイメージしてしまうくらい見た目の改善の印象が強いですが、会話の引き出しやネタを増やすこともできるのです。

自分磨き＝努力で、結果が出るかどうかは本人の努力や潜在能力に左右されますが、その過程で積み重ねていった経験や自信、知識を自分のものにでき、それらは自分の財産になります。

それらを上手くアウトプットできるようになると、今までの以下のような沈黙の原因を取り除くことができます。

• 相手が話している内容に共感できず、会話を終わらせてしまった
• 話の引き出しが少なすぎて、どうすれば良いか分からなくなってしまった
• 好きな人の前では自信が持てずに、受け身の姿勢になってしまっていた

自分磨きで自信をつけ、フル活用しましょう。

好きな人と二人きりの時の沈黙を「気まずくない」に変える心の持ち方

過度に緊張しすぎず、落ち着いて自分を信じる

沈黙の時間ができた時は、この状況を変えなきゃと焦る気持ちは分かりますが、その焦りは相手にも伝わるため、以下のようなイメージがついてしまいます。

• この人と一緒にいて大丈夫かな
• 自分も何か話さないと悪いかもしれない
• この場にいたくない

このように、マイナスな印象を抱かれるため、頼りにならないと思われてしまいます。

恋愛では余裕が大事であり、どんな事態が発生した際も落ち着いて対処できる人に魅力を感じますし、この人といると安心できると思わせることができます。

そのため、一度深呼吸をして、自分を落ち着かせることから始めましょう。

そして、自分の魅力や価値を再確認し、自信を持つことで、沈黙の時間に対する不安感を軽減することができます。

ピンチでは無く、自分をアピールできる最大のチャンスに変える

好きな人との沈黙の時間は不安を感じさせますが、見方を変えると自分の話を聞いてもらえるチャンスでもあります。

2人で盛り上がっている時間は、相手と自分が楽しめるように合わせた会話をすることが多く、なかなか自分をアピールする機会は訪れません。

しかし、沈黙の時間は相手も何か話してほしいと思っていることが多いため、あなたの話に耳を傾けてくれます。

そうなると、あなたの話がすっと頭の中に入り、記憶に残りやすくなるため、あなたの魅力が印象に残りやすくなり、一気に距離を縮められるようになるのです。

普段であれば、自分の話をしたいと思っているため、人の話を聞いている時でも雑念が入り、記憶に残りづらいですが、沈黙の時間はそうではないため、利用しない手はありません。

沈黙を受け入れる

沈黙になったとしても、沈黙の時間を受け入れる勇気を持ちましょう。

恋愛を進めていく上では好きな人との間に沈黙の時間ができることは当然のことであり、どうにかして避けようとするのではなく、沈黙の時間を楽しむ心も重要になります。

沈黙の時間は見方を変えると、好きな人との相性を確認できる時間とも捉えることができます。

人は恋人にはドキドキ感、結婚相手には安心感を求める傾向があり、沈黙の時間を一緒に過ごすことで好きな人との相性を確認し、運命の人かどうかも判別できます。

ただし、自分だけが沈黙の時間を楽しんでいたとしても、相手は楽しめていないかもしれないため、リラックスしている様子を見せ、和みと癒しを与え、相手を安心させてあげましょう。

また、沈黙を受け入れることで自分自身を落ち着かせることができ、好きな人との時間を有意義なものにできるのです。

自分の弱点が浮き彫りになる

人はピンチに陥った時に初めて自分の弱点に気づくものです。

例えば、好きな人との沈黙の時間が訪れても、気にせずに普段通りの自分でいられるなら、どんな時でも余裕を持てることになります。

しかし、好きな人との沈黙の時間という窮地に立たされた時に、振る舞い方が分からなくなったり、どう対応して良いか分からず困惑してしまい、普段通りの自分ではいられない場合はそれは改善すべき部分となります。

好きな人と過ごす時に最も恋愛経験の差が出るのは、沈黙の時間の過ごし方であり、それがそのまま相手の安心感や信頼感に直結してしまいます。

沈黙の時間に判明したことを改善して行くことで、より魅力的な自分を作り上げることができるのです。

好きな人と二人きりの沈黙の時間を気まずくない時間に変え、楽しむ心を忘れないようにしよう

これまでも書いてきたように、どんなに親しい間柄であったとしても、沈黙の時間は必ず発生します。

好きな人と話している間は楽しい時間なのは当たり前ですが、沈黙の時間にどれほど楽しめるかで今後の恋愛の進め方が大きく変わってきます。

人によっては相性を確かめるために、わざと沈黙の時間を作ることもあるくらい、沈黙の時間は大切であり、かけがえのない時間なのです。

沈黙の時間が怖くて、あたふたするのではなく、お互いに考え事をする時間や落ち着いて相手を観察する時間と捉えましょう。

すると、好きな人の新たな一面を発見でき、それが会話のきっかけとなり、お互いの距離感を深めることができる可能性があります。

また、自分自身の内面と向き合う良い機会でもありますので、沈黙の時間を有効活用してみましょう。

沈黙の時間を楽しむことができれば、恋愛に必要な以下のことが分かります。

• 好きな人への本当の気持ちの強さが分かる
• 素の状態で居心地が良いか、相性を確認できる
• 自分の弱点を把握できる

恋愛経験が浅い内は難しいかもしれませんが、沈黙の時間を素で過ごせるようになれば、恋愛において怖いもの無しと言っても過言ではありません。

好きな人と二人きりの沈黙の時間にやってはいけないこと

好きな人との沈黙の時間は、緊張の上に緊張が重なるため、普段考えていないこと、思ってもいないこと、言ったらいけないことなどを表面化してしまう普段とは異なる自分が出てきてしまいます。

そのため、好きな人との沈黙の時間にやってはいけないことをし、恋愛対象外になってしまうこともあるのです。

そうならないようにするために、沈黙の時間にやってはいけないことを把握しておきましょう。

他の異性の話題を出す

沈黙の時間に慣れていない方は、緊張をそらそうと別の世界の話題を持ってこようとしがちです。

そのため、緊張で好きな人が前にいるという感覚がマヒしてしまい、他の異性の話題を出し何とか沈黙の時間を打破しようとすることがあります。

恋愛では、好きな人の前で他の異性の話題を出す時は、嫉妬させる目的以外ではやってはいけない行為であり、一歩間違えると以下のように思われます。

• 自分には興味が無いんだね
• 何を考えているのか分からない
• 嫉妬させたいの？

このように、マイナスな感情を引き起こし、一気に関係性が悪化し、今後の恋愛を難しくしてしまうことになり兼ねません。

そのため、好きな人の前で他の異性の話題を出すのは止めましょう。

他人の悪口を言ってしまう

人は不安を解消するために常に他人と比較してしまうものです。

そのため、無意識の内に、自分より立場の弱い存在を認識することで、自分の存在意義を確認したり、安心したりする傾向にあります。

緊張で普段通りの自分ではいられなくなると、普段抑え込んでいる弱い自分が出てきて、他人の悪口を言ってしまうことがあります。

たまに出る不満や悪口であれば、人間味が出てそれもまた魅力的に捉えられますが、悪口に花が咲いてしまうと、それだけで時間を食いますし、相手にマイナスの印象しか与えません。

沈黙の時間になると、何か話さなければならないと焦って、普段強く思っている部分が出てしまうため、悪口が出てしまいやすくなるのです。

特に、我慢強く、ストレスをためがちな方によく見られる現象なので、自分を見失わずにきちんと自分の印象を高める話題を選択しましょう。

自己否定する

沈黙の時間ができてしまうと、自分の実力不足だと思い、自己否定に走る人がいます。

しかし、自己否定したところで状況が一変するわけでは無いし、むしろさらに自信が無くなり、好きな人との時間を楽しめなくなる原因にもなります。

人はマイナスのことが起こると気分が下がり、それを自分のせいにすることがありますが、恋愛においてはそれは御法度です。

自分はそれで良いかもしれませんが、相手の立場になって考えてみてください。

もし、好意を抱いている人がネガティブで頼りないと判明したら、抱いていた好意レベルが下がる可能性は高いです。

もちろん、人はマイナスな事があった際に落ち込み、自分を否定したくなることはあります。

しかし、それがたまにであれば力になりたいと思うのであって、もし通常運転であれば以下のようにマイナスの印象を抱かれます。

• 慰めなくちゃいけないのが面倒くさい
• 自分が気を張らなきゃいけず、弱みを見せられない
• いつも肯定してあげなきゃいけないから、一緒にいると疲れる

自己否定は好きな人からの印象を下げる可能性があるので、沈黙の時間でもドンと構えましょう。

沈黙の時間ができてしまうのを好きな人のせいにする

自分は頑張って話題を提供しているにも関わらず、相手の反応が思った通りではなく、沈黙の時間ができてしまうと沈黙の原因を相手に押し付けてしまうことがあります。

もちろん、あなたの頑張りは認められるべきですが、人は違って当たり前であり、必ずしもあなたの感情を共有できるわけではありません。

そのため、自分の思い通りに行かなかったとしても、相手を責めるのは止めましょう。

どんなに信頼できる相手であっても、期待しすぎない方が良いと言われているのには、きちんとした理由があり、自分が勝手に期待しているにも関わらず、相手が応えられなかった時に責めるのはお門違いです。

過度に自分を責めるのはいけませんが、好きな人を楽しませられなかった自分の力不足ととらえると気軽になりますし、自分の成長にもつながります。

また、相手を責めることで関係の悪化にもつながりますので、せっかくの好きな人との時間を嫌われる時間にしないようにしましょう。

とにかく、相手の反応に一喜一憂していると、嬉しい時とそうではない時の落差が激しくなるため、相手の反応に依存しないようにしましょう。

社内恋愛やバイト先での恋愛で好きな人と二人きりになった場合

職場やバイト先の好きな人と一緒にいる時は、仕事中ならまだしも、休憩時間やプライベートの時間などは相手のことを異性として意識するため、沈黙の時間が生まれやすくなります。

お互いが相手に好意を見せると、今後の関係性に響くと考え、下手に話せなくなった結果、沈黙の時間が生まれてしまうのです。

しかし、同じ業務をこなしているとしたら、沈黙になったとしても以下のように話題はいくらでも浮かんでくるはずです。

• 接客業であれば、クレーム時の対応など
• 飲食業であれば、自分のこだわりなど
• 技術職であれば、自分の得意な分野など

このように、話題に関しては事欠かないため、かなり恵まれた状況です。

また、上記のような話題を出すことで共通の話題になりますし、盛り上がると同時に自分の考えや思いも伝えられるため、深い話をすることができるようになります。

すると、相手も心を開いてくれ、相手からも話してくれるようになり、自ずと沈黙の時間が減っていきます。

社内恋愛やバイト先での恋愛の場合は周りに転がっている共通点を拾うことで、沈黙を回避し2人の距離を縮めるための手助けをしてくれるのです。

遠距離恋愛で沈黙の場合

遠距離恋愛が長くなると、LINEや電話では普段通りの自分でいられますが、たまに2人で会えるとなった場合は、他の感情が入り交ざり、沈黙の時間ができてしまうことがあります。

どんなに仲が良かったとしても、会えない時間が続くと、どこか他人のように感じられ、また、自分の振る舞い方を忘れるため、気まずさを感じるようになるのです。

しかし、この場合は相手に対してマイナスの感情が沈黙につながっているのではなく、以下のようなプラスの感情に支配されていることが沈黙が発生してしまう原因です。

• 会えてうれしいという感情でいっぱいで、話す余裕が無い
• 久々に面と向かって会えた安心感で満たされている

このように、相手との時間を噛み締めすぎるがゆえに、沈黙の時間ができてしまうのです。

しかし、久々に会えた時に沈黙の時間ばかりだとせっかくの時間が無駄になるため、あなたが以下のようにリードしてあげましょう。

• 二人の思い出を振り返り、過去に浸って、お互いの感情を共有する
• 会えてうれしいという思いを素直に出し、感情を爆発させる
• 2人の未来を想像し、一緒に楽しむ

このように、会えない時間が長い分、会った時に会えなかった分の楽しみで補うことが遠距離恋愛が続くコツになります。

好きな人と二人きりの沈黙の時間を気まずくないに変え、好きな人との距離を縮めよう

沈黙の時間は2人の距離を縮める上でも、距離を縮めた後でも必要になりますが、あまりにも長くなると2人でいるのに、時間を持て余してしまっている状態になります。

相手がその時間をリラックスして過ごしており、素を出しているのであれば、あなたとの時間はより良いものだと感じているはずです。

しかし、緊張感が漂っている場合は、お互いに沈黙の時間の使い方が分からなくなっている可能性が高いため、何とかその状況を打破した方が今後の恋愛につながります。

沈黙の時間でも余裕を持った態度を示し、それを行動に移せると相手も安心しますし、以下のようなメリットも得られます。

• 耐えられない沈黙の時間が解消される
• 気まずさが軽減される
• 新たな発見が生まれる
• 気持ちの共有がしやすくなる
• 心の距離が縮まる

沈黙の時間の意味を理解しつつ、沈黙の時間を有効活用することで早く距離を縮められますし、楽しい時間と沈黙の時間で様々な相手を発見できるので、今後の恋愛にも役に立ちます。

沈黙の時間はどうしても気まずくなり、お互いがぎくしゃくしてしまうため、居心地が悪く感じ恋愛においてマイナスになってしまうことが多いです。

好きな人との恋愛を成就できている人ほど、沈黙の時間の過ごし方が上手く、モテる人は必ず沈黙の時間でも、焦らずに相手に居心地よく感じさせています。

沈黙の時間を制する者が恋愛を制すると言っても過言では無いのです。

【体験談】好きな人との二人きりの沈黙の時間を楽しむ方法

好きな人との沈黙の時間は、意外と心地よいものです。

この瞬間を楽しむためには、まずリラックスすることが大切です。

お互いに気を使わず、自然体でいることができれば、言葉がなくても心が通じ合う感覚を味わえます。

私の体験談としては、静かなカフェでのひとときが特に印象に残っています。

お互いに飲み物を楽しむ中、窓の外を眺めながら共に過ごす時間は、言葉以上のコミュニケーションを生み出しました。

時折目が合うだけで心が温かくなり、沈黙が心地よいものになるのです。

このような瞬間を楽しむためには、共通の趣味を持つことや、静かな場所を選ぶことも効果的です。

沈黙を恐れず、共に過ごす時間を大切にしましょう。

まとめ

「好きな人との沈黙の時間の楽しい過ごし方と考え方」について書いてきました。

皆さん、いかがでしたか？

恋愛において、好きな人との沈黙の時間は必ず訪れます。しかし、その時間が耐えられないと感じることもあると思いますが、しっかりとした対処法を知っておくことが大切です。

まずは、相手とのコミュニケーションを大切にすることが重要で、沈黙の時間が生まれた時に、無理に話題を探そうとせず、自然体でいることが大切です。

また、相手が話したいことがあるのかどうかを見極めるために、聞き役に徹することも大切なので、相手の話をじっくりと聞くことで、距離感も縮まることでしょう。

沈黙の時間が耐えられないと感じるのは、自分の不安や緊張が原因かもしれないので、深呼吸をするなど、リラックスする方法を取り入れましょう。

自分の感情を抑えることで、冷静な判断ができるようになります。

最後に、相手との沈黙の時間を楽しむことも大切で、静かな時間を共有することで、お互いの存在を肌で感じることができます。

相手の表情や仕草をじっくりと観察することで、新たな発見や感動が生まれるかもしれません。

好きな人との沈黙の時間が耐えられないと感じた時には、これらの対処法を試してみてください。

相手とのコミュニケーションを大切にし、自分自身の心を整理することで、より良い関係を築くことができるでしょう。

そして、沈黙の時間を楽しむことで、深い絆を育むことができるかもしれません。

この記事が皆さんに役に立てれば幸いです。